つボイノリオの聞けば聞くほど

懐かしの女性下着「ズロース」と「シミーズ」を語ろう。

ラジオパーソナリティのつボイノリオは「パンツは、ヒトが人である所以である」と語っています。

リスナーから下着に関する投稿が集まるのが、CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』「パンツのコーナー」。

2月17日の放送では、ちょっとなつかしい響きの女性下着について、つボイノリオと西村俊仁アナウンサーが話題にします。

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ズロースとシミーズ

「以前、私が姑からもらった1枚のパンツについて投稿しました。綿100%、ウエストまであり、両足の付け根にくっきりくるパンツのゴム。肌触りがよくて長持ちするパンツ。そう、『ズロース』というものです。

姑がくれたパンツは、胸の付け根までウエストのゴムが伸びるデカパン。当時太っていた私でもデカい。なつかしくもあり、穿けないズロース。みなさんは知っていますか?」(Aさん)

ズロースの話題に、別の下着を思い出したつボイ。

つボイ「僕らの頃は『シミーズ』というものがあり、シミチョロという言葉があった。スカートからシミーズがちょっと見えているのがシミチョロ。今はわざと見せて、重ね着のようなものがありますね。昔は、シミチョロはいけなかった」

「シミーズ」とは肩が紐になっており、胸から胴をおおう下着。ズロースとシミーズがわかるかどうかで、年代がわかりそうです。

下着泥棒の選択

ある程度歳がいったはずの母親も、下着に対してプライドを持っているようです。

「むかしむかし我が家に下着泥棒が入りました。高級の私の大事な黒の総レース、赤いTバックなど盗んでいきました。母親は『なんで私のパンツ持っていかへんのや!』と怒っていました」(Bさん)

つボイ「持っていって欲しいんか?(笑)」

持っていかれると、それはそれで怒りそうです。

被害なし

泥棒は犯罪ですが、それでも選んで盗んでいるようです。その判断基準が知りたいです。

「僕の友人も下着泥棒に遭いました。友人の奥さんの下着が盗まれたそうで、6万円ほどの被害だそうです。いったい6万円の下着とはどんなのでしょうか?そっちが気になりました。
スケスケで布が少ない下着だと安いのか?

友人は当時は1階に干していましたが、今は2階に干すようになりました。うちは1階に干していますが、妻の下着は機能性重視の色気のない下着なので、今のところなんの被害もありません」(Cさん)

つボイ「下着泥棒は機能性はいらんのです。下着以外の使い方をするから。『布の小さい下着は安いのか?』…これは違います。小さいものほど高いです

西村「費用対効果、おかしいです。布が多いから、その分原材料費が高いのかと思いきやそうじゃない」

女性の下着の価格には納得がいかないふたり。

亡き姑の…

「先日、主人の実家に行きました。主人のお母さんが春に亡くなってから、お父さんはいつ行ってもお母さんのものの片づけをしていました。
お母さんはなんでも取っておく人だったので、まだ使ってないものが出て来て、そのたびもらってきました。

この間は『あんた、これ穿くか?』と。『スリッパか靴かな?』との予想は大きく外れ、白いグンゼのズロースでした。550円の値札がついていました。私はひっくり返りそうになりました。

『これから冷えるで、パンツの上に穿くのはどうや?新品だで捨てるのはもったいなくてな』と。さすがにお父さんも自分が穿くのはやばいと思ったそうです」(Dさん)

つボイ「亡き妻の形見で下着はいいんじゃないでしょうか?『これ、妻が穿いていたのだ』とグンゼの下着を穿く。どうです?」

西村「もったいないのは間違いないと思いますが、それをお嫁さんに持っていくところの難しさですね」

Dさんによれば「私58歳ですけど、ズロースを初めて見ました」とのこと。

つボイ「いかにズロースが廃っていったのか。『ちょっと夫にいやがらせしたいときは、このパンツ穿いて見せたろうかと思う』と書いています。ものすごい復讐です(笑)」

ズロースも女の子用のかわいいものもありますが、亡き姑の550円のズロースの利用法はわかりません。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2025年02月17日10時04分~抜粋

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