つボイノリオの聞けば聞くほど

意外!タケノコをたくさん食べたら環境整備に?

森林伐採による環境破壊が話題になりますが、実は竹に関してはある程度の伐採が必要だということはご存知でしょうか?

4月17日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが竹の伐採による環境整備について紹介します。

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繁殖力旺盛ですぐ成長する竹

4月になり旬の食材として重宝されているのがタケノコ。最近番組宛てにはタケノコに関する話題が多く投稿されているようです。

つボイ「本当にタケノコ関連のおたよりはたくさんいただいていまして」

小高「タケノコ料理をおいしく食べる・食べられるだけじゃなくて、竹林保全にも役立つんですよ」

実はとても繁殖力が旺盛な竹。放置したままおいておくと、一気に成長してあっという間にすぐには伐採できない立派な竹が育ち、あっという間に竹林になってしまいます。

適量を超えた竹が映えた竹林は、景観の悪さといった見かけだけでなく、様々なトラブルを引き起こす元凶にもなります。

竹林放置による悪影響

竹は根を浅く広範囲に張って広がっていくので、大雨が降ると竹林ごと地滑りを起こして土砂災害の原因になりかねません。
また、寿命を迎えた竹が急に倒れてくるという事態もあるそう。

無差別にあちらこちらに根を張って成長するため、住宅地や田畑などに近い場所にある竹林が広がり、悪影響を及ぼすこともあります。
地下で伸びる根は、一見しただけではわからないので厄介です。

小高「ご近所トラブルにもなる」

つボイ「竹は、タケノコとして食べたり、竹かご、竹細工の材料、キャンプでも竹筒を使っ
て料理をしたり、ええことしか浮かびませんでしたけど。厄介な面もあるんですね」

食べるだけではなく、様々な道具に加工して役立つ一面も持っている竹。そんな加工品のひとつが最近注目を集めているそうです。

プラと紙以外にも増えたストロー

最近登場したのが竹を使ったストロー。

ストローに使われる材料と言えばプラスチック。近年はマイクロプラスチック削減の機運が高まり、紙などを使ったストローなども増えています。過去にこのコーナーでは麦わらを使ったストローも紹介しています。

何度も使える金属ストローもありますし、先月まで同局で放送していた『多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N』では美濃焼ストローをプレゼントしていたことも。

竹のストローは太さや長さが様々で、使い捨てのものから何度も使えるものまでバラエティ豊かです。
サステナブル雑貨を取り扱う会社で販売されたり、100均で買えるものがあったりするとか。

小高「ふるさと納税の返礼品にしている地域もありましたよ」

つボイ「それはいいですね。水分吸って、紙ストローみたいにヨレヨレになることもなさそうですし、飲むスピードが遅い人でもゆっくり飲めそうですよね」

ちなみに、竹ストローで炭酸飲料を飲むことだけは避けた方がいいとか。その理由は、泡が大量に発生して吹きこぼれるそうです。
泡が大量発生する理由は、竹の構造にあります。表面の小さな凸凹に微小な気泡がたくさん作られるために起こる現象だとか。

小高とつボイは、炭酸飲料を竹ストローで飲んだらどうなるかを確認してみたい様子。

「つボイさん、一度実験してみたらどうですか?」「なんで私が実験するんですか?嫌ですよ」とお互いに実験させたがっています。
(葉月智世)
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年04月17日11時36分~抜粋

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