2月12日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)は、祝日のため「昭和歌謡」を特集しました。
現在の若者には新鮮な楽曲を、つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介します。
昭和歌謡を振り返ると「不適切な話」は避けられない?
今でも歌える
「こどもの頃に聴いていた昭和歌謡ですが、レコードや録音したものを繰り返し聴いていたわけでもないのに、今でも歌えるから不思議です」(Aさん)
つボイ「若いうちは脳みそに沁み込みやすいし、今は、耳からうどんを下げてるようにヘッドホンで聞いている人が多いんです。だから街にあふれる音楽が昔より少なくなった」
今は配信などで多種多様な音楽を聴く時代ですが、昭和の時代はテレビ・ラジオで音楽を知る時代。
ベストテン番組がいくつもあり、ヒットするとどこに行ってもその曲がかかっていました。
つボイ「若いうちは脳みそに沁み込みやすいし、今は、耳からうどんを下げてるようにヘッドホンで聞いている人が多いんです。だから街にあふれる音楽が昔より少なくなった」
今は配信などで多種多様な音楽を聴く時代ですが、昭和の時代はテレビ・ラジオで音楽を知る時代。
ベストテン番組がいくつもあり、ヒットするとどこに行ってもその曲がかかっていました。
ヒット曲が多すぎる
「リクエストをしようと思いましたが、どの曲をリクエストすればよいのか、沢山ありすぎて分かりません」(Bさん)
つボイ「昭和というのは一番長い年号でしたからね」
「今でも車の中聴く音楽は70年、80年代の曲ばかりです。みなさん、どんな曲をリクエストするんでしょう?」(Bさん)
つボイ「他の方のリクエストしたやつを聞いても、聞き応えのある曲ばかりだと思いますよ」
つボイ「昭和というのは一番長い年号でしたからね」
「今でも車の中聴く音楽は70年、80年代の曲ばかりです。みなさん、どんな曲をリクエストするんでしょう?」(Bさん)
つボイ「他の方のリクエストしたやつを聞いても、聞き応えのある曲ばかりだと思いますよ」
原曲に辿り着く
2000年生まれの佐藤楠大アナウンサーに昭和歌謡について尋ねる小高。
小高「やっぱり最近、若い子に流行ってる?」
佐藤「映画とかドラマとかで、過去の昭和をやる時に、その時の名曲が使われたりするじゃないですか。それで調べるんです」
最近のアーティストがカバーしているものから原曲に辿り着くこともあるそうです。
最近ではNHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』のモデルになった、笠置シヅ子さんの曲が注目されています。
笠置さんの曲は、中森明菜さん、松浦亜弥さん、UAさん、東京スカパラダイスオーケストラとどんとさんなど、いろんな人が歌い継いでいます。
小高「やっぱり最近、若い子に流行ってる?」
佐藤「映画とかドラマとかで、過去の昭和をやる時に、その時の名曲が使われたりするじゃないですか。それで調べるんです」
最近のアーティストがカバーしているものから原曲に辿り着くこともあるそうです。
最近ではNHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』のモデルになった、笠置シヅ子さんの曲が注目されています。
笠置さんの曲は、中森明菜さん、松浦亜弥さん、UAさん、東京スカパラダイスオーケストラとどんとさんなど、いろんな人が歌い継いでいます。
生まれる前の曲
小高「うちの娘が保育園の時に、ピンクレディーをかけて踊る行事があったんです。その時は保育園全体でピンクレディーの大ブームがありましたね」
つボイ「いろんな要素で受け継がれていくわけですよね」
自分が生まれる前の曲を聞く、佐藤アナの立場を、つボイは自分に置き換えてみました。つボイは1949年(昭和24年)生まれ。
つボイが生まれる前の曲として、映画『愛染かつら』の主題歌「旅の夜風」(1938年・昭和13年)と、田端義夫さんのヒット曲「大利根月夜」(1939年・昭和14年)を挙げました。
小高「佐藤さんが首をかしげております。昭和歌謡ってやっぱりレトロな感じがあるんですか?」
佐藤「レトロな曲調だと思いますけど、歌詞は割とストレートで、想像しやすくて素敵だなと思います」
昭和歌謡を新鮮に思う人、懐かしく思う人、いろんな人がいます。
つボイ「いろんな要素で受け継がれていくわけですよね」
自分が生まれる前の曲を聞く、佐藤アナの立場を、つボイは自分に置き換えてみました。つボイは1949年(昭和24年)生まれ。
つボイが生まれる前の曲として、映画『愛染かつら』の主題歌「旅の夜風」(1938年・昭和13年)と、田端義夫さんのヒット曲「大利根月夜」(1939年・昭和14年)を挙げました。
