2017年12月27日(水)

乾電池の液漏れ 対策と予防方法は?

多田しげおの気分爽快!! / ライフ・ヘルスケア

『多田しげおの気分爽快!!』、12月25日の「情報サプリメント」のコーナーでは乾電池の液漏れを取り上げました。

この時期、大掃除などでリモコンを点検すると、中の乾電池から液が漏れて、カビみたいに結晶化していることがありますね。これが電池の液漏れです。なぜ液体が漏れるのでしょうか。

お話は、電池工業会 広報・渉外担当部長の新井田茂秋さん、聞き手は多田しげおです。

電解液がもれたもの

─乾電池から漏れているものは何ですか?

電池の中には電解液が入っていて、乾電池の内部で電気を発生させるのに非常に大事な役目をしています。それが漏れ出て、空気中の二酸化炭素と反応して結晶化したものです。

なぜ漏れるの?

─電池を入れっぱなしにすると、なぜ電解液が漏れるのでしょうか?

電池の中の化学反応で電力は起きます。その時、中で水素ガスが発生します。そのガスが電池内に多く溜まると、原理的には爆発するおそれがあります。そこで、そういうことがないように見えないような小さな穴を開けています。そこからガスを出す。その時に、中にある電解液も一緒に漏れ出てきてしまいます。

入れっぱなしにしない!

では、漏らさないようにするためにはどうしたらいいでしょうか。

多田は「懐中電灯、リモコン、時計、そういったものに長く入れっぱなしにしておくと、ガスが溜まって、電解液も出る。
だから適当な時に取り出して替える。使い切ったら替える。入れっぱなしにして放っておかない。ずっと放っておくなら、電池を取り出しておくといいということです」と答えました。

人体への影響は?

─漏れたもの、特に結晶化したものは人体に影響はないですか?

電池はマンガンとアルカリとありますが、よりパワーが強力なアルカリ乾電池を使うことが多いと思います。
アルカリ乾電池はもともと強いアルカリ性なので、もし、漏れたものに触れたら、水洗いをしてください。その程度で大丈夫なはずです。
ただ、粉が目に入った時は、すぐにきれいな水で洗い流して、アルカリ乾電池であれば、医師の診察を受けた方がいいと思います。

多田は「万が一ということもあるのでお気をつけください」と締めました。

2本以上使うときの注意

電池の液漏れの正体がわかり、ちょっと安心しましたね。(でも、注意はしましょう)

メーカーのサイトによると、他にも次の時に液漏れしやすいようです。

・2本以上の電池を使用するとき、1本の電池が正規の方向とは逆に装着された場合。

・2本以上の電池を使用するとき、異なる品種(アルカリとマンガンなど)、異なる銘柄、異なる品番、さらに新旧混用(使用途中の電池と新品の電池)を使った場合。
つまり、2本以上使う時は、電池は同じメーカーの同じ種類のものを、同じタイミングで一気に取り換えた方が、液漏れしにくいようです。

また、金属物と一緒に置いておくとショートして液漏れすることがあるそうです。
電池を保管する時はナイロン袋などに入れて同じ方向に揃えて保管するといいそうです。
(みず)

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