北野誠のズバリ

もはや「写真版の漫画」!?設定が細かすぎるファッション誌の着回し企画

9/4放送の『北野誠のズバリ』、佐藤実絵子が気になる話題を紹介する「佐藤実絵子の世界まるみえこ」のコーナーで取り上げたのは、「ファション誌の着まわし企画」について。

着回し企画という名の通り、ようは「限られた服だけで1か月毎日違うコーディネートをしますよ」というファッション紹介のページなのですが、意外や意外!

そこには、ドラマのような濃いストーリーが存在していました。

ムカつく男が上司に

この企画のおもしろいところは、ただ単に1か月のコーディネートを紹介するだけではなく、その展開がストーリー仕立てとなっているところだと力説する佐藤。

佐藤が、持参した最新10月号の『with』(講談社)を開きます。

物語のスタートは8/28。

「通勤中、感じの悪い男とぶつかった!謝りもしないし、本当しょうもないヤツ!」

ここから全てが始まります。

そしてこの2日後、その感じの悪い男が上司として彼女の前に現れるのです。

「あれ?この人ってこの前の…」と気づく女性、しかしやはりこの男性とはソリが合わず、何かとぶつかる2人。

「本当にムカつく男だな」と思っていた矢先に、ある出来事が起こります。

9/8、「大好きなラーメン屋さんに行ったら、えっアイツ?この店の常連だったの?意外と食の趣味は合うのかも…」

このように少しずつ少しずつ、女性の心の中で上司の男性が大きくなっていくのです。

驚愕のラストシーン

「感じ悪かったんちゃうんかい」と思わずツッコまずにはいられない北野誠

「そのたんびにコーディネートが違ってるわけね」と北野が納得したように、この企画のメインはあくまでもファッションコーディネート。

仕事用の洋服、近所のラーメン屋に行く時の洋服、優しい彼氏とデートの時の洋服、というように、仕事用・プライベート用など、毎日起こる様々な出来事に合わせたコーディネートが披露されています。

気になるこのストーリー、最終的にはなんと優しい彼氏とお別れをして、嫌いだったはずの上司とお付き合いを始めるという驚愕のラストを迎えるのです。

「そんな風にして今、読ませなアカンのか。ただのコーディネートではアカンのか」と驚く北野に、「ダメなんです」と言い切る佐藤。

十分に衝撃的な内容でしたが、佐藤によると今月号は「かなりマイルド」とのこと。

9月号は、なんと主人公が「結婚詐欺に合う話」だったんだそう。

事情聴取の時のファッション

婚姻届けを取りに、区役所に行く女性。

「帰宅すると、家が大荒れで彼もいないし、お金もない。まさか私、騙された?」というところからのスタート。

「警察に行く時のコーディネートもあるわけですか?」

まさかと思った北野ですが、大正解。

3日目に女性は警察へ出向きます。

「事情聴取とか本当に長すぎ!もう何も考えたくなくて、とりあえずシャツワンピ1枚を着たけど、こんな出来事に負けてそういうところまで腐っちゃダメって思って、とりあえずベルトもちゃんとしたよね。で、ヒールも履いてみたよ」

驚くほど立ち直りの早い女性です。

このように、さりげなくファッションとからめつつ物語が進行していきます。

詐欺にあってしまったこの女性、彼氏にだまされてお金がないため、しばらくゆで卵を食べて生活することに。

「なぜかって?それは完全栄養食だから!」

もはやファッションとは全く関係がありません。

女流棋士まどか30歳

このストーリーは毎月編集部が練りに練って考えていると聞いて、「わかるわかる、コーディネートよりもストーリー考えるほうが大変や!」と、力の入れ所に疑問を感じる北野。

31日分のコーディネートのために、31日分の物語が必要というわけです。

「ただコーディネートしただけの方が楽や」という北野に、「これが読みたくなる秘訣なんですよ」と佐藤。

他の女性誌でもやはりこのコーディネート企画を取り入れており、『with』よりも対象年齢が少し上の『CLASSY.』(光文社)の10月号では、主人公の職業がなんと「女流棋士」。

主役は「終盤の指し手に定評のある、まどか30歳」

このように、設定がとにかく細かいとのこと。

毎回ファッションのテーマがあり、この回の『CLASSY.』は「カーディガン6枚で9月を着まわそう」がテーマ。

北野「将棋盤のマス目に1個1個カーディガンありますけど…これ、いるんですかね?」
松原「おもしろいな」

レポドラ希望の母52歳

5月号には、さらに細かすぎる設定が用意されていました。

主人公は31歳のちえみ。

「学生時代アナウンサーを目指し受験するも、キー局は全滅。
地方局の受験は諦め、実家の横浜から通える都内の化粧品会社に就職。
しかし、女子アナになる夢を諦めきれず、28歳の時に猛勉強の末、気象予報士の資格を取る」というもの。

これを聞いた北野。

「主人公は52歳の女性、独身。CBCラジオレポーターを目指すが免許がないことを確認。
『免許持ってない。今から取りに行っても間に合えへんのやろか~』」

はて、この設定は?と思いきや、「半分ぐらいうちのお母さんですからやめてください!」と佐藤。

佐藤の母は、独身の時にCBCラジオのレポートドライバーになりたかったものの、当時免許がなかったんだそう。

「いまお母さん聴いてはるやろなと思って。そしてお父さんに反対されたと。お母さんすみません、ちょっとギャグに使わせていただきました」

話の流れから、佐藤の母の過去の裏話まで飛び出しました。

部長びんびん"着回し"物語

このコーディネート企画は女性誌のみならず、男性誌にも存在していました。

30~40代の男性向け雑誌の『OCEANS』(ライトハウスメディア)の着回し企画のタイトルが

「部長びんびん“着回し”物語」

かつてどこかで聞いたようなタイトルですが…

「ユースケの足取りは重かった。無理もない。
3連休の初日に離婚の相談のため、弁護士事務所を訪れるのだから。

朝、反射的に羽織ったのは、紺のブレザー。
『服に迷ったら紺ブレ』をとは、服好きだった父の教え」

いきなり離婚問題からのスタートです。

「離婚相談しに行くやつが、裸足に革靴履くのやめてくれへんかなぁ」と、ボヤく北野。

家族と別居中のユースケ。
ですが、優しい娘がお父さんを心配して会いに来てくれます。

職場の美人部下とイイ感じになりますが、結局失敗。
最終的には奥さんに謝って仲直りするというハッピーエンド?を迎えるようです。

もはや「写真版の漫画」

「どうでもええわ!どうでもええ!」と言いつつ、「雑誌の編集者は大変でございますね。ほんま思いますわ」と感心する北野。

佐藤いわく、これらのコーディネート企画は「写真版の漫画」。

「シチュエーションがわかるので、『あっこういう時にこういう服を着ればいいんだな』とか」とまとめようとする佐藤に、「でも、女流棋士の服はわからんと思う」とツッコむ北野。

ワクワクするようなストーリーを楽しみながらコーディネートも学べるという、一石二鳥の「着回し企画」。

「オンラインでも読めるのでよかったらぜひみなさん、着回し企画注目してみてください!」とオススメする佐藤でした。
(minto)
北野誠のズバリ
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2018年09月04日14時45分~抜粋

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