つボイノリオの聞けば聞くほど

これぞ痛い体験!身体から管を抜く「引き抜き男」

医学的に「痛い」体験談が寄せられる『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)の名物「麻酔のコーナー」。

話を聞くだけで痛いからやめてほしいという声を含め、賛否両論あるコーナーです。

5月14日の放送でもつボイノリオと小高直子アナウンサーが痛い投稿を紹介します。

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針が進んでくる

「昨日病院で骨髄穿刺して、骨髄検査をしてきました。病気の原因を特定するためでしたが、結局髄液に異常なし。別の原因を探るのは後日となりました」(Aさん)

腰を曲げて麻酔を打って、髄液を採取するのは数分で終わったそうです。

「私は麻酔が効きにくいのか、そんなものなのか、針が進む時はちょっと痛かったなあ。コロナワクチンの注射と似た感じで、身体の組織を針が押し分けて進む感じがいたしました」(Aさん)

つボイ「どけどけどけ。俺は注射針だぞ。筋肉ども、避けろ避けろ」

小高「そんなうるさくは喋ってない。ズズイのズイぐらいです(笑)」

もっと髄液が欲しい

その夜、寝る前にゲーム動画を視聴したAさん。
普段なら全く平気なのに、動き回る画面に頭痛と吐き気が増してきたそうです。

「髄液が減って脳圧が下がるのは、二日酔いに似てますかねえ」(Aさん)

お酒が飲めないAさんは、「この苦しみで二日酔いの症状がわかった気がした」とか。

「さっさと横になって髄液を脳に回せばよかったのかな。今朝はわずかな頭痛が残っていますが、吐き気は治まりました。やっぱ血液みたいに、減った髄液は簡単に増えないのかなあ」(Aさん)

激しい頭痛が襲う

つボイ「私の場合、麻酔液を骨髄に入れたので全く逆なんです」

骨髄液採取のために麻酔をしたAさんに対して、骨髄に麻酔液を注入したつボイ、その時の体験談を話し始めます。

麻酔液が頭の方に行かないように、術後は安静にして、骨髄を入れたところよりも頭を高い位置で横になるのが脊椎麻酔の時の過ごし方だそうです。

つボイは静かに寝ていたつもりでも、寝返りを打ったりして、麻酔液が脳の方に行ってしまったそうです。

つボイ「その時は、めちゃめちゃ頭痛がします。壁にもたれて立っていると、もうアカンです。後頭部から芯にかけて痛む。横になるといいんでしょうけども、あれは激しい頭痛でした」

中部からチューブを抜く

水頭症で、内視鏡を脳に刺す手術をしたという内容で以前読まれたBさん、その続編を寄せてくれました。

「全身麻酔からの長い長い夜が明けまして、担当医の診察で術部に差し込まれた廃液用のチューブを外すことになりました。大脳の中心部まで差し込まれているチューブ…」(Bさん)

つボイ「この人の脳の中心まで刺さっている。脳の中部までチューブが入ってるんです」

小高「ダジャレは別に要らないけどね(笑)」

つボイ「ダジャレで笑って、痛そうなのを紛らわさないと読んでられません」

「大脳の中心まで差し込まれているチューブは、ドュル~ンという感じで引き抜かれました」(Bさん)

脳の中心部から、チューブが抜かれる独特の感触を、見事に表現するBさん。

何針縫ったかよくわかる

チューブが差し込まれていた頭皮を縫うために、皿がズレた河童のように剃毛されたというBさん。

「閉じるために、術部にされたのは、針と糸ではなくて医療用のホッチキスでした」(Bさん)

小高「バチン、バチン」

つボイ「バチンじゃない。続き読みますよ」

「ガチャンガチャン。文字通り二針縫いました」(Bさん)

つボイ「頭やからガチャンガチャンと響いて二針縫ったなとわかる」

その後、ICUから一般病棟へ蓄尿袋を下げたベッドとともに移動したそうです。

引き抜き男

「続編はノリオ君から引き抜かれるバルーンカテーテルの話をしたいと思います」(Bさん)

つボイ「この人、よう身体ん中から引き抜く体験してますねえ」

小高「導尿のあれをピンと引かれるのと、さっきの脳のとどう違うのかを、この人は説明できると思う。できる人や」

つボイ「なかなかできんよ。町内にもおらんよ。CBC町内では」

小高「町内が狭いな(笑)」

つボイは、カテーテルを抜くのは脳からよりも尿道からの方がつらいのでは?と推測しました。理由は脳には痛みの神経がないからだそうです。

つボイ「この人は『引き抜き男』です。普通は働いてて、『君、我が社へ来ないか?』って引き抜かれる。この人は頭のカテーテルやバルーンカテーテルを全部引き抜かれる」

Aさんに「引き抜き男」と命名するつボイでした。
(尾関)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年05月14日10時03分~抜粋

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