6/4放送の『北野誠のズバリ』「松岡亜矢子の地元に聞いちゃうぞ」のコーナーで取り上げたのは、愛知県を拠点に全国各地でコンサートやワークショップを行っている音楽ユニット「kajii」について。
「kajii」は、創(そう)さんとクマーマさんの男性2人のユニット。
最大の特徴は、日用品を使った自作の楽器で演奏をするということで、お茶碗や湯飲み・丼などを使って演奏をしているそうです。
最近、ペットボトルを叩いて音を奏でる新しい楽器「エアコーク」が完成したというお二人の元に、松岡亜矢子が取材に伺いました。
コーラのペットボトルが楽器に大変身!日用品で音を奏でる「kajii」
ペットボトルで『花は咲く』
「エアコーク」は、自転車のホイルに空の1.5リットルサイズのペットボトルが取り付けてあるもので、見た目はひまわりの花のような、観覧車のような形。
それを細い竹ひごにゴムを巻いているもので叩いて音を出すという楽器なんだそう。
普通に空のペットボトルを叩いても「ポンポンポン」というような、軽くくぐもった音がするのみ。
しかしこの「エアコーク」は、同じペットボトルでもまるで違う音色を奏でます。
「♪(『花は咲く』のメロディー)♪」
「へー!すごいな」と、北野誠も思わず感心するほどの澄んだ美しい音色。
スティールパンという楽器に似た、伸びのある金属音となりました。
それを細い竹ひごにゴムを巻いているもので叩いて音を出すという楽器なんだそう。
普通に空のペットボトルを叩いても「ポンポンポン」というような、軽くくぐもった音がするのみ。
しかしこの「エアコーク」は、同じペットボトルでもまるで違う音色を奏でます。
「♪(『花は咲く』のメロディー)♪」
「へー!すごいな」と、北野誠も思わず感心するほどの澄んだ美しい音色。
スティールパンという楽器に似た、伸びのある金属音となりました。
音が変化する理由
どのようにして、ペットボトルが美しい音色を奏でる楽器に変身したのでしょうか。
kajii「普通の打楽器って、木琴とか鉄琴みたいに大きさで音階が決まるのが普通なんですけど。コレの特徴は、中の空気圧を高めて音程を調整するっていうすごく特殊な調律の仕方をしていて」
松岡「圧っていうのは、何気圧とか」
kajii「一番高いので、多分5気圧ぐらい入ってる。圧力が高いほど、音が高くなる」
ペットボトルのキャップのところに自転車のタイヤのバルブがついており、それを空気入れでつないで圧力をかけ、空気をMAXまで注入。
バルブの真ん中を押さえると空気が抜けるので、その部分を少しずつ抑えながら叩いて、ドレミの音階を作っていくということです。
kajii「普通の打楽器って、木琴とか鉄琴みたいに大きさで音階が決まるのが普通なんですけど。コレの特徴は、中の空気圧を高めて音程を調整するっていうすごく特殊な調律の仕方をしていて」
松岡「圧っていうのは、何気圧とか」
kajii「一番高いので、多分5気圧ぐらい入ってる。圧力が高いほど、音が高くなる」
ペットボトルのキャップのところに自転車のタイヤのバルブがついており、それを空気入れでつないで圧力をかけ、空気をMAXまで注入。
バルブの真ん中を押さえると空気が抜けるので、その部分を少しずつ抑えながら叩いて、ドレミの音階を作っていくということです。
1.5リットルだけ!
