つボイノリオの聞けば聞くほど

新生活で考えや価値観の違う人に会ったらどうすればいい?

4月に入り、新年度を迎えて進学・進級・就職・異動や転職・引っ越しなどでして新しい環境に身を置く人も多い季節がやってきました。
そんな環境で気になるのが新しい人間関係です。

4月3日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、新生活と人間関係について取り上げました。

[この番組の画像一覧を見る]

迎える側も緊張している

新年度で新しい環境に入り、緊張する人も多くなる季節です。

つボイ「新しい環境に入る人も、迎える人もどちらも緊張する季節ですよね」

実は迎える側にとっても、新たな人間関係が生まれるため、気を遣っています。

身近に自分と違う価値観や考え方を持っている人がいれば、否定するのではなく「あの人はそういう考え方(価値観)を持っているのね」と尊重するだけでいいという小高。

相手の尊重と距離感を保つこと

自分が受け入れられない考えや価値観を持った人がいると、どうしても拒絶しがち。しかし、考えや価値観が合わない人は世の中にたくさんいます。

つボイ「今までと違う習慣や考え方に触れると、警戒したくなる気持ちもわかりますけどね。そこで気を付けるということが大事なんですよ」

小高「敵対するんじゃなく、そういう考え方があるんだと尊重できるように少しチェンジしてみる。そしてうまくやって行けそうな距離感を探していくというのが大切です」

これができるようになれば、職場やこどもの親同士のお付き合いなども格段に楽になるはずだとして、平和も保てるのではといいます。

人間関係の悩みは老若男女問わず非常に多いものですが、相手を尊重することと距離感を上手に保つことが、いい人間関係のコツです。

悪口に同意しないことも大切

相手を尊重せず、攻撃したり仲間はずれにしたりすることが「こども大人問わず、いじめなどの原因にもなりがち」と話すつボイ。

つボイ「難しいところもあるでしょうが、気持ちの持ち方をちょっとだけ気を付けて、いじめなどを避けたいものですよ」

自分だけでなく、相手と接した時の違和感をいじめにつなげない雰囲気作りも大切。他の人と話している時に、悪口になりそうな風向きになったら話題を意図的に変えてしまうなど、ちょっとした工夫で防げるのではないでしょうか。

小高「『あの人、ちょっと変だよね?』って相手に同意を求められたら『そう?面白い人だよね』って言い換えてみるとか」

新しい人間関係では、ジェンダーに関する考え方や、世代間による価値観の違いなど、様々な要素が絡み合って軋轢となる恐れがあります。

相手の考えを否定することなく、尊重しつつも悪く言わないようにすることは難しい面もありますが、自分の身を守ることにもつながるのではないかとまとめた2人。

せっかくの新しい出会いをいいものにできるよう、私たちも気を付けながらお互いに気持ちよく付き合える関係を作っていくことが大切なのかもしれません。
(葉月智世)
つボイノリオの聞けば聞くほど
この記事をで聴く

2024年04月03日11時32分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報