北野誠のズバリ

祝・松原タニシ、初の著書『事故物件怪談 恐い間取り』発売!

6/26放送の『北野誠のズバリ』では、この日発売となった松原タニシ初の著書『事故物件怪談 恐い間取り』を取り上げました。

制作期間は1年間ですが、実際に文字を書いたのは数か月。

「本を書くのは大変だった、難しかった」という松原が、出版に至るまでの過程や、苦労した点、本の詳しい内容について語ります。

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呪…もとい、祝・初執筆

パソコンの文字入力が苦手なため、文章はほぼiPhoneの「メモ」で書いたという松原に、「えー、今どき!?」と驚く佐藤実絵子。

出版社は『恐怖の心霊写真』シリーズでおなじみの二見書房。

「ただの怪談本を作るのではなくて、怪談好き・オカルト好き以外の方にも見てもらえるような怪談本を作りませんか?間取りを入れましょう」

このような二見書房からの提案があり、全ての怪談話に「間取り・物件情報・幽霊情報」がついているという特色ある本に仕上がりました。

「想像しながら。1つの話を読んだ後に、『ここでこんなお化けが出たのかな?』」とか。『ここでこんな現象が起きたのかな?』とかを間取りを見ながら想像してもらうと」と、解説する松原。

読み手の想像力を広げ、恐怖心を増長させる工夫がされているようです。

事故物件間取りギャラリー

その他、特徴的なのは「事故物件間取りギャラリー」。

松原が今まで借りた物件はもちろんのこと、借りようとしたけれど借りられなかった物件、事故物件を借りる候補地となった物件の間取りも収録されているんだそう。

例えば、「すぐに出て行く部屋」は前の前の住人が亡くなり、その後に住んだ人が1か月以内に出ていき、その次に住んだ人もまた1か月で出ていくという謎の部屋。

「染みの出る平屋」は、前の住人がトイレで亡くなられたという部屋。しかしトイレの裏側の壁からなぜか『オバケのQ太郎』のような染みが出てくるという部屋。

「その間取りが書いてあったりとかですね、結構読み応えがあるんじゃないかなと思っとるんですけれども」と、松原がお勧めポイントを語ります。

この夏のエース

「でもやっぱり本1冊書くのって大変やもんなー」と察する北野に、「大変でした!」と松原。

『事故物件怪談 恐い間取り』は、全256ページという大作。

北野は文庫ではなく単行本であることに感心した様子。

北野「二見書房さんとしては、今年の夏、一番力入れてるんですよ。怪談の部門でこの本の出方してるのなかなかないですから」
佐藤「エースですね」

松原は「二見書房の社運がかかってますんで!」と気合を入れられたものの、なかなか筆が進まなかったといいます。

そして、「事故をしたマフラーの女性が中華料理屋にタバコを吸いに来る話」を書いている途中でiPhoneが壊れてしまい、執筆作業はさらに難航。

結果、会議室に監禁されられ、そこからはアナログに鉛筆で書き進めたんだそう。

筆が乗ってくるゾーン

この本の話をもらったのが去年の5月。
10月から本格的にスタートしたものの全く進まず、2月3月にはいよいよ監禁されていたという松原。

今まで何冊も本を出してきた北野が、自身の経験を語ります。

「会談の場合は語りおろしになって、ライターさんおるんですが。自分だけで書く時に、本書く時って面白いんですけど。乗って来たらめっちゃ書けるんですよ」

一番乗っていた時は十数時間も手書きで書き続け、1日で400字詰めの原稿用紙に50枚以上書くことができたんだそう。

北野「そん時はもうね、筆が乗ってた。めっちゃおもろいわこれ!と思いながら」

松原「そこに至るまでがなかなか。ゾーンに入るみたいなのありますよね」

北野「飯食うのも忘れて。いまこれ頭の中に思いついたこと全部書かないと、これもう消える消えると思って」

ゾーンは、スポーツ選手のものだけではないよう。

ズバリのレギュラーが東京でイベント?

7/5(木)東京・青山ブックセンター本店にて、この番組の木曜日レギュラー・原田まりるとのトークイベント「事故物件vs哲学!」が開催されます。

「すごいやろ。松原タニシと原田まりるさんがトークライブをするっていうのが。これいうて見たら、名古屋でやってるラジオのレギュラー同士が東京で合体するって非常にまれなイベントですよ」

北野も喜びを隠しきれません。

「もし東京いらっしゃる機会があれば。19時開演でございます。よろしくお願いします」とアピールする松原でした。

『事故物件怪談 恐い間取り』二見書房 1,400円(税別)
(minto)
北野誠のズバリ
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2018年06月26日15時15分~抜粋

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