2017年6月1日(木)

女性必見!「肝斑」の対処法 教えます

多田しげおの気分爽快!! / ライフ・ヘルスケア

今回は「肝斑(かんぱん)」について、藤田保健衛生大学皮膚科の岩田洋平先生にお話を伺いました。

「肝斑」とは男性には聴きなれない言葉かもしれません。
火曜アシスタントの原田裕見子、化粧を落として多田しげおに頬を見せました。

「いつもはお化粧で隠してるんですけれど、ちょっと、頬のところ、ここ。気づきました?」

仕事のためにはメイクも落とす原田。その顔をマジマジと興味深そうに見る多田。

「ちょっと色が茶色っぽいのかな?それが肝斑なんですね」

女性特有のシミ、それが「肝斑」なのです。

肝斑とシミはどう違う?

「肝斑」という言葉の響き、ちょっと不思議な感じがするんですが、何でこんな名前になったんでしょうか?岩田先生に伺います。

「由来としては顔につくシミの形が肝臓に似ているからと言われてます。ただ肝臓とは関係ありません」

普段、肝臓を目にする機会はそうそうありませんが、形以外は肝臓と全く関係ありませんでした。

肝斑の出る場所、出方の特徴

そもそも「肝斑」シミとはどう違うのでしょう?岩田先生が説明します。

「場所としては両方のほっぺの部分に、左右対称性に広がっている、もやっとした茶褐色班。一般的なシミは、輪郭がはっきりしていて、左右対称にできることはそんなに多くないです」

さらに原田が多田に説明します。
「頬骨に沿って、ほっぺたから目じりにかけて、右側にも左側にも同じようなものができるんです。まるで肌の下側から浮き出るようになってくるんですよ」

普通のシミとは明らかに違う、ということは男性の多田にもよくわかりました。

なぜ女性だけにできる?

「肝斑」は女性だけにできるそうです。理由を岩田先生が教えてくれました。

「一般的なシミというのは、紫外線の影響で、できるんですが、肝斑は女性ホルモンが影響していると考えられています。男の方にできたのは、あまり見たことがないですね」

男性にできない理由は、女性ホルモンが影響してるようです。
女性には妊娠、出産という大きなイベントがあります。また治療のためにピルを飲んでいる方もいます。それから過度なストレスや加齢により女性ホルモンのバランスが変化します。そのため主に「肝斑」が出るのは30代から40代の女性だそうです。

どうして女性ホルモンのバランスが崩れると肝斑が出てくるのかは、残念ながらまだ解明されていません。

原田が語った自らの経験によれば、出産が終わった後に「肝斑」が出たそうです。

肝斑を悪化させる、こんなことしてる女性は要注意

この「肝斑」、女性ホルモンのバランスの崩れ以外に、さらに悪化させてしまう要因があるそうです。岩田先生に聞きました。

「紫外線によく当たっている方はもちろんですが、皮膚への過度の刺激が肝斑の悪化因子でもあるので、フェイスマッサージを過剰に行ったりとか、洗顔クレンジングなどで擦ってしまっている方は要注意です」

「むなしい努力ですが、私も諦めないでやっていました」と言う原田。
肌に力を入れすぎることによって、メラニン細胞をさらに活性化させてしまって「肝斑」を濃くしてしまうことがあるので注意しましょう。

「肝斑」に効く薬

「肝斑」を化粧で隠すのは結構大変という原田ですが、岩田先生から肝斑を治す薬の存在を教えられます。

「皮膚科には、アミノ酸で「トラネキサム酸」という内服の治療薬があります。これが肝斑に有効であると分かってます」

この「トラネキサム酸」には、メラニンを作る細胞の活性化を抑制する作用があり、最低でも1カ月ぐらい継続して飲み続けていくことで、少しずつ肝斑が薄くなっていくそうです。

しかも副作用はほとんどないそうで、岩田先生の患者さんにも飲み続けてる方が多いそうです。

そもそも「肝斑」は女性ホルモンが原因で出来るもの。閉経により次第になくなっていくそうです。
美白頑張っているのに、なかなか綺麗にならない、という方はひょっとしたら「肝斑」かもしれません。

しかし岩田先生はこう警告しています。
「茶色いアザの中にも色々あるので、自分で判断せず、まず皮膚科に行ってください」
(尾関)

アーカイブス

同じカテゴリー

|
facebook twitter hatebu line