2017年12月29日(金)

お酒を飲む時、一緒にやって良いこと・悪いことって?

丹野みどりの よりどりっ! / ライフ・ヘルスケア

年末年始はおせち料理やおもち、鍋など、知らず知らずのうちに食べる量が多くなり、それにつられてお酒も多く飲んでしまいがちですね。

12月27日放送『丹野みどりのよりどりっ!』の「オトナのクリニック」では、「お酒と肝臓」をテーマに、藤田保健衛生大学・肝胆膵内科の准教授、川部直人先生にパーソナリティーの丹野みどりが伺いました。

何も食べずにお酒は良くない?

まずは丹野が「”お酒は何かを食べながら飲むのが良い”と言われるのは、どうしてなんですか?」と尋ねました。

川部先生によると、これはアルコールの吸収速度に関係があるそうです。

アルコールは通常、胃から2割、残りは小腸の上部から吸収されており、吸収速度は胃が遅く、小腸が速いそうです。
何も食べずにお酒を飲むと、アルコールが胃を素通りしてしまい、吸収が速い小腸にばかりアルコールが入った結果、血中濃度が急激に高くなってしまうというわけです。

これには経験があるからか、丹野も納得。
よく「空きっ腹でお酒を飲むと、酔いが早く回りやすい」と言われますが、気のせいではなく本当のようです。

さらにお酒だけ飲むと胃の粘膜が荒れたり、食道の炎症や潰瘍になる場合もあるそうですので、ここは何かのアテと一緒に飲みたいところですが、どんな食べ物が良いのかも尋ねてみました。

川部先生は「何が特別に良いというものはないですが」と前置きしつつ、チーズなどの乳製品や豆類など、低脂肪・高タンパクのものを勧めました。
胃の粘膜のダメージから守るものや、肝臓の働きを助けるものが良いというのが、その理由です。

そうすると、ビールに枝豆、ワインにチーズという定番の組み合わせは、悪くなさそうですね。

ウイスキーはロックより水割りで

続いての質問は「お酒を飲む際に水を一緒に飲んだ方が良い」と言われる理由について。

肝臓でアルコールを分解する際、水が結構必要になってくるためで、お酒と同量、あるいはそれ以上の水を取る必要があるそうです。

ウイスキーや焼酎などは水割りやお湯割りが良く、日本酒やワイン、ビールなど水で割らない飲み物の場合は、お酒とは別に水を用意しておくと良いそうです。

そこで丹野は、「わかるんですけどね…。水と交互に飲むとお腹が早くチャポンチャポンになるので、お酒だけでおいしく(と思ってしまう)」と言いつつも、改めて水の必要性を再確認し、一緒に水も飲むよう心がけるとのことです。

お酒にタバコはつきものですが…

居酒屋やバーに行き、お酒を飲むとついタバコが吸いたくなるという方もいらっしゃるかもしれませんが、川部先生は「濃いお酒とタバコの組み合わせは、特に咽頭がんや食道がんなどのリスクが高まると言われています」と警告しました。

さらにタバコは、アルコールの分解を助けるビタミンCを破壊することで二日酔いの元となったり、ニコチンにより内臓全般の働きが鈍って胃腸への負担が大きくなり、胸やけなどの症状が起こりやすいとのことです。

お酒もタバコも大好き!という方は、難しいかもしれませんが別々に嗜むのが良さそうですね…。
(岡本)

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