2017年9月1日(金)

寝ている時に叫び声をあげてしまう、これって寝言?

北野誠のズバリ / ライフ・ヘルスケア

毎週水曜日は「ドクター石蔵の中高年よろず相談室」。
健康の悩み・夫婦の悩みなどを、循環器・心療内科・更年期が専門の医師で、中高年アドバイザーの石蔵文信先生に伺います。

今回は53歳の男性Aさんからのこんな質問。

「先週の放送で誠さんが『寝ている時に叫び声をあげているみたい』という話をしていましたが、私も同じように寝ている時に大きな叫び声をあげているようで、妻やこどもにうるさいと言われます。これは、大きめの寝言で問題はないのでしょうか?」

夜中の叫び、原因は?

奥さんから「大きな声だしてるよ」と言われたことがあるという北野。

「叫びも寝言だと思います」と石蔵先生。

睡眠中、脳が休んでいる眠りをノンレム睡眠、浅い眠りをレム睡眠と言います。
どちらの睡眠でも寝言はありますが、レム睡眠の方が多いです。
レム睡眠の時の寝言は、グチャグチャっと言って何を言っているかわかりませんが、ノンレム睡眠の時はスムーズに筋肉が動くので寝言がハッキリします。

人間はレム睡眠の時に必ず夢を見ていますが、覚えていないだけだと言われています。
夢と連動して寝言は起きやすいそうです。

「寝言で叫ぶというのはストレスが溜まっていて、我慢しているような方は、その場で言えないのを夢の中で思いっきり発散しているんですね」

この先生の発言に思わず大笑いの北野。
石蔵先生によると、グッと我慢する人の方が、寝ている間に怒鳴る傾向にあるようです。
普段から言いたいことを言っているように見える北野ですが、実はかなりフラストレーションが溜まっているということなのかもしれません。

夢遊病に近くて、夢の続きで壁を叩いたり、パートナーを殴ったりという暴力的になることもあります。
本人は覚えていないまま、殴りに行くこともあるんだとか。
症状がそこまでいってしまった場合は、相談された方がいいようです。

喜怒哀楽を出す練習

感情を押し殺す方がなりやすいので、感情を出す練習をすることが対処法となります。

カラオケで大声を出したり、バッティングセンターで思いっきりボールを叩いたり、悲しい映画を見て涙を流したりということをすれば、夜に叫び声をあげることは起こりにくくなります。

「喜怒哀楽をちゃんとどっかで出しとかなアカンですね、溜め込むと無意識のうちに夜、寝ている間に出てしまったりするんですね」と、北野。

睡眠時無呼吸症候群との関係は?

「昼間に眠くなる人って睡眠時無呼吸症候群じゃないかと言われたりするんですけど、あれはそうなんですか?」と、北野が別の角度から質問をします。

「睡眠が悪いというのは睡眠の長さや質ではありません。昼間が眠いというのが何か問題があって、その代表といわれるのが睡眠時無呼吸症候群といわれるものです」と石蔵先生。

眠りの質が良くない場合は睡眠時無呼吸症候群が疑わしいけれども、寝言に関してはストレスの方が大きいんだそう。

携帯のアプリで、寝ている間のいびきを録音してみたという北野。
残念ながら(?)録っている時は怒鳴っていないんだとか。
1つわかったことは、お酒をよく飲んでいる時はいびきが大きいということ。

「お酒を飲むといろんなところが緩んできて、問題が起きます」と石蔵先生。

繰り返される恐怖の夢には治療を

また「同じ夢をずっと見るとか、同じことがあるというのはPTSD(心的外傷後ストレス障害)があるかもしれません」とのこと。

追いかけられる、または実際にあったことなどの恐怖の夢が繰り返されるようであれば、日頃のメンタルに影響するので、治療を受けた方がよいとのお話でした。

たかが夢、されど夢という訳です。
(minto)

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