かみじょうたけしが語る「甲子園の指定席化」と「チケット転売問題」

北野誠のズバリ / スポーツ

7/20放送の『北野誠のズバリ』では、『 週プレNEWS』の記事から、夏の甲子園の「指定席化」と「チケット転売問題」について取り上げました。

今年の夏で100回大会となる、全国高校野球選手権大会。

この大会から、バックネット裏のおよそ5,000席が「中央特別自由席」から、「中央特別指定席」に変更されて、この席のみインターネットでの前売り指定化されました。

この指定席化について、甲子園の常連ファンからは、「ネットができないからチケットを買えない!」「クレジットの決済ができない!」といった意見があります。  

さらに大きな問題になっているのは、チケットのネット転売。
開会式のある初日には、5倍以上の価格がついているそうです。

加熱する高校野球ファン

この問題について非常に詳しい、高校野球芸人・かみじょうたけしさんに電話でお話をうかがいました。

「板東英二さーん」と呼びかける北野誠に、「あ、どうも誠さん、どうもーお世話になってます。板東英二でございます」と得意の物まねで応えるかみじょうさん。

「アカンわ、ラジオで言うたらそのまま板東英二になってしまう」と気づいた北野、「かみじょうたけし君です、よろしくお願いします」と早々に軌道修正です。

今回の指定席化の発端は、バックネット裏を常に陣取る高校野球ファンのグループ「8号門クラブ」にあるのではないかと推測するかみじょうさん。

8号門の前で野宿をするこのグループが、新聞紙を広げ席を占拠するということが問題になり、今回の指定席化につながったのではないかといいます。

さらに最近では「8号門クラブ」に限らず、数百人もの人が席を確保するために徹夜で並んでいるという状態なんだそう。

かみじょうたけし、憂う

2年ほど前から、テレビに映るバックネット真裏の座席は「ドリームシート」という名で、小中学生の野球チームのための席となっており、「8号門クラブ」の有名なラガーシャツのおじさん(通称・ラガーさん)も、現在はやや3塁よりの席に移動しているそうです。

ネット上でも、「常連ファンが席を取りすぎ」という批判が出ていたと北野。

それに加え、徹夜で座席を取った後にこの異常な暑さの中で試合を観戦するのもなかなかの自殺行為だとかみじょうさん。
大変な事故が起こってからでは遅いと危惧します。

チケットは一日券なので、第1試合から第4試合まで、その日は試合を見放題。
ですがかみじょうさんは、指定席であるが故の怖さがを指摘します。

例えば「自分はこの試合目当てで来たから」と、1試合だけ見て帰ってしまうと、その席がそのあと完全に空席になってしまうというのです。

「100回記念大会っていうのに、バックネット裏がガラガラになってしまうと、球場の盛り上がりも欠けるのかな」と、不安を感じずにはいられない様子。

始発はもう遅い!

昨年までの空前の清宮幸太郎選手ブームの影響で、「8号門クラブ」以外の徹夜組がかなり増えたとかみじょうさん。

去年の夏、近畿勢の試合がある時は、なんと2,000人もの人が深夜の阪神高速の下にいたんだとか!

始発に乗ったらもう遅い、というとんでもない自体が発生していたのです。

ちなみに、かみじょうさんはいつもアルプススタンド観戦派。

アルプスと外野席のチケットは、200円値上がりしたものの、現行通り当日販売のシステムを継続しています。

「昔タダやったやんな。俺なんか、タダで見に行った記憶あんぞ」と北野が述懐するように、外野席はもともと無料でしたが、今回の100回記念大会から大人500円こども100円の料金がかかるようになりました。

「もともと無料っていうのがすごいシステムやったので、ここの金額には問題はないんですけど」と、かみじょうさん。

メルカリ転売問題

さらなる問題としては、「絶対バックネット裏で観戦したい」という人をターゲットに、メルカリでの転売が増えていることがあげられます。

その値段は、なんと5倍や6倍!

元々2,000円だった席が、今回の大会から2.800円に値上がりしましたが、この2,800円の席が数万円となって取引されているそうです。

「そもそも高校野球ってプロ野球じゃなくて、高野連さんが教育の一環やって言ってやっているスポーツが、完全にどこかの一部のお金儲けの道具にされているっていうが、野球ファンからすればウウン?っていう部分はありますね」と嘆くかみじょうさん。

最近のコンサートで本人確認が厳しくなっているように、購入者でないと入場することができないような、なんらかの処置が必要だといいます。

さらに、転売屋がチケットを大量に購入していて、全部さばききれなかったとなると、その座席が完全な空席になってしまうという最悪の事態も起こりえます。

ダフ屋の方がマシ?

「せっかく100回大会盛り上げようって言ってるところに。完全に売り切れになってるはずやのにガラガラっていう恐ろしい状態になるんじゃないかなと思って」と、かみじょうさんは危機感を募らせます。

「それやったらまだ、当日現場で売ってるダフ屋の方が全然マシやった」と、ついつい本音が出てしまったのは、ITジャーナリスト・井上トシユキ。

井上「すごい皮肉なことになってる」
かみじょう「そうですね、当日に行って買うことができないので」

井上「それは変な話やね」
北野「実は当日に買ってもろてる方が良かったもかもしれんなぁ、そう考えると」
かみじょう「それは僕もちょっと思うとこありますね」

このように大きな問題が起こっているので、今後、軌道修正をしていくのであろうという結論に落ち着きました。

おじいちゃん応援席

かみじょうさんは、個人的にさらに1つ気になることがあると言います。

それはお盆時期の、孫を連れたおじいちゃんについて。

そんなにシステムを知らないおじいちゃんが孫を連れて甲子園行ったものの、すでに大行列。

「行かれへんのかい!」と、おじちゃんあたる孫とおじいちゃんの悲しい背中をを何度も目撃したんだそう。

「あれがね、あれ僕いっちばん辛くて。せっかく孫との大切な時間、孫は機嫌悪なる。僕ね、どっか一番上の屋根のとこね、お盆だけでもいいんでね、お孫さんとの特別シートみたいな販売してくれんかなみたいな。いやーなんかね、実現しないあかなっていう」

もう悲しいおじいちゃんの背中は見たくないというかみじょうさんからの提案。
どうか高野連の偉い人に届きますように。
(minto)
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2018年07月20日13時12分~抜粋

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