2017年11月18日(土)

座りっぱなしが死を招く?座り過ぎの弊害から身を守る方法

多田しげおの気分爽快!! / ライフ・ヘルスケア

11月16日『多田しげおの気分爽快!!~朝からPON』では、座りすぎの弊害を取り上げました。立ちっぱなしだけじゃなく、座りすぎてても体に弊害があるんです。デスクワークが長い日本人は要注意。多田しげおも座り過ぎ、これを、読んでいるあなたも、実は、座りすぎかも?早稲田大学スポーツ科学学術院教授の岡浩一郎先生にききました。

日本人は世界一

オーストラリアの研究機関が世界20カ国を対象に一日の座位平均時間を調べたところによると、日本人が座っている時間は、平均7時間。

事務職など様々なデスクワークで、起きている時間の70%は座っている時間だと言われています。世界的に見ても日本人が生活の中で座っている時間はトップクラスの長さです。

立ってる、座ってる。何が違う?

立ってる姿勢と座ってる姿勢、体に対する影響はどのような違いがあるのでしょうか?

「立っている場合ですと、立っているだけでも、下肢の筋の活動が凄く行われています。一方、座っている場合は、ほとんど足を動かしませんので、筋活動が行われないという状況が起こります」と岡浩一郎先生。

「太ももの筋肉は体の中で一番大きいものです。それから、ふくらはぎの筋肉は血液を上肢へ戻す凄く重要な役割を担っています」

「どんな座り方をしようが、その二つの大きな筋肉が、ほとんど動かない状態になります。そこから、体に大きな変化が起こると思います」

立っている姿勢は、立っているだけでも足の筋肉を使っています。座ると、そういった筋肉を使いません。つまりカロリーを消費していない、新陳代謝が非常に落ちてる状態が座っている状態です。

座り続けが習慣になると

座り続けている、カロリー消費が極端に少ない状態を毎日続けて、これが習慣になっていると、こんな症状が出てきます。

「初期の症状は、太りやすくなる、肥満になる、ということです。それから糖尿病になりやすくなる、といったところから、よく言われるメタボリックシンドロームになります」

「当然、それが長期間にわたりますと、心筋梗塞とか脳梗塞といった病気に繋がります。また、ある種のがんにもなりやすくなると言われています。結果として、亡くなりやすいということになります。死亡のリスク、あるいは介護のリスクが高くなると思います」

30分に一度は動こう

具体的には30分以上ずっと座り続けるのは良くないそうです。この番組は2時間半。テレビドラマを見ていても1時間。デスクワークはそれ以上です。30分以上座り続けているということは、日常の中でしょっちゅうです。

30分以上続けて座った時に、こんなことをしてみましょう。

「30分に一度、3分程度でいいので、立ってうろうろするなど、少し動く時間を作りましょう。少なくとも1時間に1度、そのうちの5分程度は体を少し動かした方が良いです」

「これまで言われてきたような、しっかり速く歩きなさいとか、そういう強度でなくても問題ありません。お茶を飲みに行く、トイレに行く、といった程度のよくある動きで十分です」という岡先生。でも、どうしても、立てない、そんな場合は?

会議中に立てない方は、これ

「この会議始まって、もう40分なんだ。今、偉い人が喋ってんだけど、会議中に立てないよ」。そんな時には、こんなことをやってみてください。

「両足を着いたまま、かかとをゆっくり上げ下げする、といった運動で、ふくらはぎを動かす。あるいは、足をぴんと伸ばして、つま先を天井に向ける、そういったことで太ももに力を入れる。そういう動きを、ちょっと座りすぎてるなと思った時に、実践していただくというのがの大事だと思います」

知らないうちにやっている貧乏ゆすり、あるいは、デスクワークを続けていて、立ち上がりたくなる、など。はたから見ると落ち着きなく見える、意識せずにやってる行動は、「動け」と体が欲しているサイン。そう考えてもいいと岡浩一郎先生は話していました。
(尾関)

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