2017年12月4日(月)

冬至=日の入りの最も遅い日ではない!

多田しげおの気分爽快!! / ライフ・ヘルスケア

12月1日の『多田しげおの気分爽快!! 』には、いつもは水曜日に登場する澤朋宏アナウンサーが出演しました。

近頃どんどん寒くなり、日の出が遅くなり、日の入りは早くなり、なんだか淋しい気持ちになっている方も多いのでは?
この頃の気象について尋ねるために、気象予報士でもある澤アナがスタジオに呼ばれたわけです。

12月1日から「冬」

澤アナが言うには、日本では12月1日からが気象の上では「冬」だそうです。
いつから冬かは国によって定義が違ってきます。ロシアの決め方は真冬日(最高気温が零度に満たない日)がモスクワで10日間以上続くと冬だそうです。

多田は「実績を見てから決めるのは合理的ですよね」と言いますが、澤は反論があるようです。

「最高気温が零度未満が9日で終わると、震えながら『冬ではない、冬ではない』となりますよ」

実際、過去の経験ではロシアの冬が10日間しかなかった年があったそうです。

日の入りが早い!

日の入りが最も早くなるのは、12月1日あたりからの一週間です。

多田「冬至ではないんですね?」
澤「地軸の傾きなどの関係で、日の入りの一番遅い日と冬至は違う日になります」

冬至は昼間の時間が最も短い日で、2017年は12月22日です。

多田「冬至の頃は、むしろ日の入りはだんだん遅くなりつつあるけど、それ以上に日の出がもっと遅くなるので、結果昼間が短くなる」
澤「そうです。12月1日から10日間ほどの名古屋の日の入りの時間は4時40分ころです」

もう覚悟するしかないですね。

お正月過ぎると日が長くなる?

お正月を過ぎると、日が長くなったと感じる、という話がよくあります。
澤アナは「実際、その通りです」と言います。

「今日は日の入りは4時40分、お正月の頃は4時51分です。しかも、この1月から2月にかけては一日ごとに1分ずつ日の入りが遅くなっていきます。一週間も経つと、作業していて気がつくとまだ明るいなと体感できます。それが年明け、1月から2月です」

上空の〇〇度は何のため?

リスナーから天気予報について「澤さん、教えて」という質問メールです。

「この季節の天気予報でよく出てくるコメントで『上空〇〇mで、氷点下〇度になっています』というのがあります。これを聴く側はどう捉えればいいですか」(Aさん)

「ズバリお答えしますと、気にしなくていいです。簡単に言うと、上空1,500mがマイナス6度ですというのは、明日寒くて雪が降りますよ、という予報の根拠を言っているのです」

と答える澤。では、なぜそれが雪の根拠になるのでしょうか。

「実は寒気の流れ込みは山でブロックされたり、乗り越えたりします。ちょうどいい具合に日本の山を乗り越えらえる高さが1,500mくらい。
なんでマイナス6度か?標高が100上がると0.6度気温が下がるといいます。1,500mでマイナス6度だと計算上、地上は3度くらいになります。
雪は零度でなく、3度くらいで降ることがあります。ということで、地上で雪が降る目安を『上空1,500mのマイナス6度』とし、それをよく言います」

多田「上空の気温は何で計っていますか?」
澤「風船(ラジオゾンデ)を日本各地で飛ばしています」

「要は、予報の結果だけを聴けばいいということですね」と多田はまとめました。
(みず)

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