2017年9月22日(金)

粘度の高い便・軟らかい便は不健康のサイン?

北野誠のズバリ / ライフ・ヘルスケア

毎週水曜日の『北野誠のズバリ』は「ドクター石蔵の中高年よろず相談室」。
健康の悩みや夫婦の悩みなどを、循環器・心療内科・更年期が専門の医師で、中高年アドバイザーの石蔵文信先生に伺います。

9/20の放送で取り上げたのは、45歳男性からの質問です。

「この頃、便を流すと便器にべっとりと残るようになりました。今まではあまりなかったのですが、体調に問題があるのでしょうか」

歳をとると軟らかくなりやすい?

石蔵先生はまず、粘度が高い便が出るのはいろんな理由があると指摘され、「便に脂肪分が多い場合や、腸の粘液が不足して便がつるっとならない場合であり、どちらも年を取るとなりやすいです」と答えました。

ここで北野が「ホルモン焼きなどの脂が多い物を食べたりすると、(便が軟らかく)なりやすいですか?」と質問しました。

石蔵先生によると「普通なら(軟らかく)ならないですが、肝臓と膵臓が弱くなって、胆汁と消化酵素の出が悪くなると、分解しきれない脂肪がそのまま便になって出てくる」とのことです。

ここでアシスタントの大橋麻美子が「小学生の場合でも、便が軟らかい場合があるのはなぜでしょうか」と質問しますが、石蔵先生は「まだ十分育ち切っていないため、脂っこいものを食べ過ぎると(便が軟らかく)なりやすい」と回答しました。

小さくても、歳をとってもなりやすいということですね。

肝臓・すい臓が弱っている可能性も

また、腸の吸収が弱いことが原因にもなったり、お酒をよく飲んで肝臓・すい臓が弱っていることも原因になるそうです。

その他には腸の吸収が弱いことや、お酒をよく飲んで肝臓・すい臓が弱っていることも原因になるそうですので、その場合は改めてチェックした方が良さそうです。

さらに「腸内フローラ」と言われる腸内細菌叢の中で、悪玉菌が増えても同じ現象が起こるのだそうです。

また軟らかい便とは異なりますが、下痢や便秘を繰り返す場合は、腸の中に腫瘍ができている可能性があるので注意が必要です。

ここで北野が「大腸ポリープの検査で、問診『下痢や便秘を繰り返す』と書かれてますね」と思い出します。

下痢や便秘だけだとストレスによるものが多いのですが、2,3日おきに状況が違うのは注意が必要だそうです。

便の状況を治すには、食生活で脂っこいものを少なくしたり、お酒を控えたりすることで改善すれば心配する必要はないのですが、一部の方は先天的に酵素が少ないために脂を消化しきれず、中性脂肪が上がりやすいのだそうです。

中性脂肪は前日に食べたものがすぐに反映されやすく、前日に焼肉など食べると、翌日の血液検査で採決した血液が白く濁ったりもします。

大橋は「兄弟で同じものを食べていても便が違うので、(消化酵素に関する)体質が違うのかもしれませんね」と語りました。

「45歳を超えたら、大腸検査や胃カメラをしておくべきですか」との北野の確認に石蔵先生は同意し、食生活について注意すべき点は、「若い時ほど暴食したり、脂物を食べ過ぎない」ということでした。

つい、いつまでも若いと思ってしまいがちなので、気を付けなければいけない所です。

最後に北野は「(軟らかい便が続いて)心配なら受診した方が良いということですね」とまとめ、石蔵先生も同意しました。
(岡本)

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