つボイノリオの聞けば聞くほど

受験は人生の通過点!不合格でも大逆転した人たち

3月8日は愛知県の公立高校入試の合格発表の日でした。
この日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)には、リスナーAさんからこんな投稿が寄せられました。

「志望校に合格した子がいる一方、残念な結果となった子もいると思います」

今からちょうど3年前、Aさんは「我が子が志望校に落ちました。でも良縁の導きと思って、前向きにがんばって欲しいと思います」と、この番組に投稿していました。

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良縁に恵まれた高校生活

Aさんのお子さんは第1志望ではない高校に進みましたが、「本当に良縁に恵まれて『最高の高校生活だった!』と満面の笑顔で卒業したそうです。

「今回、一番の希望にならなかった子も、それは“神様の良縁の導きである”と前向きに4月を迎えてほしいと思います」(Aさん)

「先はわからんよね」「塞翁が馬、と言いますからね」と納得のつボイノリオと小高直子アナウンサー。

つボイ「『うわーん、すべったーここしか行けへんのか』。行った先が本当にいい人たち、周り、環境ということですかね」

小高「やっぱりね、自分の思い通りにいかなくても、そこから切り替えて常にポジティブに明るく生きていると、運って寄ってきますのでね。その方がいいですよ」

第1志望の大学に合格!

この話題に反響の投稿が寄せられました。

「3年前、我が子は第1志望の高校が残念な結果でした。私の心も嵐が吹き荒れ、胸がえぐられる思いながらも笑顔を作ったことが思い出されます」(Bさん)

「どうなることか…」と思っていたというBさんでしたが、その後Bさんのこどもはやりたいことを見つけ、よい友達と先生に恵まれて笑顔で過ごし、見事第1志望の大学に合格したそうです。

「思い出して思うのは、受験は人生の通過点に過ぎません。どんな結果にせよ、そこからどうするのかは自分次第。『全ての受験生に幸あれ』と心から願います」(Bさん)

優等生と呼ばれていたのに

受験でも就職試験でも、第1志望のところに落ちてしまうと、自分のすべてを否定されたような気持ちになってしまうもの。

小高「でも、行ってみるといい友達に恵まれてね。それから自分のやりたいことを見つけられてとか、ありますもんね」

つボイ「私がいい例や」

中学の時に成績が良く「優等生」と呼ばれていたというつボイ。第1志望の高校に入学したものの、入ってみれば1学年550人の学年の中で、常に500番台の成績だったそうです。

つボイ「考えてみたら東大に5人~10人、国公立は何百人と行くような高校の中では、地方の中学の優等生はめっちゃめちゃ下っ端を這いずり回るような、そんな経験をさせていただいた」

小高「考え方次第!」

その通り!

今の…嫁です

「我が息子にとっても、本当にそうだと思います。息子は高校受験で第1志望の高校に落ち、第2志望の高校に進学しました」(Cさん)

最初は落ち込み、不登校気味だったそうですが、部活に励むうちに楽しく登校できるようになったそうです。

「その時、息子を励ましてくれた先輩が今の…嫁です」(Cさん)

つボイ「ええもんゲットできましたやん!」

小高「すごいね!運命の出会いだったわけだ」

つボイ「年上の女房は“金のわらじを履いて探せ”とも言われてますから」

人生どうなるかわからない

「高校時代は部活に励み、大学受験も彼女の応援で第1志望の大学に合格。国家試験の受験の時も応援してくれました。

あの時、第1志望の高校に受かっていたら、ま、別の人生だったかもしれませんが、第2志望の高校での縁によって私もかわいい孫に恵まれました。本当にどこに縁があるかわかりませんね」(Cさん)

つボイ「人生はとにかく『禍福(かふく)は糾(あざな)える縄の如し』。若い人がよく言う言葉ですよね」

小高「若い人が言うかどうかはわかりませんが(笑)。ことわざにはいろいろ先人の知恵が詰まっておりますですね」

つボイ「人生がこれからとかどうなったとか、いろんなことを考えるのが3月。この時期ですよね。息子さんを見て、お孫さんを見て、そして自分の人生を見て。『ああーこうやった、ああやった』といろいろ皆さん、感じてらっしゃるんではないでしょうか」
(minto)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年03月08日09時01分~抜粋

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