東京で台風のような雨が降った朝。
「今日新幹線ヤバイかもな」というはやる気持ちと寝起きの59歳の鈍さが重なった結果、左足の人差し指をトイレの角にぶつけてしまったという北野誠。
ズッキンズッキン痛み出す足指、色も紫。
周囲の勧めでおそるおそる受診したものの骨に異常はなし。
ホっとしたのもつかの間。お医者さんの口から、北野の左足の親指の爪の“爪水虫”が発表されました。
打撲で受診して、爪水虫が発覚するという「まさか」の状況に見舞われてしまった北野。
というわけで『北野誠のズバリ』、3/2のテーマは「まさか」。
リスナーの「まさか」のエピソードを北野が読み進めていきます。
ポテチで胃洗浄
まずは、「まさか」が2つ続いた出産劇となったというAさん。
「まさかといえば、2人目の出産の時です。臨月に入り、いつもの定期検診のつもりで病院に行ったら、先生が『羊水少ないみたいだね、あーこれちょと待ってよ。これ帝王切開しないとダメだ！』『えー切るんですか？』『なんか食べてきた？』『私さっきポテトチップを』『えー！じゃあもう、胃の洗浄してから』。検診のつもりがまさか、胃の洗浄から始まり帝王切開。まさかまさかの連発でした」（Aさん）
緊急帝王切開だけでも「まさか」なのに、胃洗浄という「まさかまさか」の経験をしたAさん。
妊娠中は何が起こるか本当にわかりません。
急すぎるお別れ
「バツ3のダークサイダー（番組独自の隠語・離婚経験者を指す）の現在の私ですが、かれこれ4年前、第3王妃が突然自宅から消えました。そして銀行のATMに行きまして残高照会しましたら、まさか！わずかな預金も全てなくなっていました。あれから私は預金通帳やカード類は彼女や奥さんには預けない方が良いかなと思いました」（Bさん）
信じられないほど急すぎる妻との、そして預金との別れ。
北野によると『お前ら行くな。』の鎌倉泰川監督も、ロケの最中に当時の奥さんが家を出てしまっていたというまさかの経験があるそう。
「行ってらっしゃい」と話してロケに行き、瀬戸内海を船で移動してる時に電話があり「ごめんね、もう別れるから。じゃあね、さようなら」と言われてしまったんだとか。
鎌倉監督、一体どういう精神状態でその後のロケを継続されたんでしょうか…
北野「女の人ってホントすごいと思うわ、僕いっつも」
片山「決めたら、早い。女の人は！」
北野「決断して、こうやって決めたらその通り着々と動いていくねんね、見事ですねぇ本当に」
鎌倉監督のこの話を聞くと、いつも「見事やなぁ」と思ってしまうと北野。
「男はそんなウマくできませんからね。だいたいぐじゃぐじゃぐじゃぐじゃしますからね、男は」
男女の違いはこういったところにも現れるようです。
「ダイホーケー！」
「先日、嫁さんの実家で夕食を食べておりました。その日、寄せ鍋でした。野菜・肉・魚、とにかく具沢山で、こどもたちは『これ白菜だよね、こっちはネギ』『豆腐は大豆から作るんだよ』と、みんな知っていることをこどもたちが一生懸命自慢げに語っておりました。
そんな知識自慢で調子にのった長男が、豆腐を指さしながら『僕、この形知ってるよ！えーっと四角だから、“ダイホーケー”』（エコー）。ということで一瞬全員が箸を止めまして、時間が止まりました。誰もが大きな包茎、すなわち“大包茎”。
ああ！私はわかりました。台形と正方形がごっちゃになって『お前が言いたいのは正方形やろ』って言ったら再び時が流れ始めました。『ああー、そうそう！』。長男よ、よそで“ダイホーケー”というのは辞めてくれよ」（Cさん）
「ウチのパパ、ダイホーケー！」（エコー）と思わず叫ぶ北野。
「アカンがな。思いっきり笑われますからね。くれぐれも息子さんには正しく教えましょうね。正方形と台形がごちゃ混ぜにならないように」と戒めます。
ナンパの彼女と流出
「大学生の頃、ビルの前でナンパしてゲットしたお姉ちゃんととある街道沿いのホテルに行って、早速エッチしました。『接して漏らさず』を信条としていた私は、コンドーさんを使いませんでした。2か月ほどしてから連絡があり、生理が来ないと。早速産婦人科に行きました。でも、まさかでしたが結果はセーフ。
これは大事に至りませんでしたが、さらに2か月ぐらいたった時。大人のおもちゃ屋でバイトしていた友人から『流出ビデオにお前映ってるぞ』と言われまして。『えーまさか！』と思ってそいつのバイト先に行って見せてもらいましたら、本当に彼女とエッチしてる私が映っておりました」（Dさん）
なんたるアンラッキー。
Dさんがたまたま入ったラブホテルの部屋が、まさか盗撮されていたととは。
片山「またそれを友達が見つける！」
北野「見てるヤツもみてるヤツですけどね。映ったヤツも映ったヤツですけどね。非常にカッコ悪いちゅうたらカッコ悪いですけどね」
片山「恐ろしや～恐ろしや～」
自分ではどうすることもできない「まさか」の状況は人生にはつきもの。
ですが、流出だけは本当に勘弁してもらいたいものです。
（minto）
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