つボイノリオの聞けば聞くほど

短すぎて伝わらない!こどもからのメール、どうすりゃいいの?

自分のこどもの笑える失敗やあきれた行動などについて投稿が集まる、CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の名物コーナー「バカ息子・バカ娘」。

2月6日の放送では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが、メールに関するジェネレーションギャップについて取り上げます。

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短すぎる返信にイラッ

「最近の若者はメールの文章が短い」と話題となっていますが、あまりにも短いと内容がよくわからなくなります。

「私には22歳になる娘がおりまして、すでに就職している大人なんですが、メールの返信内容が社会人とは思えない稚拙さに、非常にムカついております。

ある日残業で帰りが遅くなった娘に対して、歩いて帰るのは危険であろうと私は気を遣って、『駅に迎えに行こうか?大丈夫か?』とメールしました。

それに対して娘からは『おけ』と返ってきました。

『おけ』はOKの意味だと思うんですが、それは『大丈夫です。迎えはいりません』のOKなのか、『了解です、迎えよろしくね』の意味なのかハッキリわからず、どうこちらは行動したら良いのかわかりません。

『返事しにくいメールを送ってしまったのか』と反省しつつ、再度『迎えに行った方が良いのか、行くなら駅に何時に着くのか』とメールをすると、『20』と返信が来ました。

返信の時刻は19時50分で、おそらく20時20分に着くという意味なんです」(Aさん)

めんどくさいから短い?

「了解」を「りょ」などと略すなど、メッセージは短く打つことが広まっていますが、伝わるかどうかは受け取り側にもよります。

小高「でも20時かもしれないし、わかんないもんね」

つボイ「返信の時刻が19時50分やから、距離からして20時では行かんから、もう20時台に着くっていうのは娘の頭の中にあるわけやから、分の方だけや」

小高「(『分』という文字を打つ時に)数字から漢字に変えなあかんから、めんどくさかったんや、たぶんね」

つボイ「機種によっては『2020』って入れると、『20時20分』ってすぐ変換できるように出てきますよ」

小高「そういうふうに変換しなくても『2020』だけでも何となく察しはつくけど、それもめんどくさかったのかな」

親の怒りに子が反発

Aさんの投稿は続きます。

「とにかく親には最低限の単語で、しかも意味が二重にも三重にも取れるようなあいまいなメールしか送ってきません。

自分は仕事柄、常日頃より相手に誤解を招くような質問内容や、主語がハッキリしてないメールを打たないように気をつけているつもりなので、こういったアホ娘のメールには非常に腹が立ちます。

結局は無難に早めに迎えに行って、帰ってきた娘に対して『お前のメールには主語がないからわかりづらい。あと、メールを受け取った相手に対する気遣いがまったく見られない。職場でこんなメールを打ってたら、えらい怒られるわ!とにかくもっと相手にわかりやすいメールをするのが家族といえど、最低限のマナーや!』と叱りました。

するとバカ娘は『はあ?意味がわかったからちゃんと迎えに来たんでしょ、伝わってるじゃん!てか文章の流れでわかってよ!』とこきやがりました。
あきれ返った私は怒る気にもなれませんでした。

あとでこの顛末を聞いた嫁さんからは、『こんなもんよ、今の子どもなんて』と言われましたが、まったく理解できません!

みなさんも子どもからのメールの内容にムカついた経験はございませんでしょうか?
共感してくださる方がいると、少しでも私の怒りは収まると思います」(Aさん)

昔から文章は略されていた

つボイは「今に限らず、昔から日本人は文章を書くのがあまり上手じゃない」と語ります。

つボイ「古典の授業でよう迷ったのが、古典の文章って主語があらへんのですよ。
これやったらこの人やな、とか文脈で通じるんですけども、もっと言うならば『させたもう』という二重敬語なら、主語がなくてもやんごとなき方、帝クラスの人やなっていうのがわかるんやけど、『ちゃんと主語を書けよ』と思ってました」

小高は主語と目的語を省いても良いのが日本語の特徴と語り、とにかく明るい安村さんの「安心してください、履いてますよ」というギャグも、外国人からすると「パンツ」と言いたくなるらしいと続けました。
(岡本)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年02月06日10時02分~抜粋

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