つボイノリオの聞けば聞くほど

大型連休で困る医療機関休診問題。ネット経由の診療で解決?

春の大型連休・ゴールデンウイークに突入し、これから旅行やレジャーの計画を立てている人も多いでしょう。
一方で、定期的な通院をしている人にとっては病院の休みで気遣うことも増えてくる季節ではないでしょうか。

4月24日に放送された『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、この時期の通院について、つボイノリオと小高直子アナウンサーが話題にします。

[この番組の画像一覧を見る]

大型連休で困るのが病院

小高「病院がやっていない。通院している人にとっては困りごとの一つです」

つボイ「服薬している人は、いつも飲んでいる薬を多めにもらっておかないといけないし。急な体調不良の時はいつもの病院がやってなくて困りますよね」

もちろん休日診療に対応した緊急診療も行われていますが、各地域にわずかしかなくて困ることもあるでしょう。

そこで、困った時に利用を考えたいのが最近増えているというオンラインドクター。
カメラ付きのスマホやタブレットで、オンラインを通じて医師に初診から診察、薬の処方箋までを受けることができるサービスです。

すでに様々なサービスやアプリがありますが、中には24時間対応の対応をしてくれるところや、休日も診てくれるところがあるそうです。

オンライン診療の方法

受診の方法は、どのアプリやサービスも似ていて、まずは住所や名前、保険証の番号や支払い用のクレジットカード情報を登録。
その後、具体的な症状を入力して待っていると、各診療科の医師とオンラインでつながり、診察した上で必要と認めた場合は薬の処方箋を出してくれるそうです。

つボイ「お薬も処方してくれるんですね?」

小高「そうなんです。自分で近くの薬局まで取りに行ける状態だったら自分で行けばいいですし、難しい場合はちょっと料金がかかりますけど、お薬の宅配サービスもあるそうですよ」

デメリットとしては、画面越しのために直接顔色を見ることができない、傷口など患部を見せないといけない場合は触ることができない等、直接診療する部分も多いです。

しかし、不安な気持ちを抱えている中で医師に症状を伝え、診察してもらえることで安心できる人も多いとのこと。
医師からの説明を聞くことで、気持ちが落ち着く人も多いようです。

救急車のひっ迫解消に貢献

最近は安易な救急車の利用が社会問題になっています。こうしたサービスには、この問題を抑制する効果も期待できそうです。

小高「今まではね、通常の診療と救急車を呼ぶ間のサービスってあまりなかったともいえるので、救急車もひっ迫してるからいいんじゃないでしょうか。少しでも緊急搬送の回数が減ればいいですよね」

ネット上の診療だけでなく、自宅に往診に来てくれる医師を探せるサービスがある場合もあるそう。自宅のある地域がサービスのエリア内なのか、大型連休に入る前に調べておくと安心かもしれません。

それ以外でも、GWや夏季休暇・年末年始などの前には、地元で緊急医療を受け付けている医療機関を調べておくことも大切です。

気になる料金は、わかりやすくサイトやアプリに表示されていることも多く、安心して使えるような工夫がされているとのことでした。

チェックポイントとしては、保険診療が可能か、支払い方法、料金の明確さなどはしっかり確認してから使ったほうがよさそうです。
(葉月智世)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2024年04月24日11時36分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報