『北野誠のズバリ』、3月20日放送のメッセージテーマは「忘れられない」でした。
「今でも忘れられない思い出」は綺麗なこととは限りません。良くも悪くも印象に残って忘れられないというエピソードが届きました。
北野と火曜アシスタント・佐藤実絵子、事故物件住みます芸人・松原タニシの3人がおたよりを元にトークを展開しました。
バラの香りには似ても似つかぬ…
「先日、嫁さんが通販で買った商品のオマケとして、入浴剤が入ってました。メジャーなメーカーではなく、見たことも聞いたこともない会社の商品で、説明書きには『バラの香り』と書いてあります。
少し前に誠さんと(水曜アシスタントの)大橋さんが、『バブルの頃にバラ風呂やったなあ』とおっしゃっていたので、『これはバブル気分が味わえるのか?』と思い、お風呂に放り込みました。
すると『バラってこんな香りやったっけ?臭いぞ……』と思い、香りの成分が強すぎるからか、異様な匂いがします。どちらかといえば、ウ○チのような香りでした。
身体を洗い終わる頃には匂いに慣れてきたのか、湯船に浸かる決心がついたのですが、やはり脳に刻まれた記憶は消えず、お風呂から飛び出しました。悲劇を繰り返さないように、私は忘れません」(Aさん)
バラとアレは真逆のように感じるのですが、香りが強すぎると不快に感じるかもしれませんね。
勇気を出さずに恋愛の告白!?
続いては、学校時代の忘れられない思い出の話です。
「中二のキャンプファイヤーの時です。『今のクラスで気になる男子いる?』という話になり、当時私には3年ほど想いを寄せていた男の子がいたのですが、クラスが違っていたため、『今のクラスやったら○○君かな』と、さほど好きではないけど、ちょっと変わっているので単に気になる、という男子生徒の名前を挙げました。
すると、クラスに1人はいるおせっかい女子が『告白しなよ!私が代わりに言ってあげるから』と言ってきました。
私は『他のクラスに好きな人がいる』と説明する間もなく手を引っ張られ、その男子に告白してくれました。
ほとんど話したことがない相手だったため、当然ながら告白は失敗に終わりましたが、そんなに親しくもない友人のおせっかいで、そんなに好きでもない相手にフラれるという屈辱的な経験。『忘れられない』というテーマで(このエピソードを)思い出しましたが、本当は忘れたいです……」(Bさん)
これで告白が成功したら困ったことになったのかもしれませんが、誰も全く得をしないという告白になってしまいました……。
思い出は暗証番号と共に
最後は、共感する女性が多いかもしれないというおたよりです。
「高校時代から付き合った彼氏の誕生日、忘れません。忘れないんです。就職した時、会社から給料振込用の銀行口座を作るように言われ、キャッシュカードの暗証番号を決める必要があるとのこと。
『誕生日や電話番号などはダメですよ。すぐにバレてしまいますから』と言われ、悩んだ末に彼氏の誕生日にしました。
同じ時期に就職した彼氏も私の誕生日を暗証番号にし、『結婚してもお互いの誕生日なら良いよね』と言い、決めました。
半年後、別れました……。
しかし30年以上経った今も暗証番号はそのままで、ATMで暗証番号を押すたびに淡い青春を思い出します」
(Cさん)
佐藤「これ、女子あるあるですよ。私も割と最近まで、小学校の時に好きだった男の子の誕生日でした」
松原「あとメールアドレスもありますよね。彼氏の誕生日とか名前とか入れるんですけど、別れたらメールアドレス変えましたって連絡が来るんですよ。(何回も連絡が来たら)どんだけ付き合ってんねん、いろんな人と」
妻のカードの暗証番号がどうやって決めた数字なのかよくわからないという方は、あまり詮索しない方が良さそうです……。
(岡本)