つボイノリオの聞けば聞くほど

暑さ対策が課題か?「大阪・関西万博」入場者数の推移

4月13日に開幕した大阪・関西万博の一般来場者は、同月19日までの1週間で50万人を突破し、52万4,937人となりました。

2005年の愛知万博の同じ期間の、およそ42万6,000人を上回っているとのこと。一方で前売り入場券の販売は969万枚あまりで、目標としていた1,400万枚には届かなかったようです。

4月22日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、万博大好きなつボイノリオがこちらの話題に注目。小高直子アナウンサーと西村俊仁アナウンサーを交え、さまざまな評判飛び交う関西万博について語っています。

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愛知万博より好調?

つボイ「愛知万博と比較をして入場者数が多いと言っていますが、関西万博の場合は関係者も含めているのでね」

だいたい1日2万人ほどの関係者が入場者数に計上されているとのこと。1週間で14万人ほどの関係者が統計に含められていることになります。このことを加味すると、入場者数は愛知万博の同じ時期よりも少ないと言えるでしょう。

つボイ「それに、愛知万博の入場者数は右肩上がりでしたから」

西村「後半の上りっぷりがすごかったですよね」

つボイ「関西万博は今、愛知万博の一番低い時期と比較してますからね」

通常、イベント事といえば始まってすぐは注目度が高く、だんだん尻すぼみになっていくのが一般的です。ところが愛知万博はその逆で、後半にかけて勢いを増すという珍しいパターンでした。

つボイ「今後愛知万博のように、はたして右肩上がりになってくのかというのが気になるところですね」

夏が心配

大阪・関西万博の入場者数が今後増えるか減るかについては、夏をどう乗り越えるかがカギになってくると見ている西村。

西村「愛知万博も関西万博も同じように春先に始まって秋までの半年間ですので、夏の暑さ対策はしっかりしていかないと」

20年前と比べると、夏の暑さもその期間も比べ物にならなくなっています。さらに今回は会場が海に近いということもあり、対策を怠ると入場者数どころか病人が出る事態になりかねません。

つボイ「本当にその通りで、日影が大屋根リングの他はあまりないんですよ」

その大屋根リングも雨が降ると横から吹き曝しになり、雨天時にも難儀をしたそうです。

西村「愛知万博にあったグローバルループも、開幕後に屋根のエリアやミストの出る場所を増やしてだんだん暑さ対策を進めていたので、関西万博もそうなってくるかもしれないですよね」

4月の下旬にしてすでに夏日を記録する日もある今日この頃。今のうちに対策をしてくれると、暑くなってからも安心して遊びに行くことができそうです。

様子見段階?

小高「ただ開幕する前はどうしてもいろいろな問題やネガティブニュースの方が注目されがちですけど、開幕してからは『やっぱり行ってみたら楽しかった』という情報が方々から流れてくるのでね」

だんだん盛り上がってくるのでは、と予想している小高。実際に今回の万博は準備の段階から何かと不備が取りざたされることが多かった分、無事開幕した後も「しばらくは様子を見よう」という人が多いのではないかと思います。

ちなみに万博が大好きなつボイは初日に行き、すでに2回目も行ったとのこと。

つボイ「下見も入れて3回行きましたからね」

小高「下見の時は開幕前だから中に入ってないでしょ(笑)」

つボイ「入れるかな?と思って係の人に頼んでみたんですよ」

小高「やめなさい迷惑だから(笑)」

気持ちが変わった

つボイの様にすでに遊びに行った人たちがメディアやSNSで発信することで、今後興味をそそられる人達が増えてくるのではないでしょうか。

西村「小高さんの言うように開幕してからいろんないい情報やポジティブニュースが出てきたので、うちの妻は『絶対行かないあんな所』と言っていたのがこの1週間で『行こうよ!』っていう風に変わっています」

そういう方もたくさんいらっしゃるのでは、と西村。大阪・関西万博の入場者数は、これからどう推移していくのでしょうか。たくさんの人が「楽しかった」と満足感を得られるような万博になっていってほしいものです。
(吉村)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2025年04月22日09時12分~抜粋

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