小高「佐藤さんが首をかしげております。昭和歌謡ってやっぱりレトロな感じがあるんですか?」
佐藤「レトロな曲調だと思いますけど、歌詞は割とストレートで、想像しやすくて素敵だなと思います」
昭和歌謡を新鮮に思う人、懐かしく思う人、いろんな人がいます。
男の色気
昭和歌謡特集で一番多くのリクエストが寄せられた歌手がジュリーこと沢田研二さんでした。
小高「昭和歌謡と言えば、ジュリーっていう人が結構多いんですね」
つボイ「志村けんさんと一緒にコントもやってました」
「小学校の高学年でした。こどもながらに沢田研二に男の色気を感じました」(Cさん)
昨年のはじめにはコンサートへ足を運んだというCさん。見た目は当時と変わっても歌の色気は健在だったそうです。
「生の『勝手にしやがれ』を聞いた時は本当に感動いたしました。『あああ~』というところは、ついつい両手を上げて一緒に歌ってました」(Cさん)
小高「カラオケで誰かが歌うと、関係ない別の席の人も、みんなでやりますよね」
小高「昭和歌謡と言えば、ジュリーっていう人が結構多いんですね」
つボイ「志村けんさんと一緒にコントもやってました」
「小学校の高学年でした。こどもながらに沢田研二に男の色気を感じました」(Cさん)
昨年のはじめにはコンサートへ足を運んだというCさん。見た目は当時と変わっても歌の色気は健在だったそうです。
「生の『勝手にしやがれ』を聞いた時は本当に感動いたしました。『あああ~』というところは、ついつい両手を上げて一緒に歌ってました」(Cさん)
小高「カラオケで誰かが歌うと、関係ない別の席の人も、みんなでやりますよね」
「勝手にしやがれ」の思い出
つボイ「私がバイトの先輩に連れてってもらったピンク系のサロンでお酒を飲んでましたら、突然、照明がポンと消えたんです」
チャランチャラッチャーン、チャランチャラッチャーンと始まる「勝手にしやがれ」のイントが流れると、司会の人が「ハイ、サービスタイム。お姉さん方、張り切ってサービスどうぞ」と言うと…。
つボイ「隣でお酒注いでいたお姉さんたちが膝の上に乗って、チャランチャラッチャーンと腰を振ってくれたのがこの曲です」
小高「不適切にもほどがありますねえ」
つボイ「昭和の話をしたら不適切なことも出てきますやん」
チャランチャラッチャーン、チャランチャラッチャーンと始まる「勝手にしやがれ」のイントが流れると、司会の人が「ハイ、サービスタイム。お姉さん方、張り切ってサービスどうぞ」と言うと…。
つボイ「隣でお酒注いでいたお姉さんたちが膝の上に乗って、チャランチャラッチャーンと腰を振ってくれたのがこの曲です」
小高「不適切にもほどがありますねえ」
つボイ「昭和の話をしたら不適切なことも出てきますやん」
カッコいいけど面白い
「勝手にしやがれ」は1977年(昭和52年)にリリースされた沢田さんのヒット曲。沢田さん最大のヒットとなった「時の過ぎゆくままに」(1975年)同様、阿久悠さん作詞・大野克夫さん作曲のコンビで作られました。
つボイ「大野さんはスパイダースでスチールギターとか弾いてた方です。語り出したらキリがないわ」
グループ・サウンズは、現在74歳のつボイにとっては10代でのムーブメント。沢田さんの蘊蓄を語っていきました。
つボイ「ジュリーはもともとタイガースのメンバー。私の年代から言うと、ヒットパレードかなんかの番組に出てました」
「関西から来ました。バンドの名前はまだありません」と、長髪でゾロっとした格好で出演していたそうです。
つボイ「これから活躍すると思いますよ、という頃から見てた。その後、関西だからタイガースと安易な感じで名前がついたんです」
小高「ジュリーはカッコいいのに面白いよね。私はドリフターズの『8時だョ!全員集合』のイメージが強いんですよ」
沢田さんは志村けんさんと息の合ったコントを披露。この日は昭和歌謡の懐かしい話で盛り上がりました。
(尾関)
つボイ「大野さんはスパイダースでスチールギターとか弾いてた方です。語り出したらキリがないわ」
グループ・サウンズは、現在74歳のつボイにとっては10代でのムーブメント。沢田さんの蘊蓄を語っていきました。
つボイ「ジュリーはもともとタイガースのメンバー。私の年代から言うと、ヒットパレードかなんかの番組に出てました」
「関西から来ました。バンドの名前はまだありません」と、長髪でゾロっとした格好で出演していたそうです。
つボイ「これから活躍すると思いますよ、という頃から見てた。その後、関西だからタイガースと安易な感じで名前がついたんです」
小高「ジュリーはカッコいいのに面白いよね。私はドリフターズの『8時だョ!全員集合』のイメージが強いんですよ」
沢田さんは志村けんさんと息の合ったコントを披露。この日は昭和歌謡の懐かしい話で盛り上がりました。
(尾関)
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