北野誠のズバリ

北野誠も納得?リスナーの大阪恐怖体験

「この3年間怖かった」
これは、今シーズン限りで阪神タイガースの監督退任が決定した、金本知憲監督の印象的な一言。

10/15の『北野誠のズバリ』のテーマは、この言葉にちなんで「こわかった!」。

リスナーから数々と「こわかった!」が寄せられましたが、大阪で恐怖体験をしたというAさんのおたよりをきっかけに、とめどなく「大阪、こわかった!」エピソードが登場する流れとなりました。

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恐怖の自転車

「怖かったといいますと、土日大阪に遊びで泊まりに行きました。八尾や大阪城にも行き、本町に泊まりましたが…」(Aさん)

「なかなかディープなとこ行ってますね」「なんで八尾や!先頭に八尾来る!先頭が八尾っておかしい!」と、八尾は遊びに行くところではないと不思議がる北野誠とITジャーナリスト・井上トシユキ。

「『初めて大阪行ったけどまず八尾入って…』ちゃうちゃうちゃうちゃう!」と、2人はとにかく否定し続けます。

結局、八尾に親戚がいたのではないか?という結論に落ち着きました。

Aさんのおたよりに戻ります。

「どこであっても大阪の自転車は怖かったです、ノンストップです。
赤信号も細かい道なら止まりません。人が歩いてても避けません。道を横断する時後ろも見ません。ほんま怖かったです。

息子に、『こんな大人になったらアカンよ』と何度も言いました。
大阪の自転車には、異様なほどサイドミラーが付いてますが、そんなん付けるより、赤信号は止まったほうがええんとちゃいますか?」(Aさん)

ナニワのDNA

「息子にね、『こんな大人なったらいかんよ』ということを言うよりも、『大阪に住んだらいかんよ』って何度も念を押しといたほうがいい」と、突拍子もないアドバイスをする北野。

井上は、危険運転をする大阪の自転車の多くにバックミラーが付いている謎を解き明かします。

「無軌道な自転車の前カゴから持って行きよる、ひったくりが多いからです」

この言葉に「すごい!」と感心?する松岡亜矢子に、「どんな街やと思うやろ?すごいぞ、大阪は。ちょっと想像の斜め上行くからな」と言い聞かせる井上。

北野も、大阪の自転車は名古屋の比ではないぐらい怖いと言います。

北野「自分が法律ですから」
井上「老若男女、あんまり世代間ないからね、おっちゃんもおばちゃんも怖い。ガキも怖い」

北野「だから、北野誠のDNAやなくて、大阪のDNA。それが怖い」
井上「ナニワのDNA」

デンジャーゾーン

「大阪怖いって1枚読むと、大阪みなさんめっちゃ出てきますね」と北野が話すように、ここから続々と「大阪、こわかった!」が寄せられました。

「大阪は怖いと思ったのは、友人と吉本新喜劇を観に行ったかなり前なんですが。

なんばグランド花月の近くのアーケード街から少し入った路地で、黒塗りの外車が数台。
そして一目で"オジキ"とわかる人たちが横一列に並んで、両ひざを曲げ、両手を膝に置いた、独特のポーズで親分方を迎える場面に出くわしました。

僕と友人は固まったまま、本当にハトが豆鉄砲食らったような表情で、少しずつ後ずさりするしかありませんでした。いやー本当に怖かったです」(Bさん)

Bさんに「素人がそんなとこいくからや!」と忠告する北野。

その地域は、ロケでカメラを回すと若い衆が飛んでくる、いわゆる"デンジャーゾーン"なんだとか。

大阪LOVER

「私も大阪に2年住んでいて、大阪の怖さを知っています。歩道を歩いていたら、背後から自転車に乗ったおばちゃんが『チャリンチャリンチャリンチャリンチャリン』と、けたたましくベルを鳴らして迫ってきます。

何ごとかと振り返ると、このおばちゃん携帯で誰かと話しながら、自分勝手に歩道のど真ん中を突進していくのでした。

その時私思いました、『これが大阪なんや…』。覚悟を決めた、えらいところに来てしまったと思った瞬間でした」(Cさん)

大阪で「どいてどいてどいてー!」と言いながら自転車を運転しているおばちゃんも見たことがあるという松岡に、『大阪LOVER』やねと、なぜかドリカムの名曲を持ち出す井上。

「3年前、八尾にある有名な1杯10万円のコーヒーを出す喫茶店、『ザ ・ミュンヒ』に行ったんですが、近くのコンビニにはテープでぐるぐる巻きにされ、『無断駐車禁止』と書かれた車が置かれていました。

名古屋では考えられないし、怖かったです」」(Dさん)

「まっ、八尾ですからね」と、地名であっさり納得してしまう北野。

「さっき、なんで八尾行ってんやろ。教えてくれ!なんで八尾行ったんや」と、最初のAさんの話がまた気になりだします。

大阪に入ったら大阪に従え

「みなさんそんなに大阪が怖いんですかねぇ」と北野がぼやくように、番組後半になっても、まだまだ大阪に関するおたよりは尽きません。

この日のテーマは「こわかった!」から、いつしか「大阪こわかった!」というテーマに変わってしまったようです。

「あれはかなり前ですが、大阪に1人でセミナーに行った時です。
電車を降りエスカレーターに乗ってると、後ろから『オイ!』とおっさんの怒鳴り声が聞こえたのでびっくりして振り向くと、怖い顔をしたおっさんが立っていました。

何を怒ってるのかわからずとりあえず道を譲ると、『このドアホ!』と言い放たれて追い抜かれました。

唖然としながらもう一度振り向くと、エスカレーターの左端に立ってるのは自分だけ。みんな右に寄って立ってました。
『ああそうなんや、大阪は右の端に立つんや』と理解しました。

そんな俺、初めての大阪やし。そんなルール知らんし。そんでもそんな大きな声で怒鳴らんでも。『ドアホ!』って言われなアカンことなんですか?怖いとこでした」(Eさん)

「『郷に入ったら郷に従え。大阪に入ったら大阪に従え』と」、新しいことわざを披露する井上。

さすべえのポテンシャル

「怖かったといえばサラリーマン時代、大阪出張で恐ろしいものを見たことがあります。

大阪名物、自転車に2台に1台は付けてるという"さすべえ"。
誠さん、あれにね、でっかいビーチパラソルを付けて、ご機嫌に走ってるおっちゃんと遭遇しました。

満面の笑みでビーチパラソル広げて走ってはりました。
あまりにご機嫌で、めっちゃ怖かったです」(Fさん)

「これは怖いな、これは怖いわ」と繰り返す北野。

「多分ハワイ気分満喫してはったんやろね」と想像する北野と、「さすべえすごい!させるんだそれ!」と笑いが止まらない松岡。

様々なパターンの恐怖が存在するディープスポット、大阪。

さすべえのポテンシャルは無限大ということがわかったところで、「大阪、こわかった!」はようやくお開きとなりました。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2018年10月15日14時27分~抜粋

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