2017年5月31日(水)

未来のお金か、話題のビットコインって何?

北野誠のズバリ / ライフ・ヘルスケア

お金にまつわる悩みや疑問に答える「ズバリマネー相談室」。

あるリスナーさんから番組に「最近ニュースで話題になっているビットコインについて、どういう仕組みなのか全く分からないので、教えてください」というお便りが寄せられました。

ビットコインとは実際の紙幣や硬貨ではなく、コンピュータ上のやり取りで使うお金のことと言われますが、電子マネーとはどう違うのか、今一つピンと来ない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、小宇佐・針田(こうさ・はりた)FP事務所の徳山誠也さんにビットコインについてお伺いします。

なぜ今注目されている?

「ビットコイン」はよく「仮想通貨」と呼ばれますが、仮想といっても円やドルと同じようにお金であり、単位はBTC(ビットコイン)です。

日本国内で直接使えるお店はまだ少ないのですが、インターネットの店舗などでだんだん増えてきています。
最近では家電量販店のビックカメラが、一部店舗でビットコインでの支払いに対応したことで話題となりました。

ではなぜ、今ビットコインが注目されているのでしょうか。
大きな理由は、ビットコインが発展途上で期待されており、値動きが激しいこともあって、ドルと円の交換で発生する為替差益のように、売り買いで儲けようする人が増えてきたためと言われています。

ビットコインは安全か?

しかし、過去に取引所が破たんしたり、ハッカーに取引所が襲われてしまい、ビットコインの安全性が非常に問題となった事件がありました。
2014年に発生した「マウントゴックス事件」というのを覚えている方も多いと思います。

その時はまだビットコインが出だした頃で日本国内でも法律が整っておらず、取引所は顧客資産を守る義務を負っていませんでした。
しかし、この4月に改正資金決済法が施行され、ビットコインも規制対象となったため、取引所は顧客資産を分散する義務を負うことになりました。

ここで北野は、「以前の事件のように取引所が破綻したり、資産が0円になることはないのか?」と尋ねます。

ITジャーナリストの井上トシユキによると、ブロックチェーン方式というものにより、ビットコイン自体のセキュリティは破れにくくなっているそうですが、マウントゴックス事件の場合は、取引所のコンピュータに直接侵入したことによるものでまた別の問題であり、ビットコイン自体の安全性は相当高いと見て良いと語ります。

どうやって両替できる?

では、私たちもビットコインへ簡単に両替できるものなのでしょうか。

コンピュータ上に仮想通貨用の口座である「ウォレット」を作り、取引所で日本円を払い、ビットコインを買うことになります。
ビットコインのメリットは、日本から海外への送金手数料が安いという点です。

基本的にビットコインは1対1でやり取りし、手数料がかからないか、またはかなり安いものとなっています。
ゆくゆくは海外の方とネットオークションでやり取りするのに、ビットコインを使うのが当たり前になるのかもしれませんね。

ビットコインは今が買い時?

ビットコインが生まれた初期と比べて、現在は5倍ぐらいの金額になっており、発展途上と言われている今が買い時なのでしょうか。

徳山さんの答えは「値動きがあるので、無理のない金額で分散投資が良い。先行投資の気持ちで(取引を行った方が良い)」とのこと

北野の「今後ビットコインは発展するか?」との質問に対しては、「発展するとは思うが、この形態のまま進むかは不明であり、新しい形になる時にどうなるのかが不明なので、不安は残る」とのことです。

さらに徳山さんは、「ビットコインが安定して普及すれば良いが、いつになるかは分からない」と答えられました。

もしビットコインに替えるのであれば、株などと同様、リスクも考えた上、余裕のある資金で行った方が良さそうですね。
(岡本)

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