嫌がらせをしたり相手を不快にさせる行動をハラスメントといい、昨今パワハラやモラハラ・セクハラなど、様々なハラスメントが問題になっています。
11/7の『北野誠のズバリ』、「ズバリぶったぎり」のコーナーで取り上げたのは新しいハラスメント「告ハラ」について。
『ダイヤモンド・オンライン』の記事によると、「告ハラ」とは、男性から愛の告白をされた女性が迷惑に思う「告白ハラスメント」のこと。
この「告ハラ」の登場に、男性陣が打ちのめされているようです。
告白もハラスメントの時代
「そうかー、切ないな」と悲しみにくれるのは、事故物件住みます芸人の松原タニシ。
「当たって砕けろ方式で好きやからただ気持ち伝えて、バーンと打ちのめされるのは大学生までで十分だ。要約するとそういうことなんですよね」と北野誠。
特にややこしいのは職場。
例えば職場の上司から突然告白されてしまった場合、断るとその後の仕事がやりづらくなってしまいます。
「関係上スムーズに仕事を進めるために微笑んでいる女性。それは、プライベートであなたに微笑んでいるわけではない、揉め事を起こしたくないからだ、っていう気持ちって女性の人ありますよね」と北野。
これに「そうですね」と納得の佐藤。
佐藤実絵子、タニシに「御朱ハラ」
北野「露骨に御朱印帳を横にバンと。これはもう」
松原「拒絶でしかない」
佐藤が松原からの霊の影響を受けまいと、松原との席の間に御朱印帳を置いていることに矛先が向きました。
北野「拒絶ですよね」
佐藤「新しい拒絶の仕方ですよね」
北野「御朱印帳を間に置くっていうこれね。新しいこれ、パワハラじゃないんですか?」
松原「御朱ハラちゃいます?」
北野「御朱印帳を結界に置く、御朱ハラ」
今ここに、松原だけに行われるであろう「御朱ハラ」という言葉が誕生しました。
男はすぐ脈をアリにする
「仕事関係でご飯を食べに行って、仕事の話とかして終わった時に、女の人はちょっと愚痴聞いてもらったわ、ぐらいの形だけだと思っていても、相手の男は一緒にご飯食べに行ってるんからこれは"脈アリ"やと判断する」と北野。
松原「すぐ脈をアリにしますからね」
北野「脈なくなったら死んでますけどね。リビングデッドですけどね。2,3回会ったらいきなりラインで付き合ってくれ、というとかね」
松原「恋愛ベタが増えてるってことなのかな?」
「大人の場合、告白するっていうのは、ある程度核心を持って。かなりの確率で振られないと思って、最後にさりげなく付き合ってもらっていいですか?ぐらいの感じがスマートなんでしょうけど。特に仕事関係で上下関係がある場合は、男性の上司に突っ走られると、女性はどうしたらいいかわからない。のるかそるかのガチ告白はやめてくれと」と北野。
職場関係の恋愛は様々な立場が絡むため、いきなり告白するというのはお互いにとって良くないということのよう。
それとこれとは全く別問題
北野「女の子って別によっぽど嫌じゃない限り、恋人とも認めてないけど普通やったら。例えば『こんなお店あるけど行かない?』って言われたら『おいしそう、行こう!』ってそっちのほうが勝つんですよね」
佐藤「そうですね、お店がおいしそうであれば」
松原「2人きりで?そうなったら男は脈アリって思っちゃうじゃないですか。これ今晩イケんじゃねえの」
佐藤「それとこれとは全く別問題ですよね、全く別問題」
2人きりで食事に行けたからといって、イコール脈アリとはならない時代です。
北野「男はそれをもう自覚したほうがいいです」
じゃあ、どうすればいいんだ…と男性陣から不満の声があがりそうな展開。
しかし、ここで北野が新しい提案をします。
キスから始めよう
「少なくとも、キスしてからですかね、告白は」
この北野の言葉に、佐藤も「うーん、うーん」と納得の様子。
北野「大人の場合はキスしてからやないとアカン」
佐藤「そう。大人の恋愛に告白っているか?ぐらいの。私たちって付き合ってるのかな?みたいな感じでいいんじゃないですか」
大人の恋愛における「告白」そのものに疑問を呈する佐藤。
北野「手を握るっていうのはどうですか?」
佐藤「それさえもお酒が入っていたらっていうのもありますよね。握っちゃう女の子はいると思う」
北野「ややこしいなぁ、そこは拒否ろうや」
大人の女性にとって、アルコールが入っている時の手つなぎは、深い意味を持つものではないよう。
北野「お酒入ってたらキスするってのはないの?」
佐藤「よっぽどない、よっぽどない、よっぽどない、よっぽどない」
どんなにお酒が入っていても、好きでもない相手とキスはあり得ないと佐藤。
北野「やっぱりキスしたくらいで初めて告白か」
佐藤「そうですね、それは問題ないですね」
松原「キスからや」
大人の告白の順番が決定しました。
まず目指すはキス。
キスが成功してから告白。
これで迷惑な「告ハラ」もなくなることでしょう。
タニシ、過去の「告ハラ」を告白
最後に松原が悲しい過去の恋愛を告白します。
「20歳ぐらいの時、神戸の須磨海岸にね。砂浜にでっかい文字で『好きです』って書いて、駅の上から写メ撮って送ったら、『気持ち悪いです』って返されました。告白って良くないんですよ。告白は良くない」
松原、若干20歳にしてすでに「告ハラ」を仕掛けてしまっていたようです。
「やっぱり告白は良くない。キスが先」と全員が納得したところで、コーナーはお開きとなりました。
(minto)
北野誠のズバリ
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2017年11月07日13時15分~抜粋