「恋はするものではなく、落ちるもの」
そんな言葉があるように、運命の出会いとは思わぬところで突然にやってくるようです。
10月2日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)では、意外な場所で運命の出会いを果たし、見事結ばれたとあるカップルのニュースが取り上げられました。
つボイノリオと小高直子アナウンサー、斉藤初音アナウンサーがコメントします。
災難かと思いきや?
ロマンスの舞台は、日本から遠く離れたイギリス領北アイルランド。
世界一周旅行へ向かうクルーズ船が不運にもエンジントラブルとなり、出航できないという事態に。
豪華で楽しい最高の船旅になる予定だったのに、思わぬ災難に見舞われて4ヶ月も足止めされる状況になってしまいました。
しかしこれが、運命の出会いのきっかけだったのです。
まったく赤の他人同士であった乗客の男女が、なんとその4ヶ月の間に恋に落ちたのです。
船は予定より遅れて9月に出航しました。
災い転じて恋人同士となったふたりは、今度は生涯を誓い合う夫婦となるべく、出航したその船上で挙式を行なう予定なのだそう。
船は3年半かけて世界をぐるりと一周する見通しで、400か所以上に寄港するこの旅はふたりにとっての最高の新婚旅行になりそうです。
女性は「これ以上いいことはないです」と、満足げに語ったそうです。
行きはよいよい…?
斉藤「ドラマのようなすごいニュースが入ってきましたね」
小高「でも旅の期間が3年半あるわけだから、途中くらいで恋に落ちた方がいいような気がしますよね」
女子なら誰もが憧れるロマンチックなエピソードのように思えますが、気になる一言をこぼす小高。
小高「出発する前に恋に落ちて3年半も船の中で一緒にいたら、旅が終わって到着するころにはこう、ちょっと…冷たくなってたらどうしよう(笑)」
つボイ「成田離婚というやつですね(笑)」
長い時間を共にするうちに、ふたりの関係が冷めてしまうことを懸念したようです。
小高「喧嘩してプイっとなっても、船の中だし」
斉藤「あー、そう思うと結構波乱万丈かもしれませんね…」
小高「逆に言えば3年半仲良くできたら、たぶん一生仲良しの夫婦になる…かな?」
夫婦間で不和が起きたとしても、顔を合わさずにはいられない状況の気まずさを想像した斉藤。
近しい間柄になればなるほど、共に過ごす時間が長ければ長いほど、相手の短所も目につきやすくなるものです。
船上恋愛≒社内恋愛?
つボイ「仮に途中で冷ややかな関係になったとしても、船の中でまた別の人を探すこともできるしね(笑)」
つボイのこの一言に、なにやら思うところがあった様子の小高。
小高「あのー…社内恋愛ってね、別れた時に面倒くさい話になるんですよ。周りも面倒くさいんですよ、もう気遣ってね…」
つボイ「リアリティのある話が(笑)」
斉藤「言葉に重みがありました(笑)」
つボイ「学校でもそうやなかった?別れてしまうと、もう他の子が寄ってこなくなる(笑)」
斉藤「カップルのイメージが着いちゃうんですかね?」
楽しいけどリスクもありますよね、と「あるある話」で盛り上がった3人。
なんともロマンチックで素敵な船出を迎えたふたりですが、もしかしたら楽しいことばかりの船上結婚生活ではないかもしれません。
最後は小高が「大丈夫、幸せになることでしょう!」と明るく締めくくりました。
(吉村)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年10月02日09時10分~抜粋