9月も終わりを迎え、気が付けばもう10月です。
食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋、そして…値上げの秋。
10月から年内最大の値上げラッシュが始まります。
9月30日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)では、10月から始まる値上げに伴って郵便物関係の値段も軒並み上がることについて、つボイノリオと小高直子アナウンサーが語ります。
現行料金から30%の値上げ
10月1日より、郵便料金が約30年ぶりの大幅値上げとなります。
デジタル化やSNSの普及に伴い郵便物の需要が減少していることや、燃料費の高騰などが背景にあるようです。
郵便物の料金に加え、速達や時間帯指定郵便料金などのサービス手数料も値上げされます。
「ハガキが現行63円から85円、定形郵便物が84円もしくは94円から110円へということで、速達も260円から300円へと値上げとなりまして、年賀状の売り上げにも影響が出そうな感じがします。
小生は小遣いをもらっていないので、シールを集めて応募する懸賞などを出すために嫁にその都度ハガキ代や切手代をもらっているのですが、言いにくくなりそうです」(Aさん)
「値上げがあるので懸賞ハガキを早速ポストに出しに行きました。何もかも値上がりですね…」(Bさん)
懸賞に応募している人たちには厳しい値上げのようです。
切手は枠外に貼ってもいいの?
「87歳の母はよくキャンペーンに応募しております。フジパン、ヤマザキパン、丸美屋などのキャンペーンには専用応募ハガキが付いていて、そこにシールと切手を貼って応募するのですが『切手を貼るスペースが小さくて困る』というのです。見てみると確かに空いているスペースは、切手2枚分しかありません」(Cさん)
値上げ後も従来の切手は使用できますが、それまでの定額分に加えて値上げによって発生する不足分を貼らなくてはならないので、切手を貼る場所がないと嘆く投稿でした。
小高「切手を貼るスペースがなかったら、空いてるところにランダムに貼ったらだめ?」
つボイ「むかし小学校の時、封筒で郵便物を出すのに、切手をどう貼ってもちゃんと届くのかが気になって、めちゃくちゃに貼って出したことがあります(笑)」
小高「一応マナーとして、日本郵便が枠を提示して『ここに貼ってください』ってお願いはしてるみたいですけどね」
つボイ「べったべたに切手貼って、『あ、届くやんこれでも』って思った(笑)」
本来の枠とは違う場所に切手を貼っても、消印を押して有効にはしてくれるようです。
懸賞ファンは駆け込み応募?
つボイ「懸賞の好きな人たちは、切手が値上がりする前に急いで応募しようと思ってる人が多いみたいですね。
そしたら『シールがあと3枚足らん!』ってなってコンビニ行って商品買ってきて、またシール貼って…っていうのを今日中にやるわけですね(笑)」
郵便料金の値上げとともに、懸賞のキャンペーンをしているメーカーの売り上げも上がるかもしれないですね、と締めくくったつボイ。
10月からは郵便料金だけでなく2,911品の飲食料品が値上げとなり、4月を上回る年内最大の値上げとなります。
値上げはつらいですが、せっかく気候のいい時期ですから、値上げに負けず楽しみたいものです。
(吉村)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年09月30日09時44分~抜粋