自身のこどもの恥を曝け出す投稿が寄せられるのが、CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の名物コーナー「バカ息子・バカ娘」。
8月22日の放送では、塩見啓一アナウンサーと小高直子アナウンサーが投稿を紹介しました。
実はこのコーナーが生まれたきっかけは、塩見の長女による突飛な言動でした。
「3人娘の2人目、3人目はそうではないです。3人いるとどこかで破綻します」と塩見です。
ラーメン作り初体験
夏休み真っ最中ですが、休みにはいろいろなことが起こります。
「我が家の高校2年生の息子の話です。お盆休みなので、昼ご飯は簡単に済ませようと、めいめい昨日の夕食の残り物とかカップラーメンを食べたりしていました。
息子は袋のラーメンにゆで卵を入れて食べるといって、鍋を引っ張り出してなにやら作り出しました。
少したって様子をみると、鍋の中に麺と殻のついたままの卵が入っていました。しかもお湯が明らかに少ない。息子いわく、ちゃんと500cc計って入れたとのこと。しかし、鍋の半径が大きいために麺が半分しか浸かっていない。
麺と卵は茹で時間が違うでしょうと言われると『先に卵を入れて、時間をおいてから麺を入れた』とのこと。
ちょうどその時、終了時間を告げるキッチンタイマーが鳴り始めましたが、麺は真四角なままでした。
ラーメン用の鍋があることを知った夏の出来事でした。その後、彼はのびたラーメンを食べていました」(Aさん)
小高「作ったことがないとわからないですよね」
塩見「私なんか、小学校3年生くらいでその手のことはできましたからね。やっぱり母親のことを見てたりしましたね」
誰でも失敗して成長するものです。
女性アナウンサーの失言
テストの回答は本人は本気なのにおもしろいものがあります。
「バカ息子の中学時代の定期テストの珍回答です。
人物名 与謝野あつこ
人物名 サンフランシスコ・ザビエル」(Bさん)
小高「惜しい!」
なんとなく「わかる」けど、間違っています。
塩見「サルビアの花を見て『なんてかわいいサウジアラビア』と言った人がいました。別の人はパンジーを見て『なんてかわいいチンパンジー』。
これ、両方ともかつてCBCにいた女性アナウンサーです。ひとりは大橋(麻美子)さんですけど(笑)」
「そんな息子も大学2年生。理系の大学で難関な学問を学んでいます」(Bさん)
塩見「国語、社会は弱かったけど、理数系だったのね。アインシュタインでも物理はすごいですけど、数学で落第点を取ったらしい。完璧な人がいるわけではないです」
結婚したら豹変?
前回のこのコーナーで「部屋が汚い女性は、結婚していつから自分で掃除ができるようになるのか?」と、つボイノリオが素朴な疑問をなげかけました。
これに対するアンサーです。
「僕の姉は独身の時、朝も起きられず、毎朝母に布団をはぎとられて、力技で起こされて部屋も散らかっていました。
が、21歳で向こうの両親と同居の結婚。結婚初日から朝4時に起きて、朝早い旦那さんのために朝食や弁当を作り出しました。人間は追い込まれるとできるんですね。
ちなみに元来気が強い姉なので、最初は姑さんの言うことを聞いていましたが、半年もすると、納得できないことを言われると、『うるさい』と一喝したり、食事の味付けになにか言われると、『それだったら食べてもらわんでええわ』と皿を下げる始末なので、今では嫁に入ったのに、家の実権は姉が握っています」(Cさん)
塩見は「ここまでいくとすごいですよね」と感心します。
将来有望?
最後は将来「金太の大冒険」を作りそうなセンスのあるバカ息子です。
「息子は国語のテストで『どんより』という言葉を使って文章を作りなさい、という問いの答案に、『わたしはうどんよりそばが好きです』と書いていました。
返されたテストには赤ペンで『惜しいけど、ナイス!』と書いてありました」(Dさん)
塩見「いいですねー、しゃれのわかる先生で。こうやって温かく見守っていきましょう」
人間、完璧な人はいませんが、完璧な「バカ息子・バカ娘」もいないので、みんないいところを見つけて伸ばしていきましょう。
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年08月22日10時03分~抜粋