2017年10月13日(金)

夏が過ぎても油断できない!夏バテならぬ「秋バテ」にご用心

北野誠のズバリ / ライフ・ヘルスケア

『北野誠のズバリ』、水曜恒例のコーナーは、「ドクター石蔵の中高年よろず相談室」。

健康の悩みや夫婦の悩みなどを、循環器・心療内科・更年期が専門の医師で、中高年アドバイザーの石蔵文信先生に伺います。

10月11日の放送では、43歳女性からの質問を取り上げました。
「秋になり涼しくなったのに、まだ夏バテのような症状が治まりません。食欲がなく、だるくてボーっとしてしまいます。何か体に異変があるのでしょうか」

夏より秋の気候が身体にはツラい

石蔵先生によると、「最近は夏バテよりも秋バテの方が問題になっています。夏で痩せるのは昔の話で、今は空調が整ってきたので、夏に食欲がなくなるという人もあんまりいないですよね」とのことです。

北野も「昔は、夏に水やお茶ばっかり飲んで、食欲がない人も多かったですけど…」と同意します。

しかし、今も一般的には「夏バテするからスタミナを付けよう!」と思って多く食べてしまい、夏太りする人も多いようです。

一方で、秋は気候の変動が激しく、昼は気温が30度近くまで上がり、夜は15度まで下がることもあると、人間は体温やph値を一定にしようと自律神経が働くのでバテてしまい、最近では「気象病」の一種と捉えることがあります。

北野は普段から東京・名古屋・大阪と仕事で頻繁に飛び回っているために疲れやすいことを挙げましたが、同じ日でも各地で気温が違うので、距離疲れだけでなく、自律神経の働きで疲れているのかもしれません。

雨が降ると痛みだすのも「気象病」

「気象病」と言えば、北野はもう一つ思うところがあります。

「腰痛持ちなんですけど、雨が降ると痛くなるのも気象病の一つですか?」

人によっては肩こりや頭痛がするという場合もありますね。

石蔵先生は、「気圧が下がると古傷がうずくのは気象病の典型的な例で、気圧が下がると一定にしようとしてエネルギーを使うため、痛みを強く感じます」と答えました。

そこで春に症状が良く出る花粉症も気象病と思いがちですが、これは季節が限られる症状であるため、気象病とは言わないそうです。

秋バテへの対処法は?

秋バテへの対処法として石蔵先生が挙げられたのは、変動する気温に合わせてこまめに着るものを変えたり、外へ出かけるレジャーの計画をゆったりしたものにするということです。

秋は気候が良いため、行楽の季節と言わんばかりにいろんなところに出かけ、観光地など人ごみの多い場所に行ってしまいがちですが、それが原因で余計に疲れてしまうことがあります。

また、秋だけでなく春も季節の変わり目で気温の変動が大きいため、要注意ということです。

人間は暑いと汗をかいたり、寒いと勝手に筋肉を収縮させて自動的に調整していますが、それで自律神経が忙しくなりバテてしまうわけです。

最後に石蔵先生は、「もし11月ぐらいになっても症状が変わらない場合は、病院に受診することをお勧めします」とまとめました。
(岡本)

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