エンジンを搭載せず、電気を主なエネルギーとして走行する電気自動車(EV)。二酸化炭素や排気ガスを排出しないため環境負荷が低いこと、そしてガソリン車と比べて燃料代にかかる走行コストが低いことが特徴で、近年ではリチウムイオンバッテリーの進化により2009年ごろから少しずつ普及し始めました。
SDGsの観点からもEVは奨励されており、日本政府は2035年までに乗用車の新車販売を100%電気自動車にする目標を掲げています。
4月22日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、そんな電気自動車についての意外な事情について、つボイノリオと小高直子アナウンサーが話題にします。
EV事業、休止へ
ソニーグループとホンダは、EV(電気自動車)の開発と販売を中止した共同出資会社「ソニー・ホンダモビリティ」の事業を、大幅に縮小することで合意しました。
3社は製品やサービスについて「短中期的に市場投入の実現可能な手段を見出すことが困難であるという結論に至った」と説明したとのこと。法人自体は残し、長期的な事業の方向性を探りますが、実質的休止状態となるようです。
およそ400人いる社員は全員ソニーグループやホンダなどに再配置される予定です。
日本のモノづくりを代表する企業同士の夢のタッグかと思われていましたが、こうした現状に車ファンからは落胆の声が上がっている様子。2社が提携してEV開発に乗り出した時には非常に期待値が高かっただけに、「夢物語で終わってしまった」と肩を落とす人が多いようです。
3社は製品やサービスについて「短中期的に市場投入の実現可能な手段を見出すことが困難であるという結論に至った」と説明したとのこと。法人自体は残し、長期的な事業の方向性を探りますが、実質的休止状態となるようです。
およそ400人いる社員は全員ソニーグループやホンダなどに再配置される予定です。
日本のモノづくりを代表する企業同士の夢のタッグかと思われていましたが、こうした現状に車ファンからは落胆の声が上がっている様子。2社が提携してEV開発に乗り出した時には非常に期待値が高かっただけに、「夢物語で終わってしまった」と肩を落とす人が多いようです。
予想通り?
つボイ「私はそうなるかも、と思っていました」
何となく予想はしていたというつボイですが、こう語るのには理由がありました。
つボイ「電気自動車って充電するところが少ないし、その充電にも時間がかかるし。環境にいいとか悪いとかいう話は置いておいて、果たして便利なのだろうかと」
話にはよく聞くけれど、実際に走っている車はほとんどがガソリン車。世の中の人達も同じ疑問を抱いているのではないかと考えるつボイ。
小高「日本には昔からガラパゴス現象というものがあって。日本人がすごくいいなと思うものは日本の中でものすごく広がるけど、意外と外国ではそうでもなかったりするんですよね」
世界でスマートフォンが流通し始めた頃、日本では独自に発達した技術がふんだんに搭載された携帯電話が主流で、国際標準から乗り遅れビジネスが停滞するということがありました。
小高「世界ですごく一般的でも、日本では向かないというものも時々出てくる。つボイさんが感じているように、日本ではなかなか定着が薄い感じはしますよね」
何となく予想はしていたというつボイですが、こう語るのには理由がありました。
つボイ「電気自動車って充電するところが少ないし、その充電にも時間がかかるし。環境にいいとか悪いとかいう話は置いておいて、果たして便利なのだろうかと」
話にはよく聞くけれど、実際に走っている車はほとんどがガソリン車。世の中の人達も同じ疑問を抱いているのではないかと考えるつボイ。
小高「日本には昔からガラパゴス現象というものがあって。日本人がすごくいいなと思うものは日本の中でものすごく広がるけど、意外と外国ではそうでもなかったりするんですよね」
世界でスマートフォンが流通し始めた頃、日本では独自に発達した技術がふんだんに搭載された携帯電話が主流で、国際標準から乗り遅れビジネスが停滞するということがありました。
小高「世界ですごく一般的でも、日本では向かないというものも時々出てくる。つボイさんが感じているように、日本ではなかなか定着が薄い感じはしますよね」
一方世界では
実は世界的には総じてEVの市場は広がっており、まさに小高の言うガラパゴス現象が起こっているのです。特に世界で最もEV普及率の高いノルウェーでは、新車の95%がEVだという結果になっています。
つボイ「じゃあなんで日本は縮小しているの?」
小高「電気自動車というコンテンツそのものがあまり好まれなかったという理由で縮小傾向にあるのか、もしくは世界市場の競争の中で戦っていけるだけの競争力があるかどうかを見極めている段階なのか。その辺りはわからないですが」
EVの世界販売ランキングは1位が中国、次いでアメリカ、そして3位4位も中国となっており、日本企業は参入できていない状況です。
小高「私たちとしては日本のメーカーに頑張って欲しいし、こんなに大きな企業が?と思うかもしれませんが、この頃は車業界に限らず電化製品に関してはやはり中国が強い。韓国やインドも出てきています」
そこに打って出られるような国際的な競争力を、日本にも取り戻してほしいと願う人は多いのではないでしょうか。
つボイ「じゃあなんで日本は縮小しているの?」
小高「電気自動車というコンテンツそのものがあまり好まれなかったという理由で縮小傾向にあるのか、もしくは世界市場の競争の中で戦っていけるだけの競争力があるかどうかを見極めている段階なのか。その辺りはわからないですが」
EVの世界販売ランキングは1位が中国、次いでアメリカ、そして3位4位も中国となっており、日本企業は参入できていない状況です。
小高「私たちとしては日本のメーカーに頑張って欲しいし、こんなに大きな企業が?と思うかもしれませんが、この頃は車業界に限らず電化製品に関してはやはり中国が強い。韓国やインドも出てきています」
そこに打って出られるような国際的な競争力を、日本にも取り戻してほしいと願う人は多いのではないでしょうか。
EVの未来は明るい?
日本でEVが普及しにくい理由としては、やはり充電インフラの不足が挙げられています。日本は特に諸外国に比べて集合住宅が多いため、充電設備の設置が難しく、自宅充電できない家庭が多いのです。
しかしソニー・ホンダモビリティの事業休止のニュースの傍ら、朗報も飛びこんでいます。トヨタが販売店での電気自動車充電設備を充実させるというものです。
充電場所がないという原因に一歩切り込んだトヨタは、さらにEVの新車販売も発表しています。
それならこれから伸びていくのかな?と期待を込めるつボイ。
つボイ「最初に自動車ができた時は電気自動車だったんですよ。でもガソリンの方が便利だということでガソリン車になったので、今後も行きつ戻りつしていくのかもしれませんね」
日本政府がEV普及率100%を目標として掲げている2035年まで、あと9年。これまでの間に、国内の自動車を取り巻く環境は大きく変わっていくことになるのでしょうか。
(吉村)
しかしソニー・ホンダモビリティの事業休止のニュースの傍ら、朗報も飛びこんでいます。トヨタが販売店での電気自動車充電設備を充実させるというものです。
充電場所がないという原因に一歩切り込んだトヨタは、さらにEVの新車販売も発表しています。
それならこれから伸びていくのかな?と期待を込めるつボイ。
つボイ「最初に自動車ができた時は電気自動車だったんですよ。でもガソリンの方が便利だということでガソリン車になったので、今後も行きつ戻りつしていくのかもしれませんね」
日本政府がEV普及率100%を目標として掲げている2035年まで、あと9年。これまでの間に、国内の自動車を取り巻く環境は大きく変わっていくことになるのでしょうか。
(吉村)
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