つボイノリオの聞けば聞くほど

デザインの力でおいしい果物を届けたい!「そのとちぎふと」の挑戦

日本には、一年を通して様々なおいしい果物が流通していますが、その陰に生産農家の努力や苦労があります。
こうした果物を定期購入できる「そのとちぎふと」ろいうサービスがあります。

5月15日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが「そのとちぎふと」について話題にします。

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ちょっと変わった果物定期便

番組宛てに『そのとちぎふと』という果物の定期購入ができる会社を運営している株式会社picks designから投稿が寄せられたそうです。

つボイ「音で『そのとちぎふと』って聞くと、どんなのか気になりますね」

小高「名古屋市に拠点があって活動されている会社なんですが、デザインを手掛けるpicks designが、果物農家さんと協力して月に1回おいしい果物と一緒に農家さんだけが知る情報を盛り込んだ『美味しい本』を届けるサービスをしているそうですよ」

話を聞いていたつボイも果物が届くだけでなく、『農家さんだけが知る情報』というポイントに惹かれたようで興味津々です。

デザインで農業の手伝いをしたい!

もともとデザイナーをしていた会社代表が果物関連のデザインを手がけた時に、地域の生産者さんたちと話す機会を得たそうです。

話す度に、農家さんたちが「こんなに工夫して農作物を育てているんだ」「その地域が持つ特色って面白い」と感動する体験をしたといいます。

小高「そうしているうちに『デザインで地域の力になりたい!』考えるようになったんですって」

デザイン会社として農業とのかかわり方を考えた時に、地域の生産者さんたちはおいしいものを作っているのに、それを発信するところまでは手が回らないことが多いため、その手が回っていない部分をお手伝いしようという考えに至ったそうです。

果物のイメージをより消費者に伝えられる方法を考えた結果、果物と一緒に農家さんが知っている果物の知識や情報を読みたくなるような素敵なデザインにまとめた『美味しい本』と一緒に送る定期便として届けるというパッケージになりました。

農業を守る事にも貢献

小高の話に耳を傾けていたつボイは「映えを重視する昨今ですから、デザインの力って思っているより大きい」と納得した様子。

つボイ「おいしくて良いものに、素敵なデザインが加わったらもう鬼に金棒じゃないですか?」

ゼロからの出発で試行錯誤を繰り返しながら、取材協力や商品を提供してくれる生産農家さんとの信頼関係を一つずつ築いていき、先日累計お届け数が5千個を突破。
ホームページには全てひらがなで『そのとちぎふと』と載っており、漢字を使うよりも柔らかい印象です。

こうして果物が届き、生産農家さんの気持ちがこもった『美味しい本』を読んだ人が、農業に興味を持つきっかけになるかもしれません。

「生産農家さんが増えれば、次世代においしい果物を引き継ぐことができるのでは」と語るつボイでした。
(葉月智世)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年05月15日11時36分~抜粋

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