つボイノリオの聞けば聞くほど

本当は怖い『ヴィーナスの誕生』

男女のエピソードが多数寄せられる『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「男と女のコーナー」。

5月12日の放送では、最近番組で話題の「聞けば構文」に関する投稿が紹介されました。書き出しに性的なことを挨拶文、最後は「おほほ」で締めるというものです。

つボイノリオと小高直子アナウンサーが投稿を紹介します。

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時候の挨拶でひっかかる

まずこの季節らしいおたよりですが…。

「春眠暁を覚えずといいますが、本当に心地よく眠れる季節です。私は7年前に離婚しましたが、いまでも時々元妻とエッチをする夢を見ます。もちろん未練なんてこれっぽっちもないですけど。

ところで、ゴールデンウィークに植えたクリトリアが芽を出しました。成長が楽しみです。

おほほ」(Aさん)

これは典型的な『聞けば構文』のおたよりです。つボイは「これは時候の挨拶の方が重要な役割をしていますね」と書き出しの部分に興味津々。

つボイ「こういうことがあるんですね、また、離婚した方なども教えていただきたいです。別れた相方とこういう夢を見るのか見ないのか。どういう心が働くとそうなるのか。夢の中の自分はそのとき喜んでいるのか冷めているのかどうか」

小高「時候の挨拶にひっかからないでね」

男女の合体のお経?

「野外民族博物館リトルワールドのネパール寺院で男女の仏さまが対面で合体しております。不思議に思っておりました。

最澄から教えてと頼まれて空海が『絶対教えられん』と断って仲たがいしたお経が理趣経というお経。そこに男女の合体のことも書かれているらしい。本当に愛する男女がお互いに心から愛し合い高め合い、肉体的にも精神的にも結びつくことは正常な菩薩の境地です。

しかし空海はただ文を読むだけで解釈してもらっては困ると秘密の教理にしたのでしょう。無理やりはダメです、お互い思い合って一緒に菩薩の境地にいきましょう」(Bさん)

つボイ「最後、仏教的な言葉で締めくくっていますね」

宗教的なおごそかな話のようですが、内容は男女の合体の話でした。

『ヴィーナスの誕生』驚きの秘話

「18日金曜、名古屋市美術館で西洋絵画展をやっていたので、少しばかり芸術に触れてきました。そこで見たものが『ヴィーナスの誕生』。説明を読むとなかなかえぐい内容にびっくりしました」(Cさん)

『ヴィーナスの誕生』は優美なロココ様式で描き出した神話画です。

つボイ「ヴィーナスはどう誕生したか。もとはノリオくん(隠語)です。
天空の神ウラノスは妻ガイアの怒りをかって(浮気をしたから)、息子のクロノスによって、ノリオくんを切り取られてしまう。ギリシャ神話は容赦ないです。

浮気はいっぱいしますし、その怒りを晴らすために息子にお父さんのノリオくんを鎌でスパン。それを海に捨てたときに起きた泡から誕生したのがヴィーナスです」。

小高「それを端折って、ヴィーナスは海の泡から誕生しましたと美しい話になっていますけど(笑)」

つボイ「普通『お前はお父さんとお母さんの愛の結晶だぞ』と言われ、それを大事に生きていきますが、ヴィーナスは何を糧にこれから生きていくんや?私の生まれたいきさつは何だったんだ?海の泡や」

Cさんは「『ヴィーナスの誕生』の絵を見るときは、笑いなしには見られませんよ」と締めくくりましたが、つボイは「容赦ない話やな」と、ただあきれるばかりです。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2025年05月12日10時02分~抜粋

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