新人の瀧川幸樹アナウンサーが神奈川から名古屋に移り住んでおよそ半年が経ちました。瀧川が新天地で見つけた、身も心もリフレッシュできる趣味。それがまさかの「滝行」です。
11月15日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)では、瀧川がその魅力について「瀧川が滝行を始めた話」をテーマに語りました。
瀧川アナの原点
CBCで滝行といえば、まっさきに浮かぶのは先輩の若狭敬一アナウンサー。
若狭アナの滝行は今やドラフトの風物詩ですが、瀧川は完全な趣味です。
神奈川県鎌倉市出身の瀧川。実家の近所にお寺や神社がたくさんあるため、幼い頃からそういう場所に親しんでいたそうです。
名古屋に引越してからも「いいお寺や神社はないかな」と探していた瀧川は、滝行体験ができる神社、三重県鳥羽市船津の「白瀧大明神」を見つけました。
この神社を訪れたことをきっかけに、瀧川は滝行の魅力にはまっていったのです。
本当の修行はここから
滝行を終えた瀧川が感じたのは、「すごくすっきりする!」ということ。
瀧川「確かに、打たれてる時は水が冷たいんですが、出た瞬間に体がすごくポカポカしてるし、清らかになった気分でした」
サウナでいう「整う」に対抗し、瀧川はこの感覚を「清(きよ)う」と名づけたそうです。
瀧川「悩んだり、落ち込んだり、ストレスを抱えてしまうことがあるんですけど。そうなったときに『滝行に行ってリフレッシュしたいな』と」
滝行はやはり夏が最適ですが、瀧川には別の考えがあるようです。
瀧川「やっと寒くなってきましたね。ここからが本当に修行なのかなと思うので、年が明けたら一発目の滝行に行きたいなと、計画をしております」
痛みに耐えて「清う」の境地へ
ここで瀧川は、自分が滝行をしている様子を撮影した動画をつボイノリオに見せます。
つボイ「おお、結構な滝ですよ、これ。先輩がやってるあの滝は何やらちょろい滝でしたけども。これ本格的な滝じゃないですか」
さりげなくディスられる若狭アナ。
この滝は、東京都唯一の村・檜原村にある「龍神の滝」です。
前日に雨が降ったため「水位がいつもより上がっている。それでも大丈夫ですか?」と注意を受けたそうですが、瀧川は了承。
瀧川「そこを乗り越えた先の、"清う"感覚の虜ですから。それを味わいたくて。受けたら、想像を絶する痛みでした」
「清う」ため、痛みに耐えた瀧川です。
これまでに瀧川が滝行を行ったのはこれらの2つと、若狭でおなじみの滝を入れた全3か所。
若狭の滝をつボイは「ちょろい滝」と表現しましたが、実際は「一点集中」なのでかなり痛かったそうです。
「瀧川の滝行」がお気に入り
瀧川「綺麗なお水で体を浄化していただくので、身も心もリフレッシュできます」
一緒に滝行に行った友人や先輩からも、「すごく良かった」と言ってもらえたそうです。
つボイ「偉そうなこと言えませんけども、昔からあるものはやっぱり必要なんだなということでしょ」
瀧川「日本書紀や古事記にも『禊(みそぎ)』として登場しているため、歴史はかなり長いんですよね」
滝行の魅力は「歴史を体験している気分を味わえるところにある」と瀧川。
しかし始めたきっかけは、実はもっと単純でした。
瀧川「僕の名字が"瀧川"なので、『瀧川の滝行』。ちょっとゴロがいいなっていうので始めてみちゃったりしました」
褒めてもらえるまで連呼
瀧川が滝行の作法を解説します。
まず滝に向かって礼をして、右上から左下に向かって「えい!」と空を切ります。
これは瀧川によると「こじ開けるような感覚」なのだそう。
滝行中は「祓いたまえ、清めたまえ」と連呼します。
瀧川「私はアナウンサーですから大きな声で言わないといけないので。住職の方から褒めていただけるまで私は連呼するっていう。『もういいよ、大きい声出てるね』って言っていただけるまで、言います」
独自の道を行く修行僧です。
滝行が終わった後は先ほどの逆、左下から右上に向かって斜めに切ります。
最後は滝に向かって一礼をして終わりです。
年明けの「瀧川の滝行レポート(極寒バージョン)」を楽しみに待ちましょう。
(minto)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年11月15日11時10分~抜粋