つボイノリオの聞けば聞くほど

塩見アナが予想…中日ドラゴンズは今シーズン2位!!

3月25日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』は塩見啓一アナウンサーと加藤由香アナウンサーが担当しました。

中日ドラゴンズがオープン戦を福岡ソフトバンクホークスと同率1位で終えました。「今シーズンはひょっとしたら期待できるんじゃないか」とファンに印象付けました。
オープン戦に中日が首位で終えたのは、実に2003年以来で、この年のペナントレースで中日は2位でした。

そこで塩見が、今年の中日を熱く語りました。

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予想は2位!

現在、中日は2年連続の最下位です。今年、立浪和義監督が3年契約の3年目。はたして立浪ドラゴンズは優勝争いに加われるかどうか。

私の予想としては2位です。どのチームが優勝するかわからないですが、かなり激しい優勝争いをして、結果2位に終わるとみています。

ドラゴンズが強くなる根拠です。ドラゴンズは変わった。これまでは戦える体制になかったのですが、この2年間主力選手を放出してまで若手を辛抱して使ってきた。
チームの意識を変えることがだんだん浸透して戦いぶりが変わっています

優勝経験者

変わった点はいくつかありますが、最初は中田翔選手と中島宏之選手の加入です。

優勝経験がある選手が大島洋平選手くらいで、彼もまだ入って間もないころです。そこに、中田選手、中島選手と他球団ですが優勝経験がある選手が入りました。

中田選手は2012、2016年に北海道日本ハムファイターズでリーグ優勝に貢献しています。2016年には日本一になっています。
中島選手は2004、2008年に埼玉西武ライオンズでリーグ優勝に貢献しています。ともに日本一になっています。
2019、2020年には読売ジャイアンツで優勝を経験しています。

優勝経験のある人がたくさんいるのといないのとは全然違います。ふたりとも日本ハム、西武で主力としてやっています。これは大きな財産です。

昨年までは中日はチャンスになるとかえって固くなるところがあった。これが経験があると変わってきます。勝負強さが出てきました。
それはベテランがいるからです。安心感がある。困った時は「あの人に頼めるわ」ということです。

ポジション争い

2つ目は競争が激しくなっていること。
昨年までは、試合に出場する選手が経験不足でした。このシーズンはどのポジションも競争があって、今のところレギュラーとして使われそうなのは中田選手と外野の細川成也選手くらいで、後は競争です。

岡林勇希選手が開幕に間に合わないと言われています。4年目の三好大倫選手がオープン戦好調です。中日といえば、ずっと大島選手が不動でしたが、確約できない状況になっています。

サードも石川昂弥選手と高橋周平選手との争いで、立浪監督が「開幕は高橋周平でいきます」宣言したほど、今は打撃が好調です。ひっぱるバッティングができています。

一方、石川選手は中日の宝になる選手です。本来は日本代表の4番にもなれる素材です。ただ自分の殻がまだ破れていないです。

中田選手が故障などでフルで出たことがあまりない。そうすると、石川選手がファーストで高橋選手がサードもあり得る。

二遊間はキューバからやってきたクリスチャン・ロドリゲス選手。今度22歳になる人ですが、守備がうまい。彼は身体能力が高い。その上、まじめな性格です。外国人で成功する選手です。ショートをまかせることができます。

セカンドは田中幹也選手。しかも高橋選手がセカンドを守ることができる。石川選手のバッティングが良くなると、中田ファースト、石川サード、セカンド高橋もなくはない。
セカンドはすごい争いです。

根尾効果

あと、根尾効果があるのではないか。
投手陣はリーグナンバーワンは阪神ですけど、ひけをとりません。髙橋宏斗投手が2軍落ちしていますが、それでも先発候補が多いです。6人で回せます。

根尾投手は人気があるし、勝つとチーム全体が明るくなります。そのムードを持っている人です。だからこそ使いたいという気持ちが首脳陣にはある。突然崩れるところがあるので、それが直ったら、根尾投手は使われるだろうと思います。

彼は自分で打つことができます。自分で打って勝つかもしれません、夢があります。その中にエース候補の髙橋投手が戻ってきたら万全です。

意識改革

走塁、守備が良くなっています。これに関しては秋のキャンプからかなりの量の練習をやっていました。次の塁に行くという意識が全員に浸透しています。

とはいえ、優勝争いをしていないチームは最後負ける可能性があるというので2位にしています。

1年だけでなく何年にもわたって優勝争いするようなチームにならないと意味がないです。チームとしてはできあがりつつあります。
だからこそ4月終わりまでは5割をキープして欲しいです。

以上、塩見の今年のドラゴンズ予想でした。
2位が単なる期待ではなく、裏付けのある予想だと思えます。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年03月25日11時11分~抜粋

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