5/5の『北野誠のズバリ』は、野球中継のため1時間の濃縮放送となりました。
世の中は、ゴールデンウィークで浮かれているように見えますが、そんな中で試練、怒り、理不尽をかみしめている北野誠の魂の叫びを紹介します。
北野誠、洞窟でハトに襲われる。
江ノ島の洞窟ロケ
5/3と5/3の2日間、北野誠はDVD作品『おまえら行くな。原点回帰編』のロケーションに出かけていました。
「あれはホンマ体力勝負になってしもうたわ。体力がお笑い芸人の基本やな、と思い出させるロケしかしてません」
まず水曜日は鎌倉、江ノ島の海岸でのロケ。サーフィンを楽しむ人が多数訪れており、気温も24度くらいの最高な日。
そんな日に北野が向かったのは「洞穴」。江ノ島海岸のまさに「穴場」。アシスタントの片山淳子も「洞穴だけに」とツッコミを入れます。
しかし、その穴はそんなお気楽な場所ではありません。
戦時中に旧日本軍が身を潜めて、アメリカ海軍がやってきたら魚雷で撃退しようとしていた洞窟なのです。
引き潮にならないと渡れない場所にあり、洞窟へ入れたのは夕方5時頃。
中に入って懐中電灯を照らした瞬間、北野を待ち構えていたのは、おびただしい数のハト!
しかも産卵中のために敵だと思われたようで、ハトに襲われるという始末。
「ゴールデンウィークにハトに襲われてるやつらってどう? 監督はハトに頭を蹴られてましたで。みなさんに連れて行ってあげたいわ。江ノ島の穴場中の穴場」と北野。
しとどの窟ロケ
そしてロケで最後に訪れたのは湯河原温泉の穴場。あの源頼朝ゆかりの洞窟「しとどの窟(いわや)」です。
源頼朝が最初に挙兵をしたところで、頼朝勢300名で平家3,000名に戦いを挑んでみたものの、あっという間に負けて追い詰められて、逃げ込んだところが「しとどの窟」として残っています。
「夜中の2時頃行ったら急勾配!危なかったでー。もう山を上って下るだけで大変!何してんやろ?!そこも穴場や。行ってるの洞穴ばっかり」
スタッフも北野も勾配に足をとられて泥だらけになりました。北野は夜中に帰ってからウタマロ石鹸で泥だらけのジーンズをこすること30分。
「もう疲れきった!両日とも一日2万歩以上歩いてるんで。だから体力なんや、結果的に。酒も飲めへんし、食べてもろくに時間ないし、ひたすら移動に時間かけていった。洞窟で一番つらいのは腰をかがめて歩かないかん。これが強烈に厳しかった」
凄まじいゴールデンウィークを過ごしてしまった北野です。
「ゴールデンウィークがつらい」おたより
番組に寄せられたメッセージの内容も、ほとんどがゴールデンウィーク絡みでした。
「さっき、連休明けの銀行の引き落としが残高不足になりそうなのでお金入れにいったら、ネット利用料で108円ひかれていました。へこみました…」(Aさん)
北野も「なんで入金しとんのに、金取られとんのや思う時ある!なんや、手数料って!」と憤慨します。
「おととい京都に行きました、京都駅周辺や四条河原町、錦市場など、どこへいっても人、人、人の波でした。川床もあり、ちょっと季節感も味わえましたが、歩いていると着物姿のカップルを多数見かけました。よく見ると着物のレンタル店が結構ありました。京都では流行ってるんでしょうか?あまりの多さに少しばかり違和感を覚えました」(Bさん)
「花魁で歩くの、やめろ!」と吠える北野。
「今日は本当なら田植えの予定でしたが、昨日田んぼの中で田植え機がスタックしまして、にっちもさっちも行かなくなって、農機屋さんを呼んでなんとか引っ張り出してもらったら、あーらビックリびっくり、右の前輪が折れてました…。この田植え機の修理代を考えると頭が痛いです。嫁さんからはボロクソに言われました。もう本当に嫌になりました。最悪のゴールデンウィークです」(Cさん)
「ゴールデンウィークは休みなく仕事のはずでしたが、昨日あまりに仕事が暇なんで、上司が『明日休んでいいよ』と言ってくれて、本日急きょ休みになりました。が、家族は自分抜きですでに予定を組んでいたみたいで、10時過ぎにゆっくり起きてきたら「洗濯もの干して、掃除機もお願いね」と手紙が置かれて、どこかに出かけた後でした…。洗濯、掃除機ふざけんな!ま、ちゃんとやらせていただきましたが」(Dさん)
「僕はラジオを聴きながらいつも通り仕事をしています。広島の強さに嫌気がさしたので、ラジオを他の局に変えました。FMでは「今日は彼氏とドライブデート…」僕は心の中で『渋滞にはまって彼氏と喧嘩すればいいのに』と思いながら、またラジオを野球中継に戻してしまいます。僕のイライラはピークに来ているので、今日の巨人戦は是が非でも中日に頑張ってもらいたいです」(Eさん)
北野以外にもゴールデンウィークにつらい思いをした方は本当にたくさんいるようです。
ちなみに、残念ながらこの日もドラゴンズは負けてしまいました。
(みず)
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