5月29日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』は、30年に渡る番組史上初めて、CBCテレビとの同時放送を行いました。
この時、つボイノリオの代表曲「金太の大冒険」がテレビでも同時に放送され、SNSでは「金太の大冒険」が全国のトレンドエアー度14位まで上昇しました。
翌30日の番組では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが前日の反響を紹介します。
動いているつボイ
「たまたまチャンネルを回していたら見つけました。動いているつボイさんを初めて見ました。なにより小学校の校内放送で『金太の大冒険』を聞いて以来のファンです」(Aさん)
「初めて『聞けば』のざわつくスタジオを見ました。あんなに横からサインとか、いろんな人がうろうろとか、びっくりしました。よくぞ他の雑音が入らないものだと。
そしてつボイさん小高さんの長年の番組の捌き方。ほぼ聞くだけリスナーの当方ですが、これからもスタジオを思い浮かべて、聞かせてもらいます」(Bさん)
Bさんの「雑音を拾わない」との指摘に対し、「マイクの指向性というのがあって、マイクの先の私の声しか拾わないというマイクの性能だと思います」と解説するつボイ。
興奮のリスナーたち
初めてメールを送った方もたくさんいます。
「毎日、数百通と届くというおたよりが鮮やかに捌かれていて、さすがだなと感服いたしました。
14年ほど前、代車でラジオをつけたらCBCラジオ。久しぶりに聴いたら、つボイさん小高さんの夫婦漫才さながらの掛け合いで、以来14年間『聞けば聞くほど』を夜勤のお供に仕事から帰ってくるのが習慣となりました」(Cさん)
「聞くだけリスナーの私が見るだけも加わって興奮しました。楽しかった。スマホで写真も撮ったし。
何やってるんだろうと自問自答しながら、要するに近所の知り合いがテレビにデビューしたという感じなんです。『金太の大冒険』も聴いたし、疲れましたわ」(Dさん)
つボイや小高が身近な存在だということが伝わってきます。
「僕は15年ほど聞くだけリスナーですが、昨日の同時放送をテレビで視聴し、いてもたってもいられず初めてのメールです。トークやコーナーの面白さはもちろん、伝説の放送禁止ソングまで地上波で聞けるなんて感激しました」(Eさん)
「金太の大冒険」がネットニュースに
同時放送のクライマックスは、「金太の大冒険」がオンエアされたこと。ネットニュースにも取り上げられ、お祭りのような騒ぎです。
「『金太の大冒険』を流したことがYahoo!ニュースに載っていました。どうするんですか!」(Fさん)
「つボイさんの曲をテレビで放送しただけなのに、ネットニュースにもなりました。トレンドにもあがっていました」(Gさん)
X(旧Twitter)での日本のトレンドに突如「金太の大冒険」が現れ、正午ごろには最高14位まで上昇しました。
またネットニュースのコメントには「これよりも『お万の方』が好きです」とも。
つボイ「こんなに反響があるなら、『お万の方』をかけたらもっと…」
小高「談志さんと一緒!『金太』はいいけど『お万』はダメ」
かつて「金太の大冒険」を激賞した立川談志さんに「『お万』はいけねえなぁ」と言われたつボイ。
つボイ「親父が親戚中に『金太』を配って、次に『お万』を配ったら、『これはいかん』と言われた。
どうやらあそこに境があるようです。金太が冒険するのはよくて、お万さんが旅をしたらいかんのか!」
小高「それはいい。その歌がいかんのや(笑)」
「お万の方」がかかった!
そしてその後、その「極付け!お万の方」がオンエアされました。
小椋佳にインスパイアされたという、ギターの美しい調べのイントロ。そして繰り広げられるお万の旅。しかし「おまん」に続く言葉には無音処理が。
小高「なんとかかけるために音声さんが頑張ってくれています」
つボイ「みんなが昨日、金太が流れた。次はお万ですね。肝心のところが流れないと、なんの意味もないじゃないですか!」
なかなか緊張感のある生放送でした。一曲かけるだけで、こんなに精力を使うことにチャレンジしたのも、リスナーの熱意があってこそです。
(みず)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年05月30日09時40分~抜粋