北野誠のズバリ

疲れだけじゃなかった!目の下に「くま」ができる理由とは?

『北野誠のズバリ』の毎週水曜は、「ドクター石蔵の中高年よろず相談室」。
循環器・心療内科・更年期が専門の医師で中高年アドバイザーの石蔵文信先生に、健康の悩みや夫婦の悩みなどを伺っています。

6月27日の放送では、55歳男性から目の下にできるやっかいなアレに関する悩みを取りあげました。

[この番組の画像一覧を見る]

「50歳過ぎから目の下に"くま"が目立つようになりました。嫁に『そんなに疲れるほど働いてるの?』と言われます。老化でどうしようもないのはわかっています。
十分に睡眠を取り、お風呂で目を温めるようにタオルを置いたりしていますが、なくなりません。どうにかならないでしょうか」(Aさん)

目の下にくまがあると徹夜明けなのかと思ったり、歳を取るとくっきりとできるイメージがありますが、疲れ以外にくまができる原因はあるのでしょうか。

石蔵先生は、「まず目の下の皮膚は薄いんですよね。血管の浮き出方でだいぶ違ってくるのと、目を開閉するのでこの部分がよく動くため、しわができやすいために影ができやすく、黒っぽく見える。また、乾燥しやすいので色素沈着もしやすいところですね」と答えました。

くまの色をチェック

ここで北野が、「よく目の下にくまができていると、『オマエ疲れてんのちゃうか?』って言われますが、これ、疲労や老化は関係あるんですか?」と質問。

石蔵先生「当然老化になると、茶色い色素沈着が起きます。他にくまが青っぽく見えるのは、静脈が浮き出て、血行が悪くなっている時ですね。
また、忙しい時は頻繁に目を開け閉めするので、細かいしわができて、黒っぽく見えます」

「目を温めると良い」と言われますが、これはくまが青っぽくなっていて血行が悪い時に当てはまり、茶色は老化などによる色素沈着、黒色はしわと、くまの色によって原因や対処法が違うということになります。

病気・老化以外の原因もある!?

では、今回の相談者の方のように、よく寝ていてもくまがなくならない場合は、病気の可能性があるのでしょうか。

石蔵先生によると、原因として考えられるのは貧血やホルモンの異常、また、甲状腺機能が亢進(こうしん)すると目が飛び出してくるために目の下が影になるケース、さらに肝臓や心臓、腎臓が悪い方もくまができやすいと言われるようですので、一度調べた方が良いかもしれないとのことです。

では、実際にくまがなかなかなくならないという方は、病院の何科に行けば良いのでしょうか。

色素沈着の場合は皮膚科や美容整形、他のタイプであれば内科で血液検査などを受ければ、ある程度のことはわかるとのことです。

北野「一時期、(火曜レギュラーの事故物件住みます芸人)松原タニシは、すごいくまができてたよ。
ある和尚から『タニシくん、本当に危ないですよ』と言われて、あるところに連れて行ってお祓いを受けさせたら、本当に目の下のくま、今なくなってますからね。仕事も増えてるんで」

大橋麻美子アナ「そういう霊的なくまもあるという……」

これは、心霊スポットに数多く訪れている松原にしか通用しない解決方法ですので、気になる方はやはり、病院で診てもらった方が良さそうです。
(岡本)
北野誠のズバリ
この記事をで聴く

2018年06月27日14時11分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報