つボイノリオの聞けば聞くほど

新生活を始める方に。お財布にも環境にも優しい引っ越し法

卒業・進学や就職、異動による転居、転職など新生活に伴って引っ越しする人も多くなる季節です。
引っ越しでゴミや不用品が出たり、新しいものに買い替えることも増えますが、ちょっとした意識で地球にもお財布にも優しくできるかもしれません。

3月6日に放送された『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが引っ越しについて話題にします。

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リサイクル品の活用を考える

新年度を控えた3月は新生活に向けた準備をする人が増える季節。
「引っ越しで意識できるSDGがないか、あれこれ考えてみた」と話し始める小高。

まずできるのは、いま使っている道具の見極め。新しいものでないとダメなのか、それとも今のまま使い続けられるかどうか、それとも中古品でもいいのかを考えること。

この時期、新生活に必要な家電や家具、日用品類フリマサイトに多く出品されたり、リサイクルショップに出回ることが増えます。

小高「絶対にこれがいい!と決めているこだわりのものでなければ、まず中古品を探してみるのがお財布にも環境にも優しいですよね」

つボイ「上手に探せば、比較的状態のいいものもたくさんあると思いますよ」

最近では、不要となった家電をリサイクル品として回収し、中を洗浄・メンテナンスして販売するリユース品ショップも盛況です。

新品を買う際にできること

もし、新しいものを買うことにした場合も、エコ仕様の製品を選んで少しでも環境に配慮したものを選ぶ、環境負荷の少ない材料を使用した製品を意識したいものです。

ここで気を付けたいのは、いきなりすべての品を揃えようとしないこと。

小高「いったん最小限の家電等で生活をスタートしてみて、どうしても必要だと思ったら買い足すのもいいですよ。最初にバーンと一式買ったけど、これあまり使わない、いらなかったなぁ…っていうことありますし」

つボイ「後でほしいと思ったものって、大抵本当に欲しくて必要なものですもんね。最初に費用を抑えつつも、無駄のない買い方ができるということです」

不要になったものはリサイクルか譲渡

また、学生で下宿を引き払って実家に戻る場合や、内定先企業の寮に家具が備え付けられている場合は、使っていた家電などが不要になります。
こんな時はそのまま処分するのではなく、リサイクルに回せないかを考えることも大切。

何かとお金が要る時期、リサイクルショップでの買い取りはちょっとした収入になります。
また、下宿生の多い大学や専門学校によっては後輩などに譲渡できる「譲渡会」などを開催しているところもあるようです。

小高「大きな家電や家具だけでなく、食料品やトイレットペーパーなどの日用品のストックも、引っ越しが決まっている場合は計画的に使い切って、引っ越し準備を楽にする、荷物を減らすことを考えるといいかもしれませんね」

つボイ「友達や後輩に『引っ越しを手伝って』とお願いするついでに、欲しいものを持って行ってもらうのもいいですよ。手伝いに来た人も嬉しいし、楽しい思い出になります」

不要なものは売ったり譲ったりして、荷物を減らせば引っ越し費用も安く抑えられます。
環境を考えながら、節約を取り入れてみてはいかがでしょうか。
(葉月智世)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年03月06日11時36分~抜粋

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