2017年6月9日(金)

あの妻の不機嫌は更年期障害だった?更年期の基礎知識

丹野みどりの よりどりっ! / ライフ・ヘルスケア

『丹野みどりのよりどりっ!』、水曜日は「オトナのクリニック」。
気になる健康・体の不思議を調べますが、今月は「更年期障害」について4回にわたって取り上げます。

更年期障害というと女性が対象というイメージがありますが、男性にも知っていただきたい内容です。
まず初回の6/7は「更年期障害」の概要について、咲江レディスクリニック院長の丹羽咲江先生にお伺いしました。

更年期障害とはどんなもの?

そもそも「更年期」とは、どんな時期なのでしょう。

「更年期とは年齢のことですが、その女性の閉経をはさんだプラスマイナス5年間、だいたい10年間を指します。日本人の女性の閉経の一番多い年齢は50歳なので、一般的に更年期とは45~55歳をさすことが多いです」

その更年期に起こる「更年期障害」とはどんな障害なんでしょうか。

「全女性の8割近くは更年期が近づくと何らかの体調不良とか体調の変化がでます。その中でも、すごく体がしんどいとか、精神的にまいるとか、病気レベルになるものを更年期障害と言います」

具体的にはどんな変調があるのでしょう。

「分かりにくんですよね。もともと女性は、肩が凝る、疲れやすいとかが日常的にあります。それがだんだんひどくなるから見分けがつかない。多い症状としては、疲れやすい、肩がこる、朝起きたときにすっきりしない。ひどくなると動悸がしたり、めまいがしたり、急に汗が出たりします」

女性ホルモンから来る自律神経の乱れ

更年期障害が起こる時、身体ではどんなことが起きているのでしょう。

「例えば、動悸がする、めまいがするという症状は男性でも若い女性でも起こります。
更年期障害の場合は、女性ホルモンが急に減ることが原因で自立神経が乱れ、その結果症状が出ます」

閉経によって女性ホルモンが減ることで、自律神経が乱れるわけですね。これは避けられないですね。

「ただ、女性ホルモンが急激に減る人は更年期症状が出やすいです。
あとは女性ホルモンが減ること以外にストレスがあったり、他に自立神経が乱れる原因が重なると、症状が重症化することがあります」

女性ホルモンだから女性特有の臓器にだけ影響するかと思いきや、自律神経だから症状が全身に出るわけですね。

自己判断が難しい

疲労を感じた時、単なる疲れか、他の病気か、はたまた更年期障害かはどのように判断すればいいでしょうか。

「すごく分かりにくいです。私は30代の後半に、とてもひどい更年期症状が出たことがあります。
最近増えているプレ更年期とか若年性更年期障害と言われるものです。若い人でもストレスで急激に女性ホルモンが減ると更年期の症状が出ることがあります。
私は医者にもかかわらず全然気が付かなくて、最終的に夜寝ていると玉のような汗が出たり、めまい動悸が出て、患者さんにしてもらっているチェックリストをやってみると更年期障害の結果が出ました。自分で判断するのは難しいですね」

このあと、50代女性のAさんからメッセージが届きました。

「お話を伺って、なるほど、あの時のめまい・イライラ・汗だくは、と思い当たることが多々ありました。まだまだ数年お付き合いしないといけませんが、知識があればうまく付き合っていけそうです」

この他にも実体験と重ねた多くのおたよりが届きました。悩んだ方、今も悩んでいる方は多いようです。
番組では来週以降も更年期障害についてさらに深く紹介するとのことです。
(みず)

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