つボイノリオの聞けば聞くほど

昭和から令和へ、脈々と続くラブホの変遷

2024年01月31日(水)

トーク

ラブホテルに関する投稿が多数寄せられる、CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の「ラブホのコーナー」。

1月29日の放送では、昭和、平成、令和と、時代によってラブホは変わってきたことが投稿で明らかになります。
つボイノリオと小高直子アナウンサーが投稿を紹介します。

知らぬが仏

まずは母と娘からわかる令和のラブホです。

「我が家の娘は30歳。彼氏ができて、いま幸せでいろいろ話してくれます。この前、ラブホに行った時、部屋に『ご当地カップラーメンが欲しい方はフロントまで連絡を』とあったので、彼氏が頼みました。

顔を見ず料理が運ばれるところでもらえると思っていたら、ドアがノックされ、開けたらおばさんがカップラーメンを持って立って、『ひとつと言われたけど、ふたつ持ってきゃー』と言われたそうです。

そこでは食べずに持って帰ってきて、おみやげと言って、主人に渡していました。主人はまさかラブホでもらったと思ってなく、嬉しそうに食べていましたが、父ちゃんホントのこと聞いたら、と思うとちょっとかわいそうになりました」(Aさん)

小高「お母さんには言うけど、お父ちゃんには言ってないのね」

父親は知らない方がいいようです。

一家の歴史を支える

次は30年前、平成のラブホ体験の話です。

「うちの奥様の実家の近くにラブホがあります。そこに手前ども夫婦は結婚前に3、4回、結婚後に1回訪れました」(Bさん)

小高「ちょっと実家では難しいなということですね」

つボイ「実家でもよろしい方もいるでしょうね」

「一番上の子はおそらくそこで仕込んだものです」(Bさん)

つボイ「お前の故郷はここやぞ、ということです」

Bさんは続けます。

「あれから30数年、建物はそのままで今も立派に営業を続けておられます。当時は、周辺は田んぼだらけだったはず。今は住宅や工場に囲まれてしまったラブホ、私たちの人生の道しるべとしてこれからも見守り続けたいと思います」(Bさん)

つボイ「一家の歴史の中に燦然とこのラブホがあるんです」

意外としみじみとした話になりました。

スペイン坂の変遷

Bさんの投稿で何か思い出したつボイ。

つボイ「飲食店は人通りの多いところが有利ですが、この業界だけはあまり人通りがいらない。
東京の渋谷に『スペイン坂』という、人の通りの少ないくねくねした小さな通りがあり、そこにラブホがあったんです。だいぶ経ってから行ったら、めっちゃ人通りがあって…」

小高「おしゃれな通りになり果ててたのね」

つボイ「こんなに発展しやがって。こんなもん、入りにくいし出にくいし」

妙に残念そうです。

『おとなのえほん』

昭和末期に放送されていた、ローカルテレビの懐かしい話です。

「深夜放送だとギルガメ(『ギルガメッシュないと』テレビ東京系)も良かったけど、三重テレビでやっていた『おとなのえほん』も大変良かったです。
大阪のラブホとか紹介しておりましたが、見ながら『愛知に住んでいるから、俺は行けないわ』と」(Cさん)

『おとなのえほん(絵本)』は兵庫県のサンテレビで80年代後半か90年代半ばまで、タイトルを変えながら制作・放送されていた深夜番組です。
東海エリアでは三重テレビがネット放送していました。

小高「昔の深夜のちょっとエッチなテレビって、ラブホのコマーシャルで1枚だけの絵が貼りついたようなの、違いましたっけ」

つボイ「あれ、局の女性のアナウンサーが読まされてましたね」

こうした思い出は何十年経っても忘れられないようです。
(みず)
 
つボイノリオの聞けば聞くほど
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2024年01月29日10時02分~抜粋
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