北野誠のズバリ

50歳を過ぎたら同窓会に出席してはいけない?

同窓会は昔の友だちに会える楽しい機会。

しかしその会話の内容は、昔の話から始まり病気の話や後悔した話などが多く、なかなか前向きが話が出ないことも事実です。

6/1放送の『北野誠のズバリ』では、『東洋経済オンライン』の記事から「50歳を過ぎたら同窓会に出席してはいけない?」というテーマを取り上げました。

記事によると、同窓会で集まる過去の友だちより、若い人との付き合いを増やす方がいいということですが…

北野誠と片山淳子が、同窓会について語りました。

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病気自慢の同窓会

「まあ別にね、そこまで僕、この記事みたいには思わんのですけども」と、反論する北野。

しかし、この「旧友を捨てる勇気」という記事はかなりの反響を呼んでいるといいます。

筆者は、パナソニック創業者である松下幸之助さんの元で23年側近として過ごしたという江口克彦さん。

まず記事で触れているのは、同窓会あるあるの「病気自慢」について。

「まあ、しますね。『最近俺も血圧高くて』とか『こないだ一遍倒れてなぁ』とか。大体1人ぐらいは、がんなって手術した人がいますから。

『痩せたなぁ、ダイエットしたんか』『いや、ちゃうねん。がんで胃半分取ったんや』とかいうのが、かなりあって。かまってちゃんになるかわかりませんが、そういう会話は絶対増えますね」と、実感がこもっている北野。

嫌われるのはこういうヤツ

来年1月で60歳を迎える北野は、今年と来年が同窓会ラッシュ。

友人の中にもすでに定年を迎えて、嘱託として第2の人生を歩んでいる人もいるといいます。

還暦は同窓会を開くきっかけの1つでもあるので、北野の小学校・高校・大学の各母校でも開催の動きがあるんだそう。

「でも同窓会に出席しているのはね、人生どっちかっていうとまあまあ成功した方。つつがなくやってきた人らは来るんですよ。つつがなくやってきてなかった人は、はなから出席しないんですが。中に、つつがなくやりすぎて大成功を収めてるヤツらもおるんですわ」

北野いわく、現役バリバリで輝かしい人生を歩んでいる人は同窓会では嫌がられるとのこと。

Facebookの罪

北野「結構ね、ジェラシーってありますよ。その男もねちょっと悪いのはね、Facebookで上げよったりするのよ、いろんな派手なことを」
片山「なるほど、ちょっと鼻に付くというか」

北野「あれがアカンねん。『今日は久しぶりに東京来て、銀座で飲んでます』って銀座のお姉ちゃんはべらせてまた!写真あげよんのよ、Facebookとかで」
片山「クッソーってなりますよね!」

北野「そうやねん。そんなんわざわざな、上げる必要もないのに」
片山「『俺なんて手酌だって~』みたいな」

そういう人は周囲からひんしゅくを買い、同窓会には来てもらいたくない人になってしまうと北野。

北野「若いうちやったら『ええなあ。すげぇ、俺も頑張ろう!』ってなるけど。60超えたらあんまり(笑)ないしね、みんな」

羨望ではなく、妬みの的になってしまうそうです。

北野「Facebookなんてなかった方がよかったな。『お前何やってんの?』って言うてられる方が良かったわ」

俺たちみなぎり族!

定年退職した後に、若い人たちと名刺なしでどうやって付き合っていくか、地域の人たちとどうつながっていくかが大切であると北野。

北野「あとは『みなぎり』読みながら、“俺たちみなぎり族”ってTシャツ着ながらね、バスツアーに1人で参加してナンパしてみるとか。そっちの方が同窓会行くよりええかな~と思ってみたりもする」

最近お気に入りの雑誌、“60歳からの欲望追究マガジン”『みなぎり』を例に出す北野。

片山「引かれるわ!『みなぎり族』って(笑)」
北野「意外と興味持って、『なんですか?そのみなぎり族?』」

片山「まっあたしは聞くけどな!」
北野「そうやろ?腕立てながら、こぶし立てながら(注:『みなぎり』の象徴)」ずっと歩いてるっていうね」

ズバリのスタッフも、「ほおおぉー」「へえぇー」「なるほどぉー」と感心しながら読んでいるという大人気の『みなぎり』。

「まっ、ウチのスタッフ全体が"みなぎり族"ですから」と、暴露する北野でした。
(minto)
北野誠のズバリ
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2018年06月01日13時13分~抜粋

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