とはいえ、このペットボトル楽器「エアコーク」にもいくつか難点があるといいます。
まず、空気は熱さで膨張し寒さで縮むため、季節によって調律が変わるということ。
そして叩かずにしばらく放置しておくと空気が抜けてしまうため、やはり調整しなければならないということ。
このように、意外に手間暇かかる楽器だということです。
「エアコーク」という名前の通り、使用するペットボトルはコカ・コーラのボトルのみ。
kajii「全部ボトル試したんですけど、コカ・コーラの1.5リットルのペットボトルでしか、うまく鳴らない。空気をたくさん入れて、結構圧力を高めるんで、炭酸系のボトルじゃないとダメなんです。柔らかいボトルだと破れちゃうんで。小っちゃいのから大きいのまでいろんなメーカーのを試したんですけど。音は鳴るんですけど、ポーンって鳴らないんですよ」
その他のペットボトルではよい響きが生まれないんだそう。
まず、空気は熱さで膨張し寒さで縮むため、季節によって調律が変わるということ。
そして叩かずにしばらく放置しておくと空気が抜けてしまうため、やはり調整しなければならないということ。
このように、意外に手間暇かかる楽器だということです。
「エアコーク」という名前の通り、使用するペットボトルはコカ・コーラのボトルのみ。
kajii「全部ボトル試したんですけど、コカ・コーラの1.5リットルのペットボトルでしか、うまく鳴らない。空気をたくさん入れて、結構圧力を高めるんで、炭酸系のボトルじゃないとダメなんです。柔らかいボトルだと破れちゃうんで。小っちゃいのから大きいのまでいろんなメーカーのを試したんですけど。音は鳴るんですけど、ポーンって鳴らないんですよ」
その他のペットボトルではよい響きが生まれないんだそう。
こだわりの素材とネーミング
創さんとクマーマさんの2人が音楽活動でコンセプトにしていることは、「どんな素材を使ってできた楽器なのかという事が一目瞭然になるような名前をつける」ということ。
「エアコーク」の“コーク”がコカ・コーラを指しているように、例えばお茶碗と丼を使った打楽器には「食琴(しょっきん)」といった名前を付けています。
「音楽を身近に感じて楽しんでもらえるんじゃないか」ということで、名前と楽器を制作しているということです。
kajiiのお二人が現在目を付けているのは発泡スチロール。
魚を入れるような大きな発泡スチロールを逆さまにして叩くと少しだけ響きがあるんだそう。
木琴や鉄琴のように長さを変えて、板状にして少し隙間を開けて叩くと、意外に良い音がするといいます。
「エアコーク」の“コーク”がコカ・コーラを指しているように、例えばお茶碗と丼を使った打楽器には「食琴(しょっきん)」といった名前を付けています。
「音楽を身近に感じて楽しんでもらえるんじゃないか」ということで、名前と楽器を制作しているということです。
kajiiのお二人が現在目を付けているのは発泡スチロール。
魚を入れるような大きな発泡スチロールを逆さまにして叩くと少しだけ響きがあるんだそう。
木琴や鉄琴のように長さを変えて、板状にして少し隙間を開けて叩くと、意外に良い音がするといいます。
家族で演奏会
2人の手にかかると、日常の様々なものが楽器に生まれ変わります。
身近なところにもドレミファソラシドの音階が見つかるので、梅雨の外出できない時期は、家の中にある色々なものを叩いてみて、家族で合奏をするのも楽しいというお話でした。
例えば、炊飯器のお釜は水を入れて木魚を叩くようなバチで叩くと、すごいいい響きがするんだそうです。
kajiiのお二人は、6/9(土)名古屋市北区の黒川東中日ハウジングセンターで無料ライブを開催!
「エアコーク」をこの目で見たい、美しい音色を実際に聞きたいという方は是非足を運んでみてくださいね。
(minto)
身近なところにもドレミファソラシドの音階が見つかるので、梅雨の外出できない時期は、家の中にある色々なものを叩いてみて、家族で合奏をするのも楽しいというお話でした。
例えば、炊飯器のお釜は水を入れて木魚を叩くようなバチで叩くと、すごいいい響きがするんだそうです。
kajiiのお二人は、6/9(土)名古屋市北区の黒川東中日ハウジングセンターで無料ライブを開催!
「エアコーク」をこの目で見たい、美しい音色を実際に聞きたいという方は是非足を運んでみてくださいね。
(minto)
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