つボイノリオの聞けば聞くほど

娘の結婚、就職に、母はひとりでハラハラどきどき。

4月に入り、新しい生活を始める人も多いでしょう。街や職場でいかにもフレッシュな新入社員を見かけることもあります。その家族はどんな気持ちなのでしょうか?

4月1日のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』には、そんな家族からの投稿が寄せられました。
つボイノリオと小高直子アナウンサーがおたよりを紹介します。

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娘が家を出るとき

まず、結婚する娘さんを持つ母のおたよりです。

「この度、28歳の娘が半年後結婚をするため関西地方に行き、彼との同棲を始めようとしています。もうすぐ旅立つ日が迫っています。初めは喜んでしたくのお手伝いをしていましたが、いざ出発が近づくとさみしくてさみしくて、もう涙が出てきます。

私の母も同じ思いをしていたのかな、と思いを馳せておりまして、ぽっかり胸に穴が空き、これから夫とふたりでどうやって過ごそうか」(Aさん)

つボイ「夫婦やから、普通に過ごせばいいやない。娘がおるから会話があったけど、おらんようになったら何をしゃべったらいいのかということや」

Aさんは続けます。

「何を目標にしたらいいかと考えておりまして、娘と私、お互い新しい第二の人生…前を向いてがんばらないといけないなと思います」(Aさん)

つボイ「娘さんは第二の人生ですが、この人は違う」

小高「ちょっとしたターンニングポイントですね(笑)」

ロス状態のAさんに小高は「今は新幹線もあって、すぐ行けます。目標を作るなら、遊びに観光に半年に1回くらい行くとかは」と励まします。
それを娘がどう思おうが、抑えきれない母の気持ちをなんとかするのが一番です。

家に入れるお金

次も母から娘への気持ちのおたよりです。

「4月から新社会人となる娘がいます。自宅生活が続くので家にお金を入れてもらう予定です。

でも、月にいくらくらい入れさせるか悩んでいます。正直、お金を入れてくれなくても生活は成り立ちますが…」(Bさん)

つボイ「けじめとしてね。今までは扶養家族だったけど、社会人だったら、うちの家計の一員として家計を助けないといけないという話です」

1万円

Bさんの投稿は続きます。

「生活費を家族の人数分で割った1人分にするには、きちんと家計簿をつけてきた実績がないとできません。

徴収するけど、こども名義で貯めておいて、家を出るタイミングで渡すという話も聞きますが、名義貯金はできないし、まとまった額を渡すとなると贈与税とか気にする必要もあるかもしれません。
貯金は本人に任せることにしまして、何かと物入りな1年目はひとまず月に1万円にしました」(Bさん)

つボイ「ええやん。私、もっと要求されたよ。何十年も前や。今1万円なら軽いもんや、私に言わせたら」

何十年も前の、自身のうらみを持ち出すつボイ。

「その使い道は家族のおやつの充実にあてることにしました。日割りにして1日300円上乗せ。食費全体で1日300円ならあまりありがたみはありませんが、おやつ限定となるとぐっとレベルアップします。

だって今までのおやつにくわえて、毎日ロッテのチョコパイパーティーパックが買えちゃう額ですから。そう思ったらうきうきしてつい財布のひもがゆるんでしまいました。

が、初給料が出るのは5月だからまだまだ先でした。でも光熱費、食費、家事代行みたいな名目で徴収するよりずっと楽しい感じで気に入っています。さて、2年目以降はどうしようかな」(Bさん)

娘が就職する、結婚する。それは娘ひとりの問題ではなく、家族もまわりでウキウキしたり、めそめそしたりと感情が揺れ動いているようです。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年04月01日09時25分~抜粋

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