昭和の時代、野球、柔道、バレーボールなどを録りあげたテレビアニメでは、奇妙な必殺技が出てきて、みんなそれに夢中になったものです。
7月1日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーがリスナーの投稿を基にスポーツの話題で盛り上がりました。
つボイの新作戦
中学生時代にバスケットボールをやっていたというつボイ。
まだどのマンガにも採用されておらず、現実の選手たちもやっていないが、確実に勝てる技があると豪語します。
まずドリブルする選手に、後ろから別の選手がついていきます。
後を追う選手がゴール下に走って四つん這いになり、ドリブルする選手がその背中に乗ってダンクシュート。
つボイ「これはルール的に違反ですか?」
小高「ここでバスケ経験者はつボイさんだけ(笑)」
つボイ「これやったら、絶対日本は金メダルとれるからやってください」
小高「オリンピックに出るような人は、普通に単独でダンクシュートできますけど…」
つボイ「中学生にはダンクは夢やったもの。届かない。私はずっと言っているのに誰もやらない。他の国に使われないように早くやって欲しい」
踏み台返し
このつボイのアイディアへのリアクションが寄せられました。
「バスケットボール、踏み台になった選手の上に乗ったダンクシュート。技の評価をする前に、今までたくさんの人の踏み台にされてきたつボイさんの考えそうなことです」(Aさん)
これには小高が爆笑。
「ダンクの踏み台になる人は相当筋力がないと無理です。怪我します。あと踏み台にされてばかりいると、相当ストレスが溜まります」(Bさん)
このメールにつボイは説明します。
つボイ「これ踏み台ポイントというものがあって、いいところで踏み台になったというのも評価してあげる。野球も投手は勝ち負けだけでなく、セーブもあります。それと同じように踏み台もポイントがつくんです。『あの選手、踏み台の王者だね』と」。
小高「私が相手チームだったら、踏み台になった人を邪魔するために、ドーンと乗っかって、踏み台返しをする」
つボイ「それは小高さんの技です。バーンと腰かけてぐにゅと踏み潰す。それは小高さんしかできんわ」
ああ言えばこう言う、つボイと小高の攻防は続きます。
作戦失敗
しかし、リスナーからこんな証言が。
「それ、実際に試合で使っている動画をYouTubeで見たことがあります」(Cさん)
「衝撃映像で外国の学生、踏み台担当が崩れて失敗しました」(Dさん)
つボイ「鍛え方が違う。思いつきでやっているだけですから」
反論しますが、どうも分が悪いようです。
ルールに詳しいリスナーからの論理的な反論も届きます。
「いろいろ問題があると思います。まず誰かの踏み台になろうとしゃがんだら、その段階でマークがつきます。それに踏み台の人の背中を何歩目で踏むかという問題があります。
ものすごくうまくやらないとトラベリング(反則)になります。成功してもテクニカルファールを取られるのではないかと思います。それよりは普通にシュートした方がいいです」(Hさん)
踏み台作戦に結論が出たようです。
肩車バスケ?
「さらに番組中に熟考した良い考えがあります」とつボイはまたも新しい作戦を。
つボイ「5人のうちの4人が肩車をすると背が高くなります。背の高い同士がパスをしながらゴール下まで行ってひょいと入れる。あとのひとりはボールを回したりします。
ボールを持ったら3歩以上歩いたらトラベリングで反則です。上の人がボールを持っていますが、一歩も歩いていません。下の人はボールを持ってないから何歩走ってもいい」
小高「肩車バスケ!」
つボイ「これまだないよ。令和6年7月に私が考案しました。これで日本チームは"金"がとれるんや」
小高「危ないからやめてください(笑)」
「新しい技は理解されんなー」と納得がいかないつボイですが、生放送中にこんなことを熟考できる方が納得できません。
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年07月01日09時15分~抜粋