NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(JCV)では、9月5日の「国際チャリティー・デー」から、『#ハートアクション チャリティーキャンペーン 届けよう!小さな幸せ、ひとつのワクチン』を10月9日まで実施中です。
ハートの画像をSNSで投稿することで、こどもたちにワクチンをプレゼントできるという企画です。
9月4日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーがこのキャンペーンについて紹介しました。
国際チャリティー・デー
9月5日は「国際チャリティー・デー」です。
ノーベル平和賞を受賞したマザーテレサが亡くなった日であることにちなみ、貧困や差別、病気などに苦しむ人々を支援する慈善活動やボランティア活動の重要性を世界へ広く訴えることを目的に、2012年12月の国際連合総会で制定されました。
この国際チャリティー・デーに、NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(JCV)が、『#ハートアクション チャリティーキャンペーン 届けよう!小さな幸せ、ひとつのワクチン』をスタートさせます。
つボイ「ハッシュタグということは、SNSで貢献できるキャンペーンですか?」
ハートにまつわる写真や動画に「#ハートアクション」をつけてインスタグラムやXに投稿すると、ひとつの投稿につき、ポリオやはしかなどのワクチン1人分が、JCVを通じてミャンマー・ラオス・ブータン・バヌアツのこどもたちへ送られるというキャンペーンです。
投稿ひとつでワクチン1本
つボイ「ハートが写っていれば何でもいいってことですか?」
小高「そうなんです。だからクッキーやクッションなどハート形のもの、ハートのイラストでも大丈夫です。写真を撮る時に手でハートの形を作ってもいいし、ハート型に見える雲なんかを撮ってもOKです。要はハートが写っていれば何でもいいということ」
とにかく「#ハートアクション」とつけて投稿するだけで、誰でも世界の貧しいこどもたちにワクチンを1本届けられるわけです。
他にも、世界のこどもたちにワクチンを届けるためのプロジェクトや取り組みは色々ありますが、この「#ハートアクション」は手軽に誰でも簡単にできるというところがポイントです。
「スマホひとつで参加でき、時間もかからないところがいい」とつボイ。
昨年は1万7千件の投稿が
1994年にJCVが創設された当時、ワクチンがないことで1日約8千人もの乳幼児が命を落としていたそうです。
ワクチンの知識が広まり、予防接種活動が世界に広がりましたが、今でも1日約4千人のこどもが命を落としています。ワクチンさえあれば大半の子が助かります。
つボイ「死亡する子が半減したのはいいことですが、もっと続けて最終的にゼロになればいいですね。どこの国の子も元気で健康に育ってほしい」
小高「ペットボトルキャップを回収して、ワクチン支援につなげるという活動もJCVが取り組んでいるそうです」
ちなみに2023年は、1万7326件もの投稿が集まりました。
「#ハートアクション」は10月9日まで開催中です。
(葉月智世)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年09月04日11時32分~抜粋