北野誠のズバリ

あなたは食べる?食べない?消費期限を過ぎた怪しい食べ物

家の冷蔵庫の中に、以前自分で購入したヨーグルトを見つけたという北野誠。
すっかり食べ終わった後に、なんとそのヨーグルトが賞味期限から3週間も過ぎていたことに気づいたといいます。

特にお腹に問題はなかったものの、ヨーグルトなどの発酵商品の「賞味期限と消費期限」について考えたという北野。

いうわけで5/21放送の『北野誠のズバリ』には、リスナーから消費期限にまつわるギリギリセーフだった話、ギリギリアウトだった話が殺到しました。

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『発酵と腐敗のあいだ』

「発酵と腐敗の違いは"食べれるか食べれないか"だと聞いたことがあります。納豆は封を開けなくても賞味期限をはるかに過ぎたものは、なんとなく表面が乾燥してきております。
ヨーグルトは乳清水分があるので悩みますねぇ。賞味期限を1年近く過ぎた果物の缶詰は食べれなくはないけど、まずかったです。つまり、口当たりが悪いんです。

冷凍する肉などはパックを包んでいたラップを再利用します。ラップに包んでから、もう一度そのラップで包むと日付がわかります。それからジップロックに入れて冷凍します。冷凍焼けを防げると思いますけどね」(Aさん)

「名言やね、発酵と腐敗の違い」と感心するITジャーナリスト・井上トシユキ。

北野「そう、食べれるか食べれないか。ようはそれだけなんですよね」
井上「『情熱と冷静のあいだ』みたいなね。『発酵と腐敗のあいだ』(笑)」

有名な恋愛小説をもじる井上。

北野「ほんまやね、辻仁成に書いてもらおう、『発酵と腐敗のあいだ』」

エイリアンにやられる家族

「賞味期限問題ね、家もありますよ。家の嫁さんなんかね、スーパー行くと賞味期限ギリギリセーフな半額商品しか買いませんが、それを冷蔵庫でまた保存し食べそびれ、出てきた時点で食べる。私と息子が『大丈夫なんか?』というと『もうヨーグルトも納豆もすでに腐ってるやん!死なへん死なへん!』と言い放ち、カッチカチに乾ききった納豆を普通に私たちに食べさせます。

ヨーグルトも分離してなーんか水っぽい感じのものに、自家製のイチゴジャムをぶち込んで、混ぜて食べさせられます。まっ死んでないので大丈夫なんやなーと思いますが。ある意味ギャンブルやなと思います。ギリギリセーフがただ単に意味続いてるだけかもしれません」(Bさん)

「パンデミックでも生き残る家族やね」という井上に「でも、やられる時は家族もろともになっちゃいますからね」とツッコミを入れる松岡亜矢子。

北野「最初にやられる家族かもしれません。最初にエイリアンとかリビングデッドにやられるやつって、だいたいこういう家族ですから」
松岡「『大丈夫大丈夫!』」
北野「『大丈夫大丈夫、来よれへんってあんなもん、遅いから。あっ…来たがな!』」
井上「そうそう、ワハハハハハ!」

賞味期限の話題が、エイリアンとの戦いにまで及びました。

不動明王VS一晩寝かせた納豆

「5年ほど前の春の夜でございました。その晩に、残ったご飯で納豆ツナチャーハンを作りました。冷めてから冷蔵庫に入れようと思ってたんですが、ついうっかり忘れてフライパンのままで、ガスレンジの上に置いたまま寝てしまいました。

翌朝気が付いてまず臭ってみたんですが、大丈夫そうやったので再加熱して旦那に食べさせました。旦那が半分以上食べてるのを見届けて私も食べ始めましたが、『アレ?ちょっとな…』。でも納豆も入ってるし、大丈夫やろうと。

私も完食でギリギリセーフやわと思ったんですが、だんだん胃が重くなってきて起きてるのが辛くなり横になっていたら、テレビを見ていた旦那が急にトイレに走り、吐きました。出てきた旦那を待つようにして、私もこみ上げるものがあり、2人で入れ替わり立ち代わりトイレに入りました。やっぱりギリギリアウトで、その日はずっと寝込んでました。あれ以来怖くてチャーハンは作ってません」(Cさん)

「いや、チャーハンではない」「チャーハンに罪はないなぁ」と口を揃える3人。

北野「ほったらかしにしたことが問題で」
井上「君が問題や、君が!」

北野「火さえ加えたら大丈夫、いうのが」
井上「不動明王信仰を捨ててもらわんとね」

北野「不動明王もかなわんやつがおるねんなー。八百万の神々の、一番何でも燃やしてくれはる台所にいてはる不動明王もさすがに。一晩寝かした納豆には勝てへんいうことやな」
松岡「もう無理だよーこれは」

北野「不動明王でも勝てなかったか」
井上「不動裕理やったらイケるかもしれんけどね」

不動繋がりで女子プロゴルファーを出してきた井上。

娘とシュークリーム

「4月の日曜日の出来事。娘が『お父さんシュークリーム食べる?』と聞いてきました。職場でもらってきたみたいです。何年ぶりでしょうか、娘にそんな言葉かけられたのは。その後、『期限が3日前に切れてるけど。昨日食べたけど大丈夫だったよ』、追い打ちをかけてきます。
私は頭の中で、『娘が勧めてくるものを断ってはいけない。日曜日だからちょっとぐらいあたってもええかとつい、『食べる』と言ってしまいました。

カスタードと生クリームのダブルのタイプ。酸っぱくもなく、思わず『おいしい!』と言ったら、娘は即座に『じゃあ私も食べよ!』。お父さんを実験に使うんですね、やっぱり」(Dさん)

北野「生クリーム系って、僕も1回あたったことありますけど、結構厳しいっすよ、上下きますよ。1日じゃ済まないですよ」

井上「そこまでリスキーなことするんだったら、多分買い直しに行ったほうがいいよね。『お父ちゃんが新しいの買うたるわ』、いうて。200円300円の話じゃないですか、言うても」

北野「そうそうそう、そこまで命を懸ける話ではない」

Dさんとしては、娘さんから「食べる?」言ってもらえた喜びが、あたるかもしれない恐怖に打ち勝ったということなのでしょう。

生のシカ肉チャレンジ

「昨年仲間内で山の中の河原でBBQをしたら、シカを駆除した猟師さんが『良かったら食うか?』と、シカの脚を1本持ってきました。ありがたくいただき、友だちがさばき、生でたべることにいたしました。肉をスライスして、順番に皿に並べて、その場にいた6人が全員食べました。

その日の夜でございます。僕と、僕の前に肉を食べた友だちがいきなり嘔吐と発熱で仕事を2日休みました。どうやら肉に虫が湧いていて、あたったようです。
僕の後に食べた人たちは大丈夫だったので、僕でギリギリアウトだったみたいです」(Eさん)

北野「虫がおる境目。みなさんね、生肉食べたらあきませんよ」
井上「しかもBBQ行ってるでしょ!BBQセット目の前にあるのに、なんで焼こうとしない」

松岡「ここでやっと火の」
井上「不動明王様!」
松岡「ここは頼るべきところですよ!」

不動明王、再登場です。

北野「ここはやっぱり不動明王に頼まなければね。獲ったばっかりのシカ肉ってあんた」
井上「ケモノやで、何持っとるかわからへんがな」

松岡「素人が手出しちゃダメ!」
北野「まず不動明王に捧げな!捧げてからそのおさがりをいただく」

この他にも、多くのチャレンジャーが登場した今回。
ギリギリセーフだったもの、ギリギリアウトだったもの、完全にアウトだったものなどなど…
いずれにせよ、あたってから激しく後悔するよりは、食べない勇気を持つことが大切であるようです。
(minto)
北野誠のズバリ
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2018年05月21日13時02分~抜粋

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