つボイノリオの聞けば聞くほど

リスナーも賛否両論?パリ五輪・阿部詩選手の号泣

26日に開会式が行われ、日本選手の活躍が連日伝えられているパリ五輪。
勝った選手だけでなく、負けた選手にも注目し、その一挙手一投足に意見が飛び交います。

7月29日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、パリ五輪の各競技に対するリスナーの感想を、つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介します。

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超かっこいい

この番組中でパリ五輪の話題が出るたびに流れるのは、横浜銀蝿のヒット曲「ツッパリHigh School Rock'n Roll」。
“パリ”にかけただけですが、景気がよくてテンションが上がります。

観戦の感想のおたより、まずは14歳の金メダリストです。

「オリンピックを取り巻く状況には批判的な立場ですが、メダルに恋した14歳の真夏の大冒険には素直に祝福の言葉を送りたいです。スケボーの吉沢恋選手です」(Aさん)

続いてバスケット男子への感想です。

「前半は興奮しておりましたが、後半はドイツのペースになってしまいまして。あと、バスケ女子も楽しみです。八村塁選手のダンクは超かっこよかったです」(Bさん)

リアルタイムで見ると、一層興奮が高まります。

阿部詩選手の号泣に

今回、感想が多数寄せられたのが、柔道の阿部兄妹です。

「柔道の阿部一二三、詩兄妹。詩選手が2回戦世界ランク1位に敗れ、メダル獲得ならなかったです。号泣しながら会場を去り、兄の戦いを観客席で見守る形となりました。
一二三選手はいま決勝が終わって、連覇達成しました!

詩選手の負けは『オリンピックには魔物がいる』と言われ、連覇が簡単ではないことを示してくれたと思います」(Cさん)

観戦しながらのおたよりのようです。

つボイ「阿部兄妹についてはみなさん心を奪われたようです」

「惜しくも2回戦で敗れた詩さんですが、あそこまで号泣される姿を見てちょっと残念に感じてしまいました。前回王者として堂々と畳を降りて欲しかったと思います。あのへたりこんでの号泣は、見ていてちょっと引きました。

会場の観客からの“詩コール”もテレビではなんか虚しかった。常勝外国人選手が負けてもあんなに取り乱す姿は記憶にありません。この結果をもとにして強い阿部詩が戻ってくるのを願います」(Dさん)

「阿部詩ちゃん残念でした。歳をとってきたせいか、敗者を見る目がつらくなってきました。どうしても2016年リオ五輪の吉田沙保里さんの敗退を思い出してしまいます。泣きながら『ごめんなさい』を繰り返して謝るのを見て、彼女が背負ってきたものの大きさ、重さを知らされました。詩ちゃん、今はゆっくり休んでくださいね」(Eさん)

親の気持ちで

つボイ「うちの息子は学校で一番水泳が速かった。区大会になったら全然あかん。こんなにも強豪がいるのか。区から県、日本、アジア、世界になったら、それはすごい」

小高「兄妹メダルという風に期待をものすごくかけられていたので、そのプレッシャーを感じていたと思います。ちょっと落ち着いてから、『私が弱かったです』と言っていましたが、もっと本当はできたはずなのにと思っていたのでしょうね」

親の立場から見た人もいます。

「敗れた後の号泣をみて、私ももらい泣きです。『頑張ったよ』と軽い言葉をかけるのさえ憚られるほどの悲壮な姿。親の立場としては、立ち上がって前を向いて欲しいと思いますけどね」(Fさん)

阿部詩選手は号泣した後、両親のいる観客席で、父親と一緒におにぎりを頬張る様子も見られ、SNSでは「安心した」などの声が寄せられていました。

小高「感じ方はそれぞれですが、ここからまた頑張ってというのは共通していますね」

アンドゥトロワ

一方。こんなことを考えた方も約1名います。

「阿部一二三、勝ちましたね。今日は、日本中でペンネームが“あべアンドゥトロワさん”が発生するような気がします」(ABE123さん)

小高は「うちの番組でもこの人だけ。日本でもこの人だけ(笑)」。

どんな時にも笑いを考えている人はいるものです。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年07月29日10時47分~抜粋

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