北野誠のズバリ

三重にそびえ立つ黄金の大観音像とルーブル美術館!謎の組み合わせ

昼下がりに日替わりコラムをお届けする「3時にズバリ」、火曜日は事故物件住みます芸人・松原タニシのコラムです。

今日のテーマは「三重の怪奇スポット!?近鉄特急から見える謎の金ピカ仏像に迫る!」

タニシが大阪から名古屋へ近鉄特急で向かう途中、トンネルとトンネルの間に大きな観音像がちらっと見えると言い、いつも何なんだろう?と気になっていました。

北野もこの存在を知っており、山の中に何でこんな物があるのかと思っていたそうです。これは一体何なのでしょうか。

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本家のルーブル美術館がお墨付き!


最寄りの榊原温泉口駅で降りて、まずはホームから写真をパチリ。
松原タニシ @tanishisuki ツイッター参照

画像には大観音像、そしてたもとにはなぜか巨大なサモトラケのニケとミロのビーナス、さらに自由の女神像が並んでいます。

妙な取り合わせに佐藤実絵子は「怪しさ満点」と語り、北野も「後ろからゴジラが出てきてもおかしくない」感じと表現します。

駅から徒歩3分ほど歩き、大観音像に近づくと、そこには「ルーブル彫刻美術館」と書かれた建物が。

実は本家フランスのルーブル美術館が公認した、日本で唯一の姉妹館なのです。
(てっきり無断でパクったものと思ってました。すみません…)

先代館長の竹川勇次郎氏が私財を投じて建てた美術館なのですが、竹川氏はルーブル美術館があまりに好きすぎて、フランスに何度も渡って姉妹館を作らせてくれと頼み込んだ末、17回目の渡仏でようやく建設の許しを得たそうです。

ここでは、ルーブル美術館にある作品の型を取って作ったレプリカが多数展示されています。

まず美術館の入口外に、浮き出る3Dモナリザの壁が出現。
入場料は1,500円で、大観音寺の拝観料とセットで2,000円です。

フランスでは見られないカオス状態


中に入ると、ツタンカーメンがお出迎え。さらに後ろに大きな千手観音があり、本当に手が千本あります。
千手観音はルーブル美術館には無さそうな気が…。USJ並みのカオスさです。

佐藤は「ルーブルの人は本当に来たことがあるんですかね?」と疑いましたが、実際に開館時のテープカットに来られており、公式サイトにはちゃんとルーブル美術館会長のコメントも載っています。

館内は1階から入り、地下に下りていくという構造なのですが、ブチ抜きで観音様の全体像が見られ、圧巻です。

ナポレオンのデスマスクや考える人など有名作品「のレプリカ」を含め、3,500点あまりが収蔵されている上に、館内は写真撮影OKなので、タニシは2時間は居れると語りました。

いよいよ本題の観音像へ…


元々は電車の車窓から見える大観音像が目的でしたので、美術館を出てお寺に向かうタニシ。

途中、美術館とお寺の間にある駐車場近くの草むらには、なぜかカエルのオーケストラ100匹ほどの置物。
この辺りは珍スポットとしても人気だそうです。

寶珠山大観音寺に入り、さっそく護摩焚きの木に名前と願い事を書きました。

「全国ネットの芸人になれますように」

そしていよいよご本尊へ。入口には観音様のサイズに合わせた巨大な下駄があったのですが、今度はそこに猫のオーケストラ100匹ほどの置物が。
佐藤が写真を見て「かわいい『けど』」と言ったのは、後ろに「やる気ダルマ」と呼ばれる巨大なダルマが映っており、怖く見えたためです。

また、中国の神獣である白澤があり、触るとがん封じになると言いますが、これまたちょっと怖いかもしれません。

途中にはなぜかカラオケのマイクを持っている観音像もあり、触るとカラオケがうまくなるという現代風の効能があります。

メインの純金大観音像は、なんと高さが33メートル。周りに小さな観音様がたくさん並べられています。
さらに何かあるのではと思い観音様の裏に行ってみると、今度は河童が100匹程のオーケストラ。なぜかオーケストラ好きです。

美術館と相まって、なにやら異次元空間のようなスポットですね。
(岡本)
北野誠のズバリ
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2017年06月13日15時25分~抜粋

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