2017年5月19日(金)

丹野みどり、また悶絶!加齢臭より強烈なラスボス「ミドル脂臭」

丹野みどりの よりどりっ! / ライフ・ヘルスケア

話題となっている商品やサービスに焦点を当て、そこから今を読み取るコーナー「モノコレ」。

1か月前、このコーナーで男性用化粧品メーカーのマンダムが、大学で就職活動中の男子学生向けに、身だしなみ講座を行なっている」という話題を紹介しました。

その時にマンダム側から送ってもらったのが“ニオイのサンプル”。「若い男性が発するニオイは実際はこういうものなんだよ」ということが分かるサンプルです。それを若い男性自身に嗅いでもらうことで、ニオイ対策につなげてもらおうというもの。

その時、丹野みどりが気になったのが「じゃあ、そのニオイのサンプルはどうやって作っているの?」ということ。
そこで改めて、株式会社マンダム研究員で臭気判定士の原武史さんに電話で伺いました。

体臭を回収 最終的に似せ体臭

「基本的に体臭というものは、人体に元々付着している細菌が、汗を食べて(汗の成分が分解・酸化されて)、ニオイが発生する仕組みなんです。そのようにして発生した体臭を人から回収します。そして、体臭に含まれているいろんな成分を、ある機器にかけて分析します。それで詳細が判明した各成分を、再び混ぜていって、最終的に頭皮臭やワキのニオイなどのサンプルの素を作ります」と話す原さん。

これがニオイのサンプルの作り方です。体臭に限りなく近い、似せ体臭です。

「人の体臭を集めるのなら、それをそのまま使えばいいのに、何で遠回りしてるの?」と丹野は最初思ったそうですが、回収した体臭はすぐに揮発してニオイが消えてしまうのだとか。
考えてみれば確かに、握りっ屁もすぐに使わないと効果が消えてしまいますからね。
(本人の名誉のために言っておきますが、丹野は握りっ屁については言及しておりません)

そして重要なことは、汗や皮脂自体はニオわないけれど、皮膚に付いてる雑菌と合わさる事により、ニオイ物質が発生するということなんですね。

懐かしいニオイがしたオヤジの加齢臭

前回はマンダムから提供された、若い男性が発するニオイ(のサンプル)を嗅いだ丹野。今回はオジサマのニオイを嗅ぐことに。
ある程度年齢を重ねた男性のニオイの代表格、“加齢臭”のサンプルに恐る恐る挑戦します。
(実際には女性にも加齢臭はあるんですが、今回は男性向けの話ということで、横に置いておきます)

「ん?」
さぞかし阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられるだろう…と思いきや、意外に肩透かしな反応をする丹野。それに対し原さんがこう話します。

「結構懐かしいというか。おじいちゃん・おばあちゃん家のニオイとか、古本屋さんのニオイとかに近いですよね」

「あっ!古本屋さんのニオイかも!」共感する丹野。「図書館のニオイとか!」

マンダムの調査でも加齢臭を不快と思わない人、何が臭いのか分からない人が結構多いのだそうです。

みどりじゃないよ、ミドルだよ

そもそも加齢臭というのは、2001年に「高齢者独特の体臭は『ノネナール』という物質が原因である」ということを突き止め、資生堂が名付けた概念です。
ろうそく・チーズ・古本のようなニオイだとも言われているので、嫌わない人も多いでしょうね。

実は、加齢臭よりも強烈な存在が判明したのです。
30代後半から、50代前半の男性から出るニオイの正体。その名は『ミドル脂臭(ししゅう)』。

「みどりじゃないよ。ミドルですよ」と念を押す丹野みどり。中年のナイスミドルの、ミドルです。

そこで、このサンプルも嗅いでみましょう。

「どぇーっくす!」
聞いたことのない感嘆詞を発する丹野。

「だぁー、何これぇ、このニオイ。酸っぱいけど…脂っぽい?何ですかねこれ?」

「“使い古した油”と我々はよく言うんですけど、酸味が感じられながらネットリと鼻にまとわりつくようなニオイですよね」と原さん。

何という事でしょう。最大の強敵・加齢臭をクリアしたと思っていたら、実は隠れラスボス(最後の敵)がいたんです。勇者タンノだって、そりゃ奇声も上げるってもんです。

このミドル脂臭、2013年にマンダムが名付け発表した概念で、『ジアセルチル』という成分が原因です。

原さん&丹野の 体臭まとめ!

まとめると、年代別にニオイ対策が必要となってくる訳です。

【10代半ば~30代半ばの若い人】
主に汗がニオイの素なので、よく汗を拭き取る。もしくはロールオンタイプやスティックタイプで殺菌剤の入っている制汗剤を使う。

【30代半ば~50代半ばの人】
ニオイ成分にミドル脂臭が加わって、頭皮からニオッてくるので、まず頭の脂を抑える。シャンプーで丁寧に汚れや脂を落とすことが大事。

【50代半ば以降】
更に加齢臭も混ざってくるので、全身をボディーシャンプーで洗うこと。背中もきちんと洗うことが大切。

ニオイは自分ではなかなか気づきにくいもの。気にしすぎもよくありませんが、せめて女性に奇声を上げさせないようにはした方がいいかもしれませんね。
(岡戸孝宏)

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