2017年9月28日(木)

洗濯機は“忖度”せずに“選択”しよう

多田しげおの気分爽快!! / ライフ・ヘルスケア

掃除・洗濯・炊事と、主婦の朝は忙しく慌ただしいもの。
そんな同時進行の家事を力強く手助けしてくれる家電といえば、やっぱりアレですよね。

『多田しげおの気分爽快!!朝からP・O・N』、火曜日の「暮らしに鉄分」は「早川敦子のそぼQ」。
生活の中の素朴な疑問やなぜ?なんで?ということを毎週1つずつ解決するこのコーナー。

9/26の放送では『洗濯機はグルグル回っているだけなのに、汚れを落とせるのはなぜ?』という疑問を取り上げました。

縦型とドラム式

まずは、街行く皆さんの意見です。

「水との摩擦みたいな感じ?」「圧力じゃないですか?水の」「遠心力とかですかねぇ」「嫁さんがやってくれるでね」

やはり、洗濯機がなぜ汚れを落とせるのかというハッキリした理由はわからない様子。

ご存じのように全自動洗濯機は、洗濯層の向きによって「縦型」と「ドラム式」の2つの種類に分かれています。

縦型はいわば従来型の洗濯機。
上に蓋がついていて、上から洗濯物を入れます。

ドラム式はコインランドリーによくあるタイプ。
前面に扉がついていて、前から奥へ洗濯物を入れます。

この2つ、回転方向が違うだけで似たようなものじゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが、実は全く違うものなのです。

縦型は揉み洗い

パナソニック コンシューマーマーケティングジャパン本部 齋藤克哉さんにお話を伺いました。

まずは縦型の洗濯機について。

縦型は、洗濯層の下に付いているプロペラのような羽根がグルグルグルっと右回転したり、左回転したりすることで渦状の水流が起こります。
これで洗濯物同士が擦れたり、羽根に擦れたりすることで手で揉み洗いするような力が出るので、泥汚れや固形の汚れが非常に取れやすい洗い方になるのです。

「よーく見てると、途中で渦巻の水の方向が変わるわけですわ」と、多田しげお。

現在の洗濯機は、いったん洗濯機を止めないと蓋が開かない仕組みのものが多いのですが、一昔前のモデルでは洗濯中でも蓋を開けて、その不思議な水流を眺めることができました。

右回り、左回りが「キュッキュッキュッ」と短いタイミングで変化します。

多田「その音なんだ!キュッキュッキュッと。『何言うてはるのかな?』と思ってたら」
早川「中でこすり洗い、揉み洗いをしているっていう。昔のお母さんたちがやってたことを」
多田「ようでけてるね」

揉み洗いは、こびりついた泥などの汚れをこそげ落とすのに向いた洗い方。
服を泥だらけにして帰ってくるようなワンパクなお子さんがいるご家庭には、縦型洗濯機がうってつけという訳です。

ドラム式は叩き洗い

それでは、近頃主流となりつつあるドラム式はどうなのでしょう。

ドラム式は、ドラムが回転することで中の洗濯物が持ち上げられて落ちるということを繰り返していて、その衝撃で洗う「たたき洗い」です。

縦型はたっぷりとした水を溜める必要があるのに対し、ドラム式は少ない水で洗うことができるので非常に節水になります。
さらに、少ない水で洗剤を溶かすために洗剤の濃度が高く、人の汗や皮脂汚れが落としやすいことが特徴です。

ドラム式の洗い方は「昔、お母さんが洗濯板の上で洗濯棒を使ってやっていた、叩き洗いを再現している」んだそう。

水の量が少なくて済むため、ドラム式洗濯機はエコに関心がある方もお勧めです。

「あれお父ちゃん作ってんだ」

現在、日本でドラム式として売られている洗濯機は、各社ほとんどが斜めドラムとなっています。

日本で初めて斜めドラムを開発したのが、パナソニック。
そして今回お話を伺った齋藤さんは、なんとこの斜めドラムを生み出したメンバーの1人なのです。

これを聞いて「絶対、普段自慢してるな」と多田。
「そんなことなかったですよ」と早川がサラリとフォローをしたものの、「酒飲む時『お父ちゃんな、実はな。あれお父ちゃん作ってんだ』とか何か」と、多田の妄想が止まりません。

「だってそれぐらい素晴らしい開発ですから」という早川に、「誇らしいでしょうね」と同意する原田裕見子。

斜めドラムで問題解決

元々、ドラム式は洗濯槽が真横についていました。

しかし、それでは水を溜める位置が扉よりも上に来てしまうので、途中で「あっ靴下が出てきた!」「タオルもう1枚いれよう」と思っても、一旦スタートしてしまってからは洗濯物を追加することができませんでした。

これを解消したのが「斜めドラム」という訳です。

「気が付いてみれば簡単なことなんですけれど。そういうことに気が付くかどうか、ですよね。要は。発明ってのはね」と多田も感心しきり。

ドラム式にも脱水だけ・すすぎだけ、などいろいろな機能がついていて、今や機能だけでみれば縦型もドラム式もほとんど差はないんだとか。

「どの家電もそうですけど、ほんと進化。コンピューターがサーチしてくれて、判断してくれて。もうすごい進化ですよね」と、感服した様子の多田。

なんと、外出先から操作することができるWi-Fi洗濯機とスマホアプリまであるんだそう。

名物・多田プレシャー

「洗濯機って、ただ回ってるだけじゃないんだなっていうことを改めて思い知らされましたよ」と、まとめに入る早川を意味ありげに見つめる多田。

「何ですか!また多田さん」と嫌な予感がした早川。

「最後ね、締め何言うのかなーって」と、面白いことを言いなさいよと言わんばかりに多田が早川に圧をかけます。

早川「このね、多田さんプレッシャーがね」
多田「ただね、あっちゃんの目を見ているだけだよ。『何言うのかなぁ』」
早川「ラジオをお聴きの皆さんにはお分かりにならないかと思いますけど。話が終盤になるにつれて多田さんの目がね、笑いながら怖い笑いになってるんですよ!」

早川、多田のプレッシャーを見事はねのけることができるのでしょうか。

「今や縦型もドラム式も、ほとんど差はなくなってきてますので、ご予算とお好みに合わせて“せんたく”(選択)してください」(早川)

「おっ、そう来たか!」と、思わず拍手をする原田。
「なるほどー」と、多田もうなります。

早川、アッパレ!
ズバッと決まったところでスッキリとコーナー終了、と思いきや。

「“そんたく”(忖度)は、せんでええよ」

負けず嫌いの多田が顔を出してしまいました。
チャンチャン。
(minto)

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