北野誠のズバリ

心霊スポットでの体調不良、気のせい?それとも…

お盆の季節といえば、やはり怪談というわけで、8月15日放送『北野誠のズバリ』は「お盆特別企画 真昼の怪談」と題し、ゲストにオカルト研究家の中山市朗さんが登場。
リスナーから届いたおたよりを含め、さまざまな怪談を紹介しました。

どれも聞くだけで怖い話ばかりだったのですが、自分で動いてみて怖いことといえば、この時期に肝だめしと称して心霊スポットを巡ること。
実際に行って怖い経験をしたという方もいらっしゃるかと思いますが、その怖さは本当のところ、何が原因なのでしょうか。

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心霊スポットは場所自体が危険

心霊スポットに行った時やその後、頭痛や息苦しさを感じるなどの身体の不調を訴えたり、いないはずの何かが見えたり聞こえたりするといった不思議な体験について、精神医学的にはどのように分析されるのかについて、生活総合情報サイト『All About』が取りあげています。

何度も心霊スポットに行った経験のある北野が、身体の不調の原因についてまず思いついたのが、「夜中に出歩くから」というもっともな理由。
普段は寝ているような時間に外を出歩くわけですから、生活リズムを崩して当然ということです。

また、中山さんや北野は慣れているために懐中電灯などの準備を万端にしていきますが、夜中3時頃に廃墟などで、普通にケータイの灯りだけで行こうとする若い男女に出会うそうです。

廃墟などは釘が出ていたり、がれきがあったりと、当然整備されていないため、思わぬ危険が潜んでいたりします。

中山さんは「危険なところにこどもの頃、入ってないんでしょうね」と、今の若い人に経験が不足していることを指摘しました。

集団心理が引き起こす不思議現象

北野がまだ学生時代の時、仕事ではなく集団で夜中に心霊スポットに行っていた時、誰かが一人「(霊が)見えた!」と叫ぶけど、実際にいたかどうか確認しに行かなかったと言います。

北野「1人の心理にみんなが引きずられていくという」
中山さん「逃げ切った後に、人がいた『ような気がする』って。オイ!(笑)」

暗いところで人の叫び声を聞くことだけで怖くなるというのもありますね。

北野「それで慌てて車に乗って、せかされて運転したらその辺の壁やガードレールにぶつかって、事故を起こして。その後、『あの心霊スポットでたたられたんだ』って言うけど、ただ慌てただけやと」

集団心理では片付けられない話

…と、ここまで聞くと、心霊スポットでの体験は精神的なもので引き起こされると言いたいところなのですが、ここで中山さんが雑誌の仕事で心霊スポットへ行った時の話をしました。

廃墟のトンネルがあり、車が通れないので歩いて行こうとしたら、すでにライトバンが止まっていたため、「先客がいるな」と思っていたところ、5、6人がトンネルから出てきて、慌ててその車に乗り込みました。

その後すぐ、赤いハイヒールをはいた女の子が1人走ってきて、同じ車に乗り込みました。

「最初に来た5、6人は何かから逃げるように戻ってきた」、「その日は雨の日でぬかるんでいて、ハイヒールでは走れるような道ではない」ということで、中山さんは「ひょっとしたら赤いハイヒールの子から逃げてたのか」と推測していました。

その他にも、霊感がない人が実際に霊を見た話が続き、どうやら心霊体験は心理的なものだけでは片付けられない、という結論となってしまいました。
(岡本)
北野誠のズバリ
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2018年08月15日13時13分~抜粋